和田裕美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ興味を惹かれるタイトル。
人材派遣会社で働く女性、福田初芽(23)が主人公。営業部での成績が上がらず叱責され、メンタルがボロボロ…使えない社員ばかりがいるAI推進部へ異動になった。
最初の章はこの初芽が主人公。『しんどくても、逃げたら鬼ごっこがエンドレスに続くだけ…』そう思い、会社に残り、辞めないことを誓う。
次の章からは、このAI推進部にいるダメダメ社員ひとり一人が主役となりバックグラウンドが語られる。これが何とも胸を打つ。皆んな事情があり、この部署にたどり着いている。
太ったドン臭い山川くん(27)は優しすぎて営業成績があがらない、三浦さん(45)は社内の窃盗事件の濡れ衣を着せられ左 -
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Posted by ブクログ
ネタバレオーディブルで。
ビジネス界隈で有名な和田裕美さんの自伝っぽい小説?
和田裕美さんのこともこの本についてもよく知らなかったけど、お勧めされて読んでみた。
子供時代から始まっているこの物語、私は自分の子供時代を思い出した。温かくて、ありのままを認めてくれる元気なおばざん。大好きだったなあ。
一方、スナックで働いているような女性はできれば会いたくなかった。派手な格好でお化粧も濃く、別世界の人だった。私は子供ながらその人たちをちょっと蔑むように見ていたし、彼女たちもまたブサイク気味な私をバカにしていたと思う。
スナックで働いている女性、しかも大人気ママさんの魅力、能力は今でこそわかる。大尊敬。と -
Posted by ブクログ
エリートでもない、出世街道を進むわけでもない、ただひたすらに日々の仕事や生活に向き合っている人たちの物語です。
主人公は新卒で人材派遣会社に採用された女性社員。営業部での成績は揮わず、やらなくてもいいことをやる、もしくは普通なら言われなくてもやれることができないとしっ責続きで、採用されて一年と経たずに使えない社員の漂着先とされているAI推進部に異動になってしまう。やるせない気持ちを抱えて仕事を辞めてしまおうかと考えかけていた彼女を変えたのは、とある魚屋さんとの出会い。熱帯魚などの生きた魚を扱うその店の店主の言葉は彼女の心持ちや考え方を少しずつ変えていく。そして、AI推進部の他のメンバーも