原田宗典のレビュー一覧

  • 海の短篇集
    海にまつわる不思議なショートストーリー。
    これを読んでいると、ときどき自分が深海に沈んでいるような錯覚を覚えます。爽やかな海風の印象ではなく、暗い深海のイメージです、この本は。でも不思議と引き込まれちゃう。
  • 東京見聞録

    夫の本を整理していたら出てきたので、再読。
    確かに東京って街によってホントそれぞれな雰囲気。
    懐かしいな。
    そして1度競馬をやってみたくなりました。

  • スバラ式世界
    一時期とってもはまってたなと思い再読。
    日々の小さなひとつひとつのことを面白く書けるって
    素晴らしい。
  • 見学ノススメ
    15年前連載していた体験ルポエッセイなので、残念ながら時代のズレ感は否めない。
    が、逆にその当時行けなくて既になくなってしまった施設を知れたのが嬉しいかも。


  • どこにもない短篇集
    〜お薦めお返事〜
    お薦め有り難うございます!これは次に本屋に行った時探してみようと思います。何だか凄く不思議な魅力のあるような、そういう雰囲気の物語だなぁ・・・とあらすじやレビューを読んで思いました。未読の人間のイメージですが、星新一っぽいのか、ドグラマグラっぽいのか、何となくそんな印象を頂きました...続きを読む
  • 十七歳だった!
    再読してみると、まあそこそこ面白いかなぁ、という程度でした。

    私はこんなアホい息子が欲しい。
    エッチな本を「コーラン」と呼ぶような息子が欲しい。

    そんで「あんたこんな脳みそ空っぽでチチだけ大きい女ばっかり見てどうすんの。あんたには性格がしっかりしてて、あんたを尻に敷いてくれるような女の子が良いわ...続きを読む
  • しょうがない人
    「しょうがない」という言葉の使い方って、大人と子供を分けると思う。「しょうがない」を無理なく本来の意味で使えるのは大人の証ではないかなぁーと。そんな大人と子供の狭間にある息子と家族の話。
    話の中でメロンが嫌いな人間はいるのか?ってあるけど、あたしはキライです。笑
  • 自選恐怖小説集 屑籠一杯の剃刀
    ポール・ニザンを残して が一番好きかな。表題作はイマイチ切れ味が悪いような気がする。奇妙な話という感じ。      
    「ミズヒコのこと」「削除」「ポール・ニザンを残して」「空白を埋めよ」「いやな音」「屑籠一杯の剃刀」
  • スバラ式世界
    「超弩級」(P.11)の「弩」の字の使い方を初めて見た。
    青春の変則五段階活用(P.169)わかる!
    「会おう、会えば、会う時、会いたい、愛してる」
    読後の感想が筆者と似たような文体になるのは、どうしてだろう?
    (2005.12.13)
  • 何者でもない
    〜ショウジショウイチは劇団二十一世紀少年の奴隷だ。奴隷とは最も下っ端の役者で、通行人はおろか、装置転換ぐらいしかやらせてもらえない。本業そっちのけでアルバイトに精を出し、住まいは当然風呂なしアパート。そんな彼らが唯一手にしているもの、それが夢なのだ。劇団に生きる人々をやさしく描く青春小説〜全体的に言...続きを読む
  • 新人だった!
    原田宗典さんの思い込み妄想が大好きです。
    久しぶりに原田さんの本を読んで、
    おもしろかったなぁ。
  • 優しくって少し ばか
    原田氏初期の作品集。
    短編で読みやすい。表題作のけだるい感じがすき。

    原田氏の作品は中学〜高校時代に当時刊行されていたものはほぼ読んだはず。

    ちなみに彼の書くエッセイは部屋で読むように!電車で盛大に噴出して恥ずかしかった…
  • 家族それはヘンテコなもの
    久しぶりに原田さんのエッセイ読んだ。カオルコさんも書いてたけど、かっこわるいところから逃げないでそれを書けるっていうのはすごくかっこいいなあって思う。
  • はたらく青年
    ご本人が体験したバイト時代のエッセイ。
    なんだか読んでてニヤニヤしちゃいました。
    素敵な文章をかかれますね。
  • はたらく青年
    バイトがつらいと思ったとき。
    気楽にさせてくれる原田宗典の本をみつけた。
    しかも、仕事の話。
    こりゃ読むっきゃない!!って思った。
    おもしろかったけど、こんな気楽にいれないですよ、って思った、しょーじき。。
    けど、原田宗典だってつらいこともあるんだよね。がんばることもあるんだよね。と思いました。
  • 家族それはヘンテコなもの
    1月9日再読。原田さんはエッセイの方が小説よりも好き。おかしくて、ついつい笑ってしまうので、電車などではちょっと読めない。
  • 見学ノススメ
    百聞は一見にしかず・・・ってことです。
    興味を持ったことには何でもトライ!
    世の中知らないことばかりですよ。
    世の中知らなくてもいいことばかりですよ。
    ノーパンしゃぶしゃぶなんて未だにあるんだろうか?気になる。
  • はたらく青年


    この「はたらく青年」という本は、彼が若いころに経験した様々なアルバイトなどのことが、面白おかしく書かれている。

    例えば、ガソリンスタンド、ウエイター、販売員・・。

    仕事をし対価を得るということは尊く、成人した人にとっては大切なことだ。

    しかし、様々な仕事が世の中にはあり、何をすればよいのか...続きを読む
  • 東京困惑日記
    東京で暮らすってことは、こんな「トホホ」の連続なのか・・。思い当たる節が誰にでもあるような笑えるエッセイ集。落ち込んだときに、とりあえず本でも読んでみるかと思い立ったら、ちょうど良いかもしれない。しかし、原田宗典の文章って、オレはやっぱり好きだなあ。
  • スバラ式世界
    いつも装丁をみて楽しそうな本だなあと思ってた。いつか読みたいそう思っていてこの前読んだ。面白い。赤裸々。(だいぶ古いお話だけど)ちょっと自分と似てんじゃないか?自意識過剰だっつうのみたいなトコロ。でいて開閉式トビラみたいな性格というか。初デートの話がウケル。なんであんな初デートというのは恥ずかしいの...続きを読む