原田宗典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
再読してみると、まあそこそこ面白いかなぁ、という程度でした。
私はこんなアホい息子が欲しい。
エッチな本を「コーラン」と呼ぶような息子が欲しい。
そんで「あんたこんな脳みそ空っぽでチチだけ大きい女ばっかり見てどうすんの。あんたには性格がしっかりしてて、あんたを尻に敷いてくれるような女の子が良いわ」とか、すっごいビッグなお世話発言をして息子に煙たがられたい。
12.06.04(再読)
なんでこれを今まで読まんかったんやろう!?
あたしが憧れる馬鹿男子高校生がここにあり!
文体もすごいヒネててユニーク。某人気文字ブログを読んでるみたい。
08.03.27 -
Posted by ブクログ
〜ショウジショウイチは劇団二十一世紀少年の奴隷だ。奴隷とは最も下っ端の役者で、通行人はおろか、装置転換ぐらいしかやらせてもらえない。本業そっちのけでアルバイトに精を出し、住まいは当然風呂なしアパート。そんな彼らが唯一手にしているもの、それが夢なのだ。劇団に生きる人々をやさしく描く青春小説〜全体的に言えば普通。取り立てて凄い展開があるわけでもなく、淡々と進みます。俳優を目指した事はないけれど、劇団の中で貧乏に暮らす主人公の状況や心境には、個人的に感情移入出来る部分があり…読んでいて共感したり、歯がゆかったりする部分がありました。主人公は変わらず、その仲間達との交流による3つの短編集からなっていま