原田宗典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「スバラ式世界」3
著者 原田宗典
出版 集英社
p145より引用
“何しろタイはバイクに関して免許がいらないのだから、ナナハ
ンだろうがハーレーだろうがおかまいなしに乗れるのである。”
コピーライターである著者による、日々の出来事を描いたエッ
セイ集。
目の悪いことの悩みについてからバイクについてまで、面白お
かしく楽しい文章で書かれています。
上記の引用は、タイにおけるバイク事情について書かれた項で
の一文。何とも言えず大らかな国だと思いますが、事故が起きた
ときに逃げ得になってしまいそうな気がします。
p94から掲載されている体験記は、痛いことが苦手な方は読まな
い方がい -
Posted by ブクログ
「十七歳だった!」3
著者 原田宗典
出版 集英社
p122より引用
“ぼくはまあ基本的にはマニュアル文化に対して批判的な立場で
はあるけれど、「自分をよりカッチョよく見せたい!」という高校
生の願いまで否定するつもりは毛頭ない。”
コピーライターである著者による、著者の若かりし頃の体験を
描いたエッセイ集。
恋心についてから体育祭についてまで、気軽で楽しい文章で書
かれています。
上記の引用は、ファッションについて書かれた項での一文。
マニュアル通りに真似したとしても、雑誌のモデルと同じように
かっこ良くなれるかどうかは、本人の資質がものをいうのではな
いでしょうか。同じ格好を -
Posted by ブクログ
以下の一文一文にさらさらと絵を描ける人がいる!恐ろしい。
むかし考えることをすべて考えつくした男がいました。
だから男はもう考えるのを一切止めました。
すると目の前にいきなり見たこともない世界がひろがりました。
これは考えるのを止めたからだなと男が考えるなり目の前の世界はあとかたもなく消えてしまいました。
考えるのを止めるとたちまち現れる考えない世界というものが実はあるのです。
例えば今もあちこちで眠るという現象が起きてますがあれは考えない世界の影響によるものなのです。
考えない世界がどんなものなのか考えようとしても無駄です。
誰にも考えつくことはできないでも考えない世界はあるそれはもう確か -
Posted by ブクログ
[2011.10.15]
“ちなみに当時のぼくは前髪を伸ばしていて、これをしゃららーんと掻き上げるポーズを得意としていた。”
じぶんがかっこいいと思う行動に全力をそそぐ!みたいな、大人になってから考えると抹消したくなるような恥ずかしい過去の若かった自分…そういう思い出って、恥ずかしいけどやっぱ懐かしくて愛しい。大人になっていくなかで大事な過程なんじゃないかなっておもいます。
いまの中高生ってなんだか大人びすぎていて、そういう思い出がないんじゃないかなあ勿体ないなあとおもってしまいます。
文章が口語調で、けっこうめんどくさいかんじなので、合わない人はちょっと読んだだけでポイしたくなるんじ -
Posted by ブクログ
ネタバレあれやこれや色々とくだらないことについて言及されているエッセイ。しかしこんなくだらないことから案外物事の本質がわかったりするのかもしれんなあ。愛と時間と神についてはちょっと考えさせられたぞ。右脳編と左脳編に分けられているが、断然右脳のほうが面白い。グッジョブ。
それにしても惰眠というものはどうしてああ気持ちいいのだろう。
謎である。
当たり前のことだが、その元気のいい様子を眺めていると「生きてるなあ」という感想を抱く。
ぼくはただ単に絵を見るのが好きなだけであって、絵の善し悪しが分かるわけではない。分かるのはせいぜい小説家としてのぼく個人にとって、その