あらすじ
何歳になっても短いスカートが似合うママは、今日も娘をそっちのけで、恋に仕事に忙しい。「幸せになりたいんやったら、誰かのせいにしたらあかん」。自由奔放なママに翻弄されるわたしは、反発しながら、それでも愛しながら、次第に大人になっていく――。著書累計220万部超のビジネス書作家が贈る、感動の親子小説!!
(※本書はポプラ社より『ママの人生』として単行本刊行された作品を改題・改稿したものです)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
周りからはあまり宜しく思われないかもしれないお母さん。でも娘にとっては、「あ、そうか。そんな考え方もあるのか」と何故かしっくりくることを教えてくれる偉大なお母さん。周りからどう思われていてもかけがえのないお母さん。気づけばなくてはならない存在で、最後はとても感動しました.*・゚ .゚・*.
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主人公がなんとなく似ていて凄く感情移入して泣いてしまった。関西弁、運動が苦手でなんとなく学校に行くのが嫌、母親が仕事で学校から帰るとメモ付きの夕飯、就職で上京。
途中で男の所へ走るのは最低だと思う。
でも主人公が許せたのは、自分はどうしたいのか、被害者になりたいのか、というお母さんの教えがあったからこそ。
受身ではなく能動的に動いて、自分の人生の責任を取るという大切な事を常に教えていたお母さん。
私も子度に何を伝えられるんだろう。
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えー好き、なんかさぁ、自由でフワフワしてる自分のママがやだなぁって思う時があって、でも自分も似てるなぁってとこもあって、そういうのが全て重なったよぉ、なんか楽しかった読んでて
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最初から最後までおもしろかった。
よくある御涙頂戴からのおもんない流れがなくてよかった。
生きていく上で大事にしたい考え方も盛り込まれていて自己啓発本っぽくもあった。
久々にこんなに気にいる本に出会えて嬉しい!
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美人で明るくて人気者の母と地味でどんくさい、娘ほのみの成長物語。
母がほのみに本物の愛情と生きてく上での独自の名言を与えていた。
終わりの方の父とほのみの食事のシーンはグッとくるものがあった。
ほのみにおっさんと呼び続けられた父親を私はわりと好きだ。
Posted by ブクログ
オーディブルで。
ビジネス界隈で有名な和田裕美さんの自伝っぽい小説?
和田裕美さんのこともこの本についてもよく知らなかったけど、お勧めされて読んでみた。
子供時代から始まっているこの物語、私は自分の子供時代を思い出した。温かくて、ありのままを認めてくれる元気なおばざん。大好きだったなあ。
一方、スナックで働いているような女性はできれば会いたくなかった。派手な格好でお化粧も濃く、別世界の人だった。私は子供ながらその人たちをちょっと蔑むように見ていたし、彼女たちもまたブサイク気味な私をバカにしていたと思う。
スナックで働いている女性、しかも大人気ママさんの魅力、能力は今でこそわかる。大尊敬。とうてい私にはできない。
明るく愛情たっぷり、自分の信じた道を行き、娘たちに背中を見せていくママ。すごい。
母娘とは思えないあけすけな会話は最初は驚いたけど、母と娘はこうあるべきという枠にとらわれず、お互いの個性を認め合い、向き合っているところがとても素敵だと思った。
素直に「大好きなママ」「大好きなほのみちゃん」と言い合える関係、いい。
ママとのお別れはとても悲しかった。なかなか受け入れられずに、でもママとの日々、ママの言葉やママのくれた愛情を思い出しながら前を向こうとするほのみちゃんにまた涙する。
営業スキルはママのスナックのお手伝いで学んだというほのみ。うんうん、そうか、そうなんだなあ。ママの恋愛観は今となっては古い価値観のものだけど、いろいろな人間を観察してきただけの知恵であって、一概に否定はできない。
どのくらい本当でどのくらいフィクションなのか全然わからないけれど、学び多く、心が温まり、また勇気ももらえる本だった。出会えて良かった本。
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お母さんは絶対に自分の幸せな方を選ぶ
いいところを見つけて大きく褒めてくれる
悲しいことや苦しいことからも、よかったことを
抽出して「よかったな」と言ってくれる
アホに見えるかもしれん。前向きを馬鹿馬鹿しく思うかもしれん。でも私はこんな生き方をしていたい
みんな結果を求めるかもしらんけど、
その過程で得たものが一番素晴らしいこと。
結婚とか付き合うとかよりも、誰かを好きになったことが大事
出世とか収益とかよりも、仕事を毎日コツコツやってきたこと、そこからいろんな感情をもらったことが素晴らしい。
Posted by ブクログ
私も息子に君は私のタカラモノなんだよと伝えていきたい。
破天荒なママの生き方は私には真似出来ないからこそ、自分の本心に従って真っ直ぐ生きているママはとても魅力的に見える。
普段小説は読まないが、非常に読みやすくて直ぐに読めた。
面白かった。
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少し型破りな"ママ"
でもいつだって真っ直ぐで嘘がなくて、間違いなく子供を愛している。
そして、一歩間違えばグレてしまうような環境でも、ママの愛情を間違えずに受け止めて素直にそだった主人公。
とても心温まる話だった。
Posted by ブクログ
非常に心温まる作品。
終章の父親との掛け合いの部分は感動。親も人間。思いや行動は伝わる。嫌いだから苦手なのではない。自分の苦手、嫌いな対応は相手に伝わっちゃう。
両親に対して、子供に対してどう接するかも考えさせられる。
Posted by ブクログ
なにがその子にとって
一番良い人生なのか?
親だって自分の人生で
経験した事を知るのみ。
そのわずかな経験値に
照らして、
ああしろ、こうしろと
五月蝿く言わないこと。
その子の人生はその子
だけのもの。
世間とか、常識とかは
まったく及ばないこと。
そんなことよりもその
ままのあなたを愛して
いると伝えたい。
もっともっとたくさん。
子どもはそれを杖とし
この先の人生を歩んで
いくのだから。
笑いあり涙あり
破天荒な母親だけど、こんなお母さんいいなって
すごく思いました。人生で躓いたら愛情いっぱいに励ましてくれ、いっぱいアドバイスをくれる。最後です!
私もこんな親子関係がよかった、羨ましいなと思いました。
Posted by ブクログ
自分にとって、親にとって、家族にとって、何が幸せなんだろう。どう生きたいんだろう。どんな選択肢をとれば……。
どんな選択でも、どんな成功をしても、どんな後悔をしても、あなたはあなたなりの生き方でいいんだよ。
そう伝えてくれたお話だと捉えました。
素敵な、良い作品でした。
Posted by ブクログ
ママはきっと、側から見たら人生失敗、ろくな母親じゃない、と評価されてしまうんだと思う。でも、ママは自分が幸せな人生を送って、大好きな娘に愛されて、最高な人生を送った。最期はあっけなく迎えたけれど、それもきっとママらしさなんだと思う。
ママみたいになるのは難しいけど、ポジディブに生きていきたいと思った。
Posted by ブクログ
会話が多くて読みやすかった。関西弁が多いのも好き。人や事に逃げずに向き合って生きる正直な子。人の性格は環境で決まるのか生まれつきなのか…。お母さんに救ってもらった主人公はこれから大人になり、周りを救っていく人間になるだろう。
Posted by ブクログ
audible50冊目。
天真爛漫な「ママ」の言葉に救われながら、わたしはわたしの母のことを想って涙が出ました。
不倫相手を堂々と娘に紹介したり、娘を捨てて男と家を出てしれっと戻ってきたり、という点では、「ママ」のことを好きになれませんでした。
が、「ママ」の娘にかける言葉たちが、温かくて力強くて元気をもらえて、主人公と同じようにどうしても「ママ」のことを憎めないし、大好きになってしまいました。
わたしの母は、わたしたち子どものためだけに自分の人生を歩んできてくれたひとだから、このママとはだいぶ雰囲気は違うのだけど、
わたしのことをタカラモノのように大事にして、励ましてくれたり、叱ってくれたり、大きな愛で包んでくれたなあと思いました。
別れは突然やってきてしまうことはよーく理解しているつもりなのに、全然親孝行できていない。
きっとわかってくれる、と甘えてしまう。
主人公が、終章で後輩にアドバイスした際に、「自分の中にママが生きている」と実感した場面がとても良かったです。
Posted by ブクログ
周りから見たら、みっともないママだけど、
本当は強くて優しくて、羨ましくもあり、
こういう人間が幸せになれるんだろうなあと思ってしまった
何が幸せか、決めるのは自分
Posted by ブクログ
何が幸せで、何が可哀想なのか。
決めるのは、他人では無い。
いわゆる普通とは違ったのかもしれないけれど
子供の頃に自分は誰かにとっての「タカラモノ」なんだと感じさせてくれる親は素敵だと思う。
素敵なママ、大好きなママの話だけで終わらず
ちゃんとお父さんとの関係にも変化があったのがよかった。
Posted by ブクログ
不器用な人たち
正しいとか正しくないとか型に嵌めない
自分がどうしたいか
他人がどう思うかではない
相手を思う気持ちが純粋でひたむきです
ただ思いがそれが伝わるか、伝わらないかは
伝える努力が必要です
Posted by ブクログ
自分の両親だと考えると…
どうかな?こんなに素直に受け入れられるかな?
と思うけど…
「ママ」のような考え方は素敵だよねー
なにかで悩んだ時には「ママ」の言葉を思い出そう。
最後は泣いたなぁ…
Posted by ブクログ
男にだらしがないママ
昼は喫茶店、夜はスナック、皆のママ
パパはできの良い姉に贔屓
ママは、ほのかにたくさんの言葉をかける
ほのかが少女から大人になるまでの日々
ママの言葉に読者も元気を貰える
ママは世間一般のママとは違うけれど
愛らしくたくましく魅力的
ママとの伝言ノートが良い
Posted by ブクログ
最後のパパ不器用ながら伝言ノートにコメント書いてるの可愛いなぁ、、。
ママがほのみちゃんに言う言葉最初は自分都合じゃんとか思っちゃたけど、心の中にママがいる気持ちになった。あったかい愛情も感じた。
どんなことでも、どんな時でもわずかなプラスのカケラを探して褒めてくれたってところ。素敵だなぁって思った。
カケラっていうのが大きな石から見つけ出した宝石みたいな言い回しに感じた。
Posted by ブクログ
世間一般の母親像とは無縁の生き方をした母。
思うように生きた経験、それをヨシとした感性から紡がれる言葉は、娘の「わたし」を時に助け、戒め、励ます。
それら母の言葉は、きっと読み手の私たちの琴線に触れてくれる…はず。
少なくとも私には響きました。
Posted by ブクログ
ずっと積読だった作品です。
やっと手に取りました。
でも、途中から男の人との話ばかりになって、いい加減うるさく感じたので、サラッととばして読んだ。
両親と姉妹の4人家族。
特に母親と次女の話。
随分と型破りで個性的な母親とその家族の話。
読みやすかったけれど、私にはしっくりこなかった。
残念です(。ノω\。)
Posted by ブクログ
男と出奔したり型破りな母と娘の小説。
「ママの人生」(ポプラ社)を改題・改稿。
言動が世間一般の「いい母親像」とはかけ離れてるんだけど、キャラクターが明るくて魅力的でなんか好きになる。
子供の自己肯定感を育てたり、子供への愛情をちゃんと感じられるからかも。
大人も悩んだり間違ったり、等身大で生きてる感じがしました。後半はうるっとした。