原田宗典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「いろはに困惑倶楽部」3
著者 原田宗典
出版 角川文庫
P173より引用
“ところが時に、我慢してもその先に幸福な新展開がない我慢、
という何とも厄介な局面を迎えることがある。御褒美のない我慢
とでも申しましょうか。ただ我慢するだけ、世の中で一番辛いの
は、正にこれだと僕は思う。”
目次から抜粋引用
“痛い
若気の至り
粗暴
見聞録
戦慄”
コピーライター、エッセイスト、小説家、劇作家と多方面で活
躍する著者による、読者投稿にコメントを付けエッセイと共にま
とめた一冊。
人間ドックについてから犬についてまで、いろは歌に合わせた
お題への投稿とイラストが良い味わいで -
Posted by ブクログ
読書録「東京見聞録」3
著者 原田宗典
出版 講談社
P14より引用
“つまり東京とは、金を持っているか持っていないかによって、
目に映る風景がぜーんぜん違う街なのである。”
コピーライター、小説家、エッセイスト、劇作家と多方面で活
躍する著者による、東京のヘンで面白い部分を紹介する一冊。
渋谷から東京駅まで、著者自らが歩き回って集めたであろう情
報が盛り沢山です。
上記の引用は、プロローグでの一文。
金持ち以外お断りの街ということのようですが、それほどお金を
持っているはずのない大学生が住む所もあるように、他地方に住
んでいる人に聞こえる話を聞きます。そんなところで大学生が育
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Posted by ブクログ
読書録「しょうがない人」3
著者 原田宗典
出版 集英社
P18より引用
“メロンは偉い。
ごくたまに果物屋の店先などを覗くと、それはいつも少し高い
場所に飾ってある。”
コピーライター、小説家、エッセイスト、劇作家と多方面で活
躍する著者による、普通の人々の日常を描いた短篇集。
メロンを買う話から表題作まで、4篇の穏やかな文章の作品が収
録されています。
上記の引用は、メロンを買いに行く話での一文。
高級なものは桐の箱に入っていたりしますよね。自分一人で一軒
家を持っているようなもので、私よりずっと立派です。私の口に
入ることはこの先も無いでしょうから、関係のない話と言えば関 -
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「スバラ式世界」3
著者 原田宗典
出版 集英社
p145より引用
“何しろタイはバイクに関して免許がいらないのだから、ナナハ
ンだろうがハーレーだろうがおかまいなしに乗れるのである。”
コピーライターである著者による、日々の出来事を描いたエッ
セイ集。
目の悪いことの悩みについてからバイクについてまで、面白お
かしく楽しい文章で書かれています。
上記の引用は、タイにおけるバイク事情について書かれた項で
の一文。何とも言えず大らかな国だと思いますが、事故が起きた
ときに逃げ得になってしまいそうな気がします。
p94から掲載されている体験記は、痛いことが苦手な方は読まな
い方がい -
Posted by ブクログ
「十七歳だった!」3
著者 原田宗典
出版 集英社
p122より引用
“ぼくはまあ基本的にはマニュアル文化に対して批判的な立場で
はあるけれど、「自分をよりカッチョよく見せたい!」という高校
生の願いまで否定するつもりは毛頭ない。”
コピーライターである著者による、著者の若かりし頃の体験を
描いたエッセイ集。
恋心についてから体育祭についてまで、気軽で楽しい文章で書
かれています。
上記の引用は、ファッションについて書かれた項での一文。
マニュアル通りに真似したとしても、雑誌のモデルと同じように
かっこ良くなれるかどうかは、本人の資質がものをいうのではな
いでしょうか。同じ格好を -
Posted by ブクログ
以下の一文一文にさらさらと絵を描ける人がいる!恐ろしい。
むかし考えることをすべて考えつくした男がいました。
だから男はもう考えるのを一切止めました。
すると目の前にいきなり見たこともない世界がひろがりました。
これは考えるのを止めたからだなと男が考えるなり目の前の世界はあとかたもなく消えてしまいました。
考えるのを止めるとたちまち現れる考えない世界というものが実はあるのです。
例えば今もあちこちで眠るという現象が起きてますがあれは考えない世界の影響によるものなのです。
考えない世界がどんなものなのか考えようとしても無駄です。
誰にも考えつくことはできないでも考えない世界はあるそれはもう確か -
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[2011.10.15]
“ちなみに当時のぼくは前髪を伸ばしていて、これをしゃららーんと掻き上げるポーズを得意としていた。”
じぶんがかっこいいと思う行動に全力をそそぐ!みたいな、大人になってから考えると抹消したくなるような恥ずかしい過去の若かった自分…そういう思い出って、恥ずかしいけどやっぱ懐かしくて愛しい。大人になっていくなかで大事な過程なんじゃないかなっておもいます。
いまの中高生ってなんだか大人びすぎていて、そういう思い出がないんじゃないかなあ勿体ないなあとおもってしまいます。
文章が口語調で、けっこうめんどくさいかんじなので、合わない人はちょっと読んだだけでポイしたくなるんじ