中島久枝のレビュー一覧
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シリーズ第4弾。
今回は、板前・杉治の過去が明らかになります。
人目がある中で、暴れ馬から咄嗟に少女を助けたことから、“身元が”割れたのでは・・と悶々と悩む杉治。
“蜘蛛茸”の事を医者の助手の桂次郎にペロっと話してしまったり、見習いの竹助に「(杉治の)後ろ姿が板前じゃない」と言われたり、何気に脇が甘い杉治ですが、さて葛藤する彼はどうなるのか・・。
そして、いつものように部屋係の梅乃と紅葉も色々引き起こしながら、元気に働いています。第四話「人形と旅する男」では、人形を生きているように扱う謎のお客を巡って、梅乃を心配した紅葉と喧嘩のようになってしまうのですが、その時の紅葉の「あたしは梅乃のことが -
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日本橋牡丹堂シリーズ第二弾。もっと菓子作りを学びたい!と、
小萩は江戸へ。そこでは新たな事件が待っていた。
・初春 祝い菓子は栗きんとん・・・帰った実家では姉の婚礼の準備。
小萩にも結婚の話が。菓子作りの修業はどうなるのか?
・陽春 白風吹饅頭の風雲児・・・かつて牡丹堂で修業していた男。
彼の作った菓子が評判に。人の一生に寄り添う菓子屋とは。
・初夏 かすていらに心揺れ・・・世話になった千草屋の頼みで、
伊佐が手伝いに。心揺らぐのは小萩だけでなく・・・。
・盛夏 決戦!涼菓対決・・・牡丹堂と鷹一の見世の菓子対決。
それに潜む謀とは?徹次の想い、鷹一の想いも -
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一年を期限に菓子作りを学びに、牡丹堂で働く小萩。
四季の移ろいと共に、娘の成長と人情の短編連作。
春 桜餅は芝居小屋で・・・川上屋の嫁と姑。意見の相違は
牡丹堂にも影響が。江戸と京との桜餅の違いと味の喧嘩。
夏 江戸の花火と水羊羹・・・幹太が店の手伝いを怠ける理由とは。
友たちへの想い、亡き母の事。そして家族の幹太への愛。
秋 おはぎ、甘いか、しょっぱいか・・・伊佐が逢う相手は何者?
それと見世移りとの関連は。親と子、それぞれの情。
冬 京と江戸 菓子対決・・・故郷へ帰る日が近づく小萩。
そんな折、江戸と京の菓子対決の話が持ち上がり、
牡丹堂は上生菓子の代表となる -
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若き菓子職人日之出と、仲間たちの物語第ニ談。
大物商人、谷善次郎との戦いにはかったものの、結局大事な掛け軸は手放すことになってしまった日之出。それでも職人として「浜風屋」を立派な店として大きくしていこうと頑張っている。そんな時、外国人の商人が日之出に自分たちがこれからオープンするホテルで、西洋菓子の職人として働かないかと誘われる。和菓子とは全く違う西洋菓子の魅力に興味がある日之出は、勝次と喧嘩してロビンソン商会が経営するホテルで西洋菓子の作り方を学ぼうとするが、、、。
勝次や純也ともすっかり馴染み、浜風屋も順調に商いをしてる時に起こる西洋菓子をめぐる問題。菓子職人として新しいものに挑戦したい