三津田信三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
十三の呪、四隅の魔と来て、六蠱の驅って、五はどうしたんですか三津田先生?!これも何かの伏線ですね?!とどうしても穿った見方をしてしまう三津田ファンです、ごめんなさい( ^ω^ )
今作は、すっかり丸くなった感のあるツンデレ探偵(笑)・弦矢俊一郎が、これまた当初に比べて険の取れまくった曲矢刑事の非公式な協力依頼を受け、
『犯人に狙われていると思われる被害者候補達に、どのような死相が出ているかを確認する』
ことを承諾したことから幕を開けます。
前作までもそうでしたが、今回改めて、『殺人事件が終結してから謎解きをする』あるいは『事件の渦中にあって、死の連鎖を止めようとする』という従来の探偵小説と -
Posted by ブクログ
閉鎖空間での降霊と突然死と謎の第三者出現…だと…?そんな…そんなの…買うしかないじゃな〜い!笑
というわけで、シリーズ一作目を読み終わる前に実は買っちゃいました、今作。何故私は、消費税増税の前にシリーズをまとめ買いしなかったのか(T_T)
本格推理小説としてはやはり刀城シリーズの読み応えには及ばないかしらという思いを新たにしつつ、シリーズ物としてはこっちの方が面白いんではないかしら〜と早くもトキメキ始めました、死相学探偵シリーズ第二弾です( ^ω^ )
とにかく探偵さん始め、やり手なおばあちゃんや曲矢刑事、僕にゃん(笑)のキャラが非常に面白いです( ^ω^ )
2作目にしてこの馴染みっぷり… -
Posted by ブクログ
刀城シリーズを書いてる三津田先生の作品なら、さぞかし魑魅魍魎が跋扈するおっかない本格推理小説なんでしょうな〜!(ワクワク
と思ってたら、予想を裏切ってまさかのライトな読み応え。
人間嫌いのツンツン美形青年探偵(にゃんこ好き)…だと…?!嫌いじゃないわ!←
刀城ワールドのおどろおどろしい雰囲気に慣れた人にとっては、物足りなさが残る作風かも知れません。
今作の舞台となる一家にまつわる因縁も歴史的背景もまあ驚くほどアッサリしてますし、屋敷内の部屋割りを仔細に描写してるからその辺りが推理の突破口かな〜(ワクワク)と目を皿にして読んだら、その辺りは全然ヒントの糸口にもならなかったし。
でも、三津田先生 -
Posted by ブクログ
刀城シリーズでホラー小説にすっかり免疫が付いたつもりになっていました(過去形)。
今作は、とにかく怖い。息次ぐ間も無く、ひたすら、怖い!
最近の読書スタイルは、【ぬるいお茶を飲みつつ布団の中でぬくぬく暖を取りながら読む(至福)】なのですが、冒頭数ページで布団の中に入ってる足の爪先がヒュッと縮みました。何か冷たい物が足首に触れたような…家族皆が寝静まった筈の家の中に、何かの気配がするような…何かめっちゃ御不浄に行きたくなって来たような……怖いよおかあさーん!!
というわけで、寝る前ではなく仕事の休憩中に少しずつ読み進めました。それでもやっぱり怖い。
ふと、周囲の喧騒に置いてきぼりにされるよう -
Posted by ブクログ
三津田信三の「冬城言耶」シリーズの第四作目にあたる短編集。正確にいうと、短編が三本に、中長編(表題作)が一本。
正直にいうと、前作(特に衝撃度がハンパない第一作=厭魅の如き憑くもの)ほどの迫力も、背筋の凍る怖さもない。・・・といっても面白くないわけではなく、これはこれで良くできているし、そこそこ面白いのよ。
ただ、この本を読んではっきり明確に、このシリーズの構成要素&どこがおもしろいのか、が見えてきました。そう言う意味では収穫は大きかった。
1、こわ~い怪異にはページ数が要る。
身の毛もよだつようなホラー要素を十分に描写するには、つまり作品世界の情緒を引き出すにはかなりのページを割く必要がある -
Posted by ブクログ
刀城言耶シリーズの初の短編集。今までだと「天魔の如き」が唯一の短編でしたが、今回は短編集。といっても最後の表題作は中編くらいのボリュームですが。
読んでみて・・表題作はなかなかに面白かったです。これまでと比べてそれほど遜色のない出来というか。
ただあとの「短編」は正直ちょっと物足りない感じがしました。もともとが「その土地に根付く言い伝え」なんかを丹念に積み上げて雰囲気づくりをした上での事件、という流れが強いシリーズなのでそういう雰囲気を十分に作れないまま「こんな事件があって、真相はこれです」というさっぱりしすぎた印象が強い。ちょっと短編のボリュームではきついのかもしれないなあ、と。 -
Posted by ブクログ
弦矢俊一郎シリーズの3作目です。
角川ホラー文庫ということですが、
特に怖いということはありません。
怖さで言うと当事者目線で話が進む前作の方が上だと思います。
女性の体の一部を除いて焼くという猟奇殺人が続けて起こり、
ネット上の犯行声明文から、
どうやら「六蠱の躯」という呪法が目的らしいと分かります。
この呪法は女性の各部位を寄せ集めて理想の女性を作り出すというもの。
じゃあ誰がどういう基準で被害者女性を選び出すのか、
という犯人探しになるのですが。
俊一郎の祖母ちゃんも言ってますが、
こういう犯人探しは警察の機動力しかないので、
死相学探偵の特技があんまり活きてこないです。
「愛染様」と