和田裕美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
audible50冊目。
天真爛漫な「ママ」の言葉に救われながら、わたしはわたしの母のことを想って涙が出ました。
不倫相手を堂々と娘に紹介したり、娘を捨てて男と家を出てしれっと戻ってきたり、という点では、「ママ」のことを好きになれませんでした。
が、「ママ」の娘にかける言葉たちが、温かくて力強くて元気をもらえて、主人公と同じようにどうしても「ママ」のことを憎めないし、大好きになってしまいました。
わたしの母は、わたしたち子どものためだけに自分の人生を歩んできてくれたひとだから、このママとはだいぶ雰囲気は違うのだけど、
わたしのことをタカラモノのように大事にして、励ましてくれたり、叱ってくれたり、大きな愛で包んでくれたなあと思いました。
別れは突然やってきてしまうことはよーく理解しているつもりなのに、全然親孝行できていない。
きっとわかってくれる、と甘えてしまう。
主人公が、終章で後輩にアドバイスした際に、「自分の中にママが生きている」と実感した場面がとても良かったです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ現実社会は理不尽なことがたくさんあるので、小説の中だけでも救われたいな〜と思って手に取った本。
初芽も他のAI推進部のメンバーも、人のために尽力してくれる、心の温かい人ばかりで、他部署からひどい扱いを受けながら会社を辞めないでいるより、AI推進部のメンバーで新しく会社を立ち上げればいいのに〜。と現実的ではないことを考えながら読んだ。
最後は、元社長がAI推進部を作った想いも明らかになったから、これからは会社での立ち位置も少しは良くなるといいな。
印象に残っているエピソードが2つある。下働きをしてくれるエビがいるから、水槽はきれいになる話と、辛いことを我慢するばっかりじゃなくて、誰かと分け合って甘いことも最初に味わってもいいっていうレモンキャンディの話。
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Posted by ブクログ
(2012/5/18)本田健さんのメルマガで薦めていたので手に取った本。
中学生むけに、どう考えてどう生きるかを提案している良書。
ひとことでいっちゃえば、
「悪いことがあった時に他人のせいにしても何も始まらないよ、そこから何か自分にとってよかったことを見つけて、
元気に生きていこう」ってなところでしょうか。
大人にはこれを「陽転思考」と言ってベストセラーになったそうですが、子供向けには「よかった探し」。
本のタイトルも「よかった探し」でいいと思うんだけどなぁ。
受験に失敗したけど、「滑り止めの学校のほうが制服がかわいくてよかった、通学が楽でよかった、学費が安くてお父さんが
よかった」と子供に考えさせる、、厳しいけど大事なこと。この話落ちがついてて、最後は補欠合格したということで。
「よかった探し」に比べると「陽転思考」ってなんだかおどろおどろしい。
「ポジティブシンキング」とは違う、と書いてあるけど、その違いは時間軸程度のもの。
常に前向きに考えるポジティブシンキングはそうできないとかえって落ち込むけど、
よかった探しは見つからない時はそのままでいい、っていう程度。
根っこは一緒だと思った。
著者も就職後すぐやめたりリストラされたりする中でこの考えを見出し、いまは教育会社を起こしているとか?
前を向いて生きていきましょう。
目次です。これだけ読んでもある程度分かる。
15歳向けにかんで含めるように、繰り返し、手を変え品を変え教えている。
でも我々大人にも、いや大人にこそ大事なことが詰まってる。
第1章「よかった探し」ってなんだ?
「わかったつもり」にならないで
「よかった探し」と「ポジティブシンキング」は違う
幸せになるためのカギをもつ
それでも「よかった」はある
道に迷ったらスタートに戻ればいい
ひとつの事実から、ふたつの人生
泥の入ったバケツに手を入れるとにかく「よかった」と口に出してみる
「過去のものさし」を捨てる勇気をもつ
「よかったフィルター」でいいことだけを取り入れる
悩んだときは大空を飛ぶ鳥になる
二者択一をする
二者択一で1週間後には128通りの人生が開かれる
失敗は「新たなスタート」のチャンス
「よかった探し」で踏ん張り力がつく
第2章「よかった探し」を身につける
まずは30日間を目標にスタート!
「よかった」を書き出す
「よかった探し」を誰かに伝える
一緒に「よかった」を探す
「よかった探し」ができないときは
第3章「よかった探し」で、こんな君になる!
大人になればなるほど重要なもの
「嫌いな人」がいなくなる
「嫌われない人」になる
「一緒にいたい人」になれる
自分に自信がもてるようになる
人を幸せにできる
「悔しさ」をバネにできる
「一生懸命な人」になれる
第4章「よかった探し」の思考パターンをつくっておこう
「負けてよかった」という思考パターン
「ライバルがいてよかった」という思考パターン
「価値観の違う人がいてよかった」という思考パターン
「悪口を言われたけどよかった」という思考パターン
「苦手なことがあってよかった」という思考パターン
「この外見でよかった」という思考パターン
「コンプレックスがあってよかった」という思考パターン
「失恋してよかった」という思考パターン
「親にうるさく言われてよかった」という思考パターン
「この家族に生まれてきてよかった」という思考パターン
「この時代に生きていてよかった」という思考パターン
「やりたいことがまだ決まってなくてよかった」という思考パターン -
Posted by ブクログ
ざっくりと表現しますと…人材派遣会社に勤めている新入社員と、彼女を取り巻く社員たちと展開されるお仕事小説です。
最初に出てくる上司の発言一つひとつが、主人公の働く意義を全否定するような表現となっています。現実でも聞いたことがあるような発言です。パワハラと捉えられても否定できない位だなと感じました。
会社では結果が重視され、結果を残せた人が出世していくのは良くあるパターンだと思います。その一方で目に見える結果がうまく残せない人がいるのも事実です。作中の主人公や異動先の社員たちは後者の方だと思います。しかし彼ら彼女らは困っている人と向き合い、見捨てずに手を差し伸べ、道を切り拓くきっかけを掴めるよう関わっている働き方をしていました。それは数値としては表現されにくいですが、一人の人の生き方を大きく変えられる力だと思います。もし現実であれば、主人公たちのように真剣に向き合ってくれる人に仕事を紹介してもらいたいなと、淡い思いを抱きました。
目立つ業績を残す人もいれば、下地を丁寧にコツコツと整える人もいる。働くときの心構えとして、業績だけが全てじゃないと心に留めて仕事に臨みたいと思わせる作品でした。