あらすじ
新しい発見が、街の中に眠っている! あなたの知らない東京を探る爆笑ルポ。渋谷・新宿・池袋・銀座……清潔だけれど、猥雑な東京を愛するすべての人々に! ーー東京というのはよく分からない街である。だから、東京との正しい接し方というのは、きっと「よく分からない」状態自体を楽しむことなのである。ぼくが1年間かけて突撃し、玉砕した結果がこの本である。「そうかそうか。玉砕したか。馬鹿め。うわははは!」と笑っていただければ幸いである。(「あとがき」より)
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Posted by ブクログ
普段遊びに行く場所ではなく、ちょっとディープな東京の珍スポットを体当たりで経験した1冊
渋谷や新宿、神田、原宿など定番の街から昔ながらの街まで、そういう見方があったか!?
と・・
笑いながら読んでしまう1冊
Posted by ブクログ
本書は『ホットドック・プレス』1990年4月~1991年4月号初出版、1991年7月に講談社文庫として発行される。原田宗典が語る36年前の東京が実に面白いのだ。数十年経っても東京各地名のイメージは変わっていない様に感じる。中でも「東京は金があればすべてがあって、金がなければすべてがない」と宗典は宣うのだが...この言葉は大都会東京を的確に言い当てている。また東京を区分する方法として、山手線の上側、下側という発想があり、上側は若者が顔をしかめそうな場所で下側が若者が群れ集う場所なのだとか。
Posted by ブクログ
視点がとても面白い。やはり、書くべくして書いているひとは、普通のひとが思いつかないような、見えていないような、そういうものを書いてしまうのでしょう。早く帰還して、わたしは彼の新たな作品が読みたい。
Posted by ブクログ
読書録「東京見聞録」3
著者 原田宗典
出版 講談社
P14より引用
“つまり東京とは、金を持っているか持っていないかによって、
目に映る風景がぜーんぜん違う街なのである。”
コピーライター、小説家、エッセイスト、劇作家と多方面で活
躍する著者による、東京のヘンで面白い部分を紹介する一冊。
渋谷から東京駅まで、著者自らが歩き回って集めたであろう情
報が盛り沢山です。
上記の引用は、プロローグでの一文。
金持ち以外お断りの街ということのようですが、それほどお金を
持っているはずのない大学生が住む所もあるように、他地方に住
んでいる人に聞こえる話を聞きます。そんなところで大学生が育
てば、お金のことばかり考えるようになりそうな気がしますが…、
大学とか学生の数とか、きちんと調べたわけではありませんが。
初出はホットドッグ・プレス、1990年4月25日号から1991年4月
10日号までの連載のようなので、バブル全盛の弾ける前の頃では
ないでしょうか。人びとが好景気で浮かれていて、一番おかしく
なっていた時なのかと思います。
先に紹介した引用で社会現象を胡散臭いと書いてありましたが、
雑誌というものはそれを作る側ではなかったかと思うのですが。
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Posted by ブクログ
1990年代前半に出版された本。したがって、そこに書かれている東京の風景もその頃のものになる。当たり前だけど。
今と比べるとやっぱり変わってしまった風景の場所もあるけど、当時小学校低学年だった自分の淡い東京の記憶がうっすら蘇ってきた一冊。