本村凌二のレビュー一覧

  • 古代ポンペイの日常生活――「落書き」でよみがえるローマ人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ポンペイの遺跡で発見された一万以上の落書きから、当時の市民の生活を浮かび上がらせるという本。写真も豊富で良い感じ。
    選挙宣伝用の、色付きで大きく人名を書いたものがたくさんあるというのが面白かった。各職場の組合的なものがあり、当時から選挙活動を熱心にしていたらしいというのが驚き。二千年もたった遠い東の地でも同じようなことをしているなんて、当時のポンペイの人々には思いもつかないことだろうけど…。カップルが自分たちの名前を書いていたり、売春婦の連絡先みたいなものが書いてあったりするのもまるで公衆トイレの落書きみたいで時代を感じさせないなと思った。もちろん紀元一世紀のポンペイと今の日本では全然違うこと

    0
    2024年10月05日
  • 名作映画で読み解く世界史

    Posted by ブクログ

    大好きなものを熱く勧めてくれる人の話はそれだけで楽しいのに、歴史的、文化的背景まで解説してくれるなんて。さっそく「ベン・ハー」をもう一度、観てみた。なるほど!

    0
    2024年07月17日
  • 教養としての「世界史」の読み方

    Posted by ブクログ

    ローマ史が専門だけあって、ローマ史を元に世界の大きな流れの要所要所を紐解いていく。乾燥が文明発展に貢献したとかアテン神の一神教の名残りがモーゼにつながるところなど、ヘェーという気づきもあって面白かった。でも、タイトルから期待した内容とは少し違った。

    0
    2024年06月23日
  • 地中海世界の歴史1 神々のささやく世界 オリエントの文明

    Posted by ブクログ

    地中海というとヨーロッパというイメージだけど、東はユーラシア、南はアフリカと、よくよく考えたら思った以上に広く、地中海世界としてそれらの繋がりを見ていこうという試みで、まずはオリエント編。名前は知ってるけど、という民族、国家の歴史をざーっと流れでまとめ読みできるのは、なるほど新たな発見がある。しかし、大半が紀元前3000年とか4000年の話なのでしょうがないんだけど、だろうだろうの推測の連続だと、文章として飽きてくる。また、ところどころ解説必要な単語がさらりと出てきては、スルーされてしまったりと、文章のサービス精神のなさが、ちと残念。続きの巻もあるけど、手が出るかは微妙。

    0
    2024年06月20日
  • 独裁の世界史

    Posted by ブクログ

    独裁を含む様々な政体について、古代ギリシャローマと近代ヨーロッパを元に考察しています。
    要するに民主制でも貴族政でも独裁制でも、結局のところリーダーの素質と言わんばかりの結論で、まぁそれは納得です。

    気になるのは、古代と近代のヨーロッパだけの考察でよいのかということで、中国皇帝や現代の開発独裁、選挙を利用した民主独裁についても触れてほしかったように思えます(本村先生は古代ローマ史が専門なので、東洋史まで話を広げるのは困難かもしれませんが)

    0
    2024年04月04日
  • 宗教と不条理 信仰心はなぜ暴走するのか

    Posted by ブクログ

    背景、歴史があって奥が深いなと思いました。また日本人は無宗教というわけでもないんだなということもわかりました。一部の新興宗教等によって宗教という言葉のイメージが歪められているように思います。それは信じることの力がものすごく強いからだろうな。

    0
    2024年03月25日
  • 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

    Posted by ブクログ

    サラブレッド誕生前夜どころか紀元前の競馬事情から2015年までの、日本を含めた世界の競馬の歴史を、総合的にたどっていく本。

    競馬の逸話がふんだんにちりばめられている本です。それこそ「名馬とは記憶に残る競走馬」のテーゼがあるとしたらそれにしたがって、記憶に強烈に残るからこその競走馬そして競馬、というその魅力をさまざまなエピソードから伝えてくれています。

    本書プロローグで触れられているデットーリ騎手による一日の総レースである7戦を全勝した出来事(マグニフィセント・セブン)を僕は知らなくて、レジェンドたるところのひとつの究極的達成がこういうことだったのか、とこれまで見つからなかったパズルのピース

    0
    2024年02月27日
  • 宗教と不条理 信仰心はなぜ暴走するのか

    Posted by ブクログ

    いやー難しかったな
    ただ宗教が人間にどういう影響を与えているのか
    すこし理解ができた
    本文の最後あたり
    人間の弱さを理解していることが重要
    宗教的なものに触れていると人や社会に
    過剰な期待をしなくなるという一文が
    とても心に残った

    0
    2024年02月15日
  • 古代ポンペイの日常生活――「落書き」でよみがえるローマ人

    Posted by ブクログ

    古代ローマの、市井の人間の痕跡が何千年という途方もない年数を経た今、こうして目の当たりにできることに感動する。さらにそこにいる人間が、今の人間と変わらず、日々の日常を営んでいたということに。
    十数年前は街のトイレや施設の壁に落書きってわりとあったように記憶しているのだけれど、そういえば最近はあまり見ない。Twitterの発達で、誰もが対外的に発信できるからだろうか。だとすると、人間が自分の思いを誰かに受け取って欲しいという根本的なところは、ローマ時代からも変わらないということなのか…。

    0
    2024年01月31日
  • 集中講義! ギリシア・ローマ

    Posted by ブクログ

    2024.01.15 美術の話はほとんどなかったが、ギリシャとローマの違いがぼんやりながら分かる。

    0
    2024年01月15日
  • 興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

    Posted by ブクログ

    ローマ帝国の通史としての時代の流れとともに、時代それぞれにある、多面性、多様な見方が現代をみる上でもヒントになりそう。

    0
    2023年11月05日
  • 教養としての「世界史」の読み方

    Posted by ブクログ

    今から三千年前以降、意識が生まれ、人が責任感を持って物事を判断するようになって今まで、戦争と平和、繁栄と退廃を何度も何度も繰り返している。
    人間社会は繁栄すると必ず退廃していく。
    どうすればこの問題を解決できるのかという学びは、勿論、自分にも得られていないが、繁栄が当たり前になって、そのことに気づいてさえいないのではないか。当たり前のことだがモラルの低下は、自分はそれをしても許されると思っているのではないだろうか。そういう世界にしてしまったのは自分にも責任があるだろう。

    0
    2023年10月29日
  • 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

    Posted by ブクログ

    広くまとめてあり勉強になる。エクリプス、セントサイモン、ハイペリオン、ネアルコ、ノーザンダンサー、ニジンスキーなどなども登場してにやけてしまう。

    0
    2023年08月16日
  • 教養としての「世界史」の読み方

    Posted by ブクログ

    乾燥化すると、人々が水辺に集まってくる。少ない水資源を知恵を絞って活用しようとする。環境が厳しくなったことで文明が生まれた。四大文明。

    ギリシアの民主政は100~150年間ほどで短期間。僭主政の期間の方が長い。民主政は4万人ほどの少人数だったから可能だった。▼サラミス開戦。下層民が戦争参加。発言力上がる。→ペリクレス時代

    SPQR ローマの元老院と国民。ローマ帝国の国名。

    ※「四大文明」「五賢帝」という言い方は日本独自のもの。

    0
    2023年06月04日
  • 集中講義! ギリシア・ローマ

    Posted by ブクログ

    ギリシア史・ローマ史それぞれの専門家が講演・対談されたものを元にまとめたものなので、書物には書かれていなさそうな生の情報に触れることができたように思う。

    0
    2023年04月23日
  • ローマ帝国 人物列伝

    Posted by ブクログ

    人物でたどるローマ史。建国まだ日の浅いころから、キリスト教が国教化されまた誰の目にも帝国の衰亡が明らかになったころまでの、その時々のローマの姿を、三十二人の人物像を通して描き出した一冊。

    個々人の記載はあっさりとしているが、まあまあ主要なところは押さえられており、千年を超えるローマの歴史をさっとなぞるにはよいかと。最後がキリスト教関係者二連発で締めくくられるのも意味深。
    ただ、各期である程度人数のバランスをそろえたぶん、"歴史物語"としてみると盛り上がりのところが薄く、エピローグが厚すぎるように感じてしまうのは致し方なしか。

    小ネタとして、アメリカの通貨ドルの記号$が、

    0
    2023年03月24日
  • 世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ

    Posted by ブクログ

    世界史の教科書に主役として登場する人物だけに限らず、歴史に名を残す人の影には立役者や評価があまり知られていない方も多く登場する。
    そう言った二番手、三番手の存在が特に面白い。

    歴史の授業も教科書的の上っ面をとらえたものより、中心的な人物の周囲も含めて学習したい。実際は学生も時間が有り余ってるわけではなくやりきれない事情はわかるのだが。
    少なくとも、することが見つからない時は、こういった本を読んだ方がいい。

    0
    2023年03月07日
  • 教養としての「世界史」の読み方

    Posted by ブクログ

    久しぶりに歴史物ということで読んでみました。ローマ史をご専門とされている本村先生の著作ということもあり、ローマ史やギリシア史などに関する記載が多かったですが、歴史に学ぶということや、過去の出来事と現在の出来事の関連性など、色々と考えながら読むことのできる作品だったと思います。
    この書籍に記載された本村先生の考え方が全て正しいというわけではないでしょうが、考え方の視点の一つとして捉えることや、共通事項は教養として知っておくことは大切だなと思いました。

    0
    2023年02月26日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

    Posted by ブクログ

    世界史上の偉人とされる人たちのすごさだけでなく、ヤバさが笑える。ある意味、そのくらい突き抜けていないと、歴史は変わらないのかとも思う。

    0
    2023年01月08日
  • 20の古典で読み解く世界史

    Posted by ブクログ

    永い時間世界各国に受け入れられ、読み継がれる古典
    古典をもっともっと読みたい!
    そのきっかけと勇気をいただくために読むことに
    ついでに世界史も学べるの?
    お得感満載である

    古典の紹介のまた紹介

    ■イリアス/オデュッセイア ホメロス
    「イリアス」は約10年に及んだトロイア戦争の最後の1年の内、50日間(アキレウスが戦線復帰する辺り〜)の物語
    「オデュッセイア」はギリシャ軍がトロイア戦争で勝利を収めた後、オデュッセウスがトロイアから故郷に戻る道中(なんと10年もかかる)のさまざまな出来事をまとめた冒険譚
    この二つは内容も作られた(伝承された)時代もかなり違うことが予測され、それぞれ味わうのがと

    0
    2022年03月22日