中島久枝のレビュー一覧

  • 浜風屋菓子話 日乃出が走る<二>新装版

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    西洋菓子にこころ惹かれる日乃出
    明治初期の横浜という土地もあり、時代の雰囲気を敏感に感じ取り、結果を出すことだけを急ぐ
    そんな日之出を危なっかしく思う周囲と気持ちがすれ違う。

    プロジェクトの結果だけを求めず、地道に土台を固めて、プロジェクトのポテンシャルを高めることも必要ということですね。

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    2020年08月02日
  • 浜風屋菓子話 日乃出が走る 新装版

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    猪突猛進ぎみではあるけれど、必死に前に進む姿が、他人を引き込み、巻き込んで形を成していく。
    プロジェクトへの情熱がプロジェクトを成功に導くということでしょうか。

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    2020年08月02日
  • なごりの月~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(二)~

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    日本橋牡丹堂シリーズ第二弾。もっと菓子作りを学びたい!と、
    小萩は江戸へ。そこでは新たな事件が待っていた。
    ・初春 祝い菓子は栗きんとん・・・帰った実家では姉の婚礼の準備。
         小萩にも結婚の話が。菓子作りの修業はどうなるのか?
    ・陽春 白風吹饅頭の風雲児・・・かつて牡丹堂で修業していた男。
       彼の作った菓子が評判に。人の一生に寄り添う菓子屋とは。
    ・初夏 かすていらに心揺れ・・・世話になった千草屋の頼みで、
         伊佐が手伝いに。心揺らぐのは小萩だけでなく・・・。
    ・盛夏 決戦!涼菓対決・・・牡丹堂と鷹一の見世の菓子対決。
          それに潜む謀とは?徹次の想い、鷹一の想いも。
    嫁ぐ姉のために祝い菓子を作った小萩は、決心を新たに江戸へ。
    牡丹堂の面々に迎えられ働き出すが、そこへ現れた一人の男。
    かつて見世で修業していた鷹一は、屋台で菓子を売り出した。
    その菓子が騒動を引き起こす。それは牡丹堂の人々にも影響を。
    和菓子の描写はなかなかなもので、美味しそう。
    和菓子作りも生き生きと描かれています。
    だけど、主人公の小萩が中途半端で、菓子の絵の考案は良いけど、
    初春以外では菓子作りの場面が出てこないうえ、他人の事と
    恋?で頭がいっぱいな感じで・・・何しに見世に戻ったのかしら?

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    2020年07月22日
  • 浜風屋菓子話 日乃出が走る<三>新装版

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    新しい菓子を考える、創造するのは難しい。職人を目指す日乃出、淡い恋をする日之出、ちょっとばかり残念な日之出もいて親近感がわく。
    やれることをやっていく、それがなかなか上手くいかない。
    焦らず慌てず一歩ずつだね。

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    2020年07月18日
  • それぞれの陽だまり~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(五)~

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    日本橋牡丹堂菓子ばなし、シリーズのようです。
    はじめて読みましたが、それでも十分楽しく読めました。

    菓子職人として、いろいろ悩む日々の小萩と、お店に新しく入ってきたなんでもそつなくこなして、みんなに評判のいい須美さん。

    お店の人間関係や、お菓子つくりにかける思いが面白かったです。シリーズの初刊から読んでみようかな、と思いました。

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    2020年07月09日
  • いつかの花~日本橋牡丹堂 菓子ばなし~

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    一年を期限に菓子作りを学びに、牡丹堂で働く小萩。
    四季の移ろいと共に、娘の成長と人情の短編連作。
    春 桜餅は芝居小屋で・・・川上屋の嫁と姑。意見の相違は
       牡丹堂にも影響が。江戸と京との桜餅の違いと味の喧嘩。
    夏 江戸の花火と水羊羹・・・幹太が店の手伝いを怠ける理由とは。
       友たちへの想い、亡き母の事。そして家族の幹太への愛。
    秋 おはぎ、甘いか、しょっぱいか・・・伊佐が逢う相手は何者?
       それと見世移りとの関連は。親と子、それぞれの情。
    冬 京と江戸 菓子対決・・・故郷へ帰る日が近づく小萩。
       そんな折、江戸と京の菓子対決の話が持ち上がり、
       牡丹堂は上生菓子の代表となる。幻の花の菓子とは?
    参考図書有り。
    菓子屋牡丹堂で小萩は菓子作りと、世の中の事を学んでゆく。
    憧れの菓子を見たい、作りたいの一心で、十六歳で江戸へ。
    どちらかと言えば不器用だけど、一生懸命さはある。
    色味を生み出すセンスもある。そんな彼女を受け入る牡丹堂。
    見世での、周辺の、人間模様が味付けとなり、成長し、
    自分の道を見出すという、人情物語です。
    全体的には面白く、さくさく読めるし、菓子の描写も良い。
    周辺の人物が程好く丁寧に描かれているのです。
    ただ、一話毎が出来事を盛り込み過ぎで、
    ちょっと忙しない感じがしました。

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    2020年07月01日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ

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    生家を火事で失くした梅乃は生き別れとなった姉、園を探すため、湯島天満宮の近くにある宿「如月庵」で女中として働くことに。そこで出会う人々や、初めての仕事で成長していく姿を描く。

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    2020年06月22日
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話<二>

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    若き菓子職人日之出と、仲間たちの物語第ニ談。
    大物商人、谷善次郎との戦いにはかったものの、結局大事な掛け軸は手放すことになってしまった日之出。それでも職人として「浜風屋」を立派な店として大きくしていこうと頑張っている。そんな時、外国人の商人が日之出に自分たちがこれからオープンするホテルで、西洋菓子の職人として働かないかと誘われる。和菓子とは全く違う西洋菓子の魅力に興味がある日之出は、勝次と喧嘩してロビンソン商会が経営するホテルで西洋菓子の作り方を学ぼうとするが、、、。
    勝次や純也ともすっかり馴染み、浜風屋も順調に商いをしてる時に起こる西洋菓子をめぐる問題。菓子職人として新しいものに挑戦したい日之出と、まずは和菓子をしっかり学んでからと耳を貸さない勝次。どちらかの言い分もわかるだけにハラハラする。エクレアやメレンゲがまだまだ知られてもいなかった時代の横浜の話が楽しい。結局落ち着くところに落ち着いて頑張る日之出。また続いていきそう。

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    2020年05月16日
  • 一膳めし屋丸九

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    日本橋北詰の魚河岸のほど近くに一膳めし屋
    「丸九」がある。たまのごちそうより日々のめしが
    体をつくるという、父の教えを守りながら店を
    切り盛りするのは、今年29となったおかみの
    お高で…。暖かい人情派時代小説。

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    2020年01月29日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻

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    リアリティーばかりをを追求するのは、ダメだと判ってるけど
    余りにフレキシブルで、下手すりゃ今よりホワイトな勤務体系はどうなの?

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    2019年08月20日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻

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    シリーズ第2弾。

    今回は、仲居頭の桔梗の過去に関わる人物が登場します。

    梅乃もお客様に振り回されながら奮闘していますが、何やら気になる人ができた模様・・。
    紅葉の“ガキ大将”っぷりが、なかなか良い味出しています。

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    2019年08月19日
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ

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    火事で焼きだされ、姉・お園と離れ離れになってしまった梅乃。
    お園を探しながら、お宿・如月庵で訳ありっぽい従業員達に囲まれ、奮闘する梅乃の姿が健気で、応援したくなります。
    続きはあるのでしょうか・・。

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    2018年08月30日
  • いつかの花~日本橋牡丹堂 菓子ばなし~

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    じっくり、というよりはちょっとした時間にパパッと読める軽さ。読みやすかった。ただ会話がかなり現代語なのであまり江戸の世界に浸っている感覚にはなれないかな。

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    2017年08月24日
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話

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     恋は甘いばかりの物ではなかった。残酷に人を打ちのめし、地面にたたきつける。孤独な思いに震えさせる。
     それでも人は恋をする。何か分からない力にからめとられるように引きつけられていく。
    (P.185)

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    2016年12月07日