森薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・19世紀中央アジアカスピ海周辺の地方都市での暮らし。
・服なんか異常なほど丁寧に描かれている。
・年齢差、アミルの実家との軋轢などいろいろ問題も。
・少しずつ絆を深めていく感じになるのだろう。
・家族構成とかわかりにくいが巻末の後書きに系図が載ってた。
・「エマ」と「シャーリー」は読んでいる。久しぶりの森薫さんだがパワーアップしてる感じ。
▼乙嫁についての簡単なメモ
【アクンベク】カルルクの父。
【アゼル】アミルの実家ハルガル家の男。長兄。アミルの兄。生真面目な性格。シャープな感じ。
【後書き】相変わらずの森薫さんだった。
【アミル・ハルガル】カルルクのとこに嫁に来た娘。20歳で8歳年上。この辺りではかなりの晩婚。おおらかで野性的馬に乗れ弓も得意。ザクロ好き。政略結婚させるため元の家族が取り戻そうとしている。
【ウマク】遊牧で暮らしているおじさん。父親が渡そうとしていた小刀の鞘を渡すためにカルルクとアミルは遠出した。
【エイホン家】元々は遊牧民だったが何代か前に定住化した。
【風邪】カルルクが風邪をひいたときアミルは異常なほどうろたえた。
【カルルク・エイホン】アミルが嫁いだ少年。12歳で8歳年下。兄や姉が何人かいるが末子相続なのでカルルクが後継ぎ。
【結婚】年齢差よりもアミルの20歳というこの辺りでは晩婚となる年齢の方が問題になるようだ。カルルクはおじのとこに泊まったときそんなの気にしないと宣言した。子どもができるまでは正式な結婚ではないらしい。また政略結婚は普通のようだ。
【サニラ】カルルクの母、アクンベクの妻。
【ジョルク】アゼルやアミルのいとこ。ちょっとチャラい感じ。
【スミス】エイホンの家にいる学者っぽい男。西洋人のようだ。何かフィールドワークしてる感じ。
【セイレケ】カルルクの実姉。
【チャルグ】セイレケ、ユスフの子ども。次男。
【ティレケ】セイレケ、ユスフの子ども。長女。
【トルカン】セイレケ、ユスフの子ども。長男。
【バイマト】アゼルやアミルのいとこ。ちょっとゴツい感じ。
【バルキルシュ】カルルクの祖母。なかなかの大物。彼女の里の一族がハルガル家。
【マハトベク】カルルクの祖父。
【ユスフ】セイレケの婿なのでカルルクの義理の兄。
【ロステム】セイレケ、ユスフの子ども。三男で末っ子。カルルクの弟。家づくり(木彫)に興味津々。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公のスミス君が逗留している友人の妻のアニスさんが中心の巻です。
普段は友人さんの豪邸で不自由なく暮らすアニスさんですが、公衆浴場に出かけて友達になりたい女性が出来、なんとかお近づきになろうと考えをめぐらします。
浴場のシーンが多く女性の裸の描写がたくさん出てきます。それだけではなく女性同士の友情という男性読者にとっては少しつらい話が続きます。
姉妹妻とよばれる友情関係を結ぶあたりから、(男の読者にとっては)だいぶ大変なものを見ている感じが強くなるのですが、一方で悲しい展開に行くのではと心配しながら読みました。
結果は、なんとも、個人的には想定外というか新しい価値観を見ているような流れで、一種作者の個性が出ていると思います。 -
Posted by ブクログ
「旦那さまは男性ですもの、妬いたりしないわ」
キマシ…もとい、スミスさんがお世話になったところを辿り直す、ということは物語の後半に入ったということでしょうか。20冊以上続けてくれる…?
女三人が姦しいシーンのバック(フロント?)の花が、これは楽しんで描いたんだな〜ということがよく分かって大変良いです。
パリヤさんの猫、アミルに威嚇してその後パリヤさんになんか訴えてましたけど、あれは「追い出してやったぞ!褒めろ!」って感じでしょうか…。
タラスさん、学はないけど賢いっていう描写で、いいなあ、そういうの。
そしてはしばしで語られる当時の世俗文化が面白くて仕方ない。
絵の美しさもますます磨きがかかるようで。
83話見開きの優美なこと・・・! -
Posted by ブクログ
19世紀中央アジアでひたすら日本式ラブコメ
前巻ではひとり暴走気味だったパリヤさん。
本巻では、ウマルとの様々な展開が用意されてます。
(下記参照)
日本のラブコメ文脈で描かれてますが、結局は男女の事柄に、彼我の差はさほどないということでしょうか。
パリヤさん編、ほとんど完結した感がありますが、しっかりと嫁入りさせないと「乙嫁語り」ではありませんね。
・パンに込められた意味の説明
・告白の応酬「有難いと思ってます」(らしいw)
・おつかいの馬車の旅。お約束のトラブルの数々
(パリヤさんフィジカル強い)
・水車小屋の前で…
(あちらの本当のスタイルはきっと違うだろうなとは思う)
・仕事中のプレゼントの投げ合い
(二人ともコントロールよすぎ)
・屋上で夢を語り合う(←既に高レベルのリア充)
(パリヤさんが喜々と仕切る隊商宿に泊まってみたい)
(でも、若い男女が一緒に出歩くことは、当時許されないことだった模様)