原田宗典のレビュー一覧

  • いろはに困惑倶楽部

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    読書録「いろはに困惑倶楽部」3

    著者 原田宗典
    出版 角川文庫

    P173より引用
    “ところが時に、我慢してもその先に幸福な新展開がない我慢、
    という何とも厄介な局面を迎えることがある。御褒美のない我慢
    とでも申しましょうか。ただ我慢するだけ、世の中で一番辛いの
    は、正にこれだと僕は思う。”

     目次から抜粋引用
    “痛い
     若気の至り
     粗暴
     見聞録
     戦慄”

     コピーライター、エッセイスト、小説家、劇作家と多方面で活
    躍する著者による、読者投稿にコメントを付けエッセイと共にま
    とめた一冊。
     人間ドックについてから犬についてまで、いろは歌に合わせた
    お題への投稿とイラストが良い味わいで

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    2013年11月20日
  • 東京見聞録

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    読書録「東京見聞録」3

    著者 原田宗典
    出版 講談社

    P14より引用
    “つまり東京とは、金を持っているか持っていないかによって、
    目に映る風景がぜーんぜん違う街なのである。”

     コピーライター、小説家、エッセイスト、劇作家と多方面で活
    躍する著者による、東京のヘンで面白い部分を紹介する一冊。
     渋谷から東京駅まで、著者自らが歩き回って集めたであろう情
    報が盛り沢山です。

     上記の引用は、プロローグでの一文。
    金持ち以外お断りの街ということのようですが、それほどお金を
    持っているはずのない大学生が住む所もあるように、他地方に住
    んでいる人に聞こえる話を聞きます。そんなところで大学生が育

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    2013年10月21日
  • しょうがない人

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    読書録「しょうがない人」3

    著者 原田宗典
    出版 集英社

    P18より引用
    “メロンは偉い。
     ごくたまに果物屋の店先などを覗くと、それはいつも少し高い
    場所に飾ってある。”

     コピーライター、小説家、エッセイスト、劇作家と多方面で活
    躍する著者による、普通の人々の日常を描いた短篇集。
     メロンを買う話から表題作まで、4篇の穏やかな文章の作品が収
    録されています。

     上記の引用は、メロンを買いに行く話での一文。
    高級なものは桐の箱に入っていたりしますよね。自分一人で一軒
    家を持っているようなもので、私よりずっと立派です。私の口に
    入ることはこの先も無いでしょうから、関係のない話と言えば関

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    2013年10月20日
  • 人の短篇集

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    再読。この人がうつになったあたりから作品を読んでいなくて、久しぶりにどうされてるんだろ?とググッてみたら、ダブル不倫だの離婚だの愛人に子供が出来ただの破天荒なエピソードばかりヒットして驚いた。なんだかんだ、いいパパでいい旦那さんぽかったのに。でもこの短編読むとダーク宗典さんはこのときから健在なんだな。マハさんとは仲良し兄妹でいてほしいな。

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    2013年05月20日
  • 27

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    現在23歳の私からすると、少し古い言葉使いに感じられたけどそれでも軽く読めてよかった。しかし、あとがきに仰々しく注意書きしてあるが、噴き出すほどではなかった。世代の問題かもしれない。

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    2013年04月11日
  • スバラ式世界

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    「スバラ式世界」3

    著者 原田宗典
    出版 集英社

    p145より引用
    “何しろタイはバイクに関して免許がいらないのだから、ナナハ
    ンだろうがハーレーだろうがおかまいなしに乗れるのである。”

     コピーライターである著者による、日々の出来事を描いたエッ
    セイ集。
     目の悪いことの悩みについてからバイクについてまで、面白お
    かしく楽しい文章で書かれています。

     上記の引用は、タイにおけるバイク事情について書かれた項で
    の一文。何とも言えず大らかな国だと思いますが、事故が起きた
    ときに逃げ得になってしまいそうな気がします。
     p94から掲載されている体験記は、痛いことが苦手な方は読まな
    い方がい

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    2013年03月11日
  • 十七歳だった!

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    「十七歳だった!」3

    著者 原田宗典
    出版 集英社

    p122より引用
    “ぼくはまあ基本的にはマニュアル文化に対して批判的な立場で
    はあるけれど、「自分をよりカッチョよく見せたい!」という高校
    生の願いまで否定するつもりは毛頭ない。”

     コピーライターである著者による、著者の若かりし頃の体験を
    描いたエッセイ集。
     恋心についてから体育祭についてまで、気軽で楽しい文章で書
    かれています。

     上記の引用は、ファッションについて書かれた項での一文。
    マニュアル通りに真似したとしても、雑誌のモデルと同じように
    かっこ良くなれるかどうかは、本人の資質がものをいうのではな
    いでしょうか。同じ格好を

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    2013年03月07日
  • 何者でもない

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    登場人物は、魅力的に見えたり最低に見えたりで振幅がとても大きかった。とても人間味のあるキャラクターたちだったのだろうと思う。

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    2012年12月24日
  • 優しくって少し ばか

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    6つの短編
    一つが表題の「優しくって少しばか」
    全体的に綺麗だけど、オチがいまいち.というかそのタイトル、コピーとして綺麗だっていうだけでお話としては生かされてないじゃんっていう.

    リンゴ、雑が谷、世にも奇妙な物語ぽい。もしかしたら原作になってるかも。
    正直、ありきたりだなって思ってしまった.

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    2012年11月30日
  • たまげた録

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    ゆるいエッセイで、久しぶりの宗典節で懐かしい感じがした。
    表紙の太巻きは読んでみると分かる。
    後半は読書スピードが上がらなかった。

    呼吸がアンバランスは今の私に響いた。

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    2012年06月11日
  • 考えない世界

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    以下の一文一文にさらさらと絵を描ける人がいる!恐ろしい。

    むかし考えることをすべて考えつくした男がいました。
    だから男はもう考えるのを一切止めました。
    すると目の前にいきなり見たこともない世界がひろがりました。
    これは考えるのを止めたからだなと男が考えるなり目の前の世界はあとかたもなく消えてしまいました。
    考えるのを止めるとたちまち現れる考えない世界というものが実はあるのです。
    例えば今もあちこちで眠るという現象が起きてますがあれは考えない世界の影響によるものなのです。
    考えない世界がどんなものなのか考えようとしても無駄です。
    誰にも考えつくことはできないでも考えない世界はあるそれはもう確か

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    2012年06月05日
  • しょうがない人

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    ふとした日常の中で、ふっと過去へ想いが巡る瞬間。
    誰しもある、そんな瞬間をつかまえたメロンを買いに。
    など色んな短編が詰まっています。

    切なくてどうしようもなくて、
    ふっとただ生きていることに感謝。

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    2012年03月21日
  • たまげた録

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    原田宗典さんのエッセイは、青年期について書かれたものを主に読んでいたので
    中年然とした原田さんのエッセイは新鮮。青年期について書かれるときの
    はちゃけた感はなく、全編にわたって落ち着いた雰囲気のたまげたエッセイが21編。

    MVP:なし

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    2012年03月04日
  • どこにもない短篇集

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     不条理なお話満載。筒井康隆に通じるものを感じる。だが、原田宗典は筒井越えは難しいとみる。理由は彼ほどには強烈な毒を吐くに至ってはいないからなのだ。優しさからなのか、性格の良さがそうさせる。どちらかというと、無難なところを行きつ戻りつしている感が否めない。あえてというなら、『同窓会の夜』は好きだ。

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    2011年11月08日
  • 十七歳だった!

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    [2011.10.15]
    “ちなみに当時のぼくは前髪を伸ばしていて、これをしゃららーんと掻き上げるポーズを得意としていた。”

    じぶんがかっこいいと思う行動に全力をそそぐ!みたいな、大人になってから考えると抹消したくなるような恥ずかしい過去の若かった自分…そういう思い出って、恥ずかしいけどやっぱ懐かしくて愛しい。大人になっていくなかで大事な過程なんじゃないかなっておもいます。
    いまの中高生ってなんだか大人びすぎていて、そういう思い出がないんじゃないかなあ勿体ないなあとおもってしまいます。

    文章が口語調で、けっこうめんどくさいかんじなので、合わない人はちょっと読んだだけでポイしたくなるんじ

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    2011年10月16日
  • 東京困惑日記

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    おバカでマヌケで下品な話ばかり。そんな原田さんの本だが、読むとなぜか癒される。少しだけ元気をくれる(気がする)。
    そんな力?のこもった原田さんの日記。「東京」と題にはあるが、その要素はほぼ歌舞伎町スケベ系に集約されている。ほか英国、香港など海外での話、床屋、歯医者など街角でジタバタした話など困惑日記が満載。おバカです。

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    2011年12月13日
  • スバラ式世界

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    ネタバレ

    原田宗典さんの小説はマジメな文体だし面白いけど、この人エッセイも結構書いててエッセイだとおちゃらけたような文体。たぶんさくらももこの次に沢山読んだエッセイの書いた人だと思う

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    2011年09月26日
  • 優しくって少し ばか

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    表題作は、風邪をひいた男女が仕事を休んでベットで横になりながら、とりとめもない話をしています。そんな二人なんだけど、どこかいとおしく感じるお話でした。

    何かの対談で表題作を湊かなえさんがお薦めしていて、有川さんとお話をされていたのをみて、読んでみました。

    表題作以外は、背筋が寒くなるようなお話が多くてちょっと苦手でした。

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    2011年09月12日
  • しょうがない人

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    ネタバレ

    ほんっとにしょうがない人のことを「しょうがないなぁ」と書けちゃう作者がすごい。私はまだまだだな、と思いました。

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    2011年09月05日
  • 十七歳だった!

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    小さい頃に読んだものを再読。小さい頃はただシモネタに爆笑していただけ
    だったけど、17歳を過ごした後の今読むと、なんともくすぐったい気持ちに。
    全力で17歳を遊んでいる楽しいエッセイ。登場する不良たちが可愛らしい。

    MVP:なし

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    2011年08月25日