本村凌二のレビュー一覧

  • 愛欲のローマ史 変貌する社会の底流

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    そういえば、もうすぐ映画「ポンペイ」が公開されますね。
    パニックムービーにして 3D映画、これは楽しみです。

    ポンペイには当時の市民の生活がそのまま埋もれています。
    本著の表紙のご夫妻も、ポンペイから出土したものです。
    裕福な市民の家には多種多様なモザイク絵画が描かれいました。
    町じゅうの落書きなども残っていて、当時の生活が伝わってきます。

    本著はポンペイだけでなく、ローマ市民の生活を風俗生活の観点から述べています。

    ローマ市民と言ってもやや1,000年近くに渡る時間軸なので、どの時代のどの階級によって生活は違います。本著は皇帝や皇后から一般市民、そして時代も取りあわせています。

    書か

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    2014年05月24日
  • 馬の世界史

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    馬を切り口にすると、世界史の流れがより鮮明に見えてくることに驚いた。アメリカ大陸はウマ科の化石の宝庫だったが、1万年前に氷期が終了すると絶滅した。旧大陸でも、家畜化される前の馬は狩猟の対象でしかなく、絶滅しかけていた。

    ウクライナのドニエプル川西岸にあるデレイフカで52頭の馬の骨が発見されており、BC4000年頃には馬が飼育され、騎乗されていた可能性もある。その西にあるトリポリエでも、BC3000〜BC1700年頃まで家畜馬の骨が発見されている。BC2000年以降は南ロシアや西アジアが乾燥化して草原が広がったため、家畜の中で馬の占める割合が増えた。

    メソポタミアでは、BC3000年紀からロ

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    2018年10月31日
  • 決定版ゼロからわかるローマ帝国

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    ローマは、映画でグラディエイターやROMA、本でガリア戦記やローマ人の物語を読んでいたけれど、これでまたおさらい。ビジュアル豊富で流し読めるがいい。

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    2013年06月30日
  • ローマ人に学ぶ

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    ローマ人の遺した言葉や考え方には全くもって古さを感じない。むしろローマについて学ぶ度に何かしらの親近感のようなものを感じる。それは彼らの紡いだ歴史の中にある種の人間らしさが垣間見られるからじゃないかと思う。今を生きる自分たちと同じように、ローマには享楽に耽り堕落する人間もいれば、人間という存在の在り方や国の将来について真剣に悩み、考えることをやめない人間もいる。およそ2000年も前の時代に生きた人々の賢愚、美醜含めた人間味あふれる生き様こそがローマに惹かれる一番大きな理由なのかもしれないと思った。

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    2012年05月14日
  • ローマ人に学ぶ

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    ローマ人の知恵を知りたいのであって、著者の意見を知りたいのではない。
    それさえなければ★5だったのだが…。

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    2012年01月20日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    全ての歴史は現代史であるという考え方は面白かったが、著者の専門外の部分に関して、誤っていると思われる記述や、個人の歴史観が入っているのが気になった。

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    2026年06月09日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    秋から冬にかけてひどいめまいで伏せっており、やっと回復の兆しが見えての久しぶりの読書。リハビリにはこういう軽い本がよい。

    偉人たちの「スゴイ」と「ヤバイ」が対で語られているので親近感を持って読める。

    歴史系はとにかく何でもとっかかりを付けて興味のあるところを深堀する方が学びやすい。昔々、学校である程度教科書はかじったけど、その後遠ざかっている人におすすめ。

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    2026年04月30日
  • 名作映画で読み解く世界史

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    面白そうだったので、知り合いに貸してもらって読んだ本。
    21本の名作と言われる映画をベースに、何が史実でどこがフィクションなのか、どんなところに着目すると歴史の背景や当時の様子がわかるのか、などが書かれており、映画好きにも歴史好きにも刺さる内容だと思う。

    私自身はどちらも造詣が深くないタイプだが、本の中のグラディエーター、ブレイブハート、ライフイズビューティフルは観たことあった。本村さんの本を読みながら「え、実は闘技場では毎回人が死ぬまで戦うわけじゃなかったの?」「スコットランド独立運動をしたウィリアム・ウォレスは本当にいたの?メル・ギブソンの服装そんなにリアルだったの?しかも何か国語も話せ

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    2026年04月10日
  • 地中海世界の歴史3 白熱する人間たちの都市 エーゲ海とギリシアの文明

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    地中海の歴史を追う全8冊の3冊目。

    神は沈黙し、
    人間が謳歌する。

    欧州に強くあり、
    日本にはもともと希薄だった
    “自由”という概念の裏面について。

    固有名詞が増えるにあたって、
    記述がちょっと散漫になってしまっている気がして、
    このシリーズの中では今のところいちばん読みにくい巻だった。
    政治史もいいけれど、もうちょっと市民生活の様子が知りたい。
    服装とか、家とか。

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    2026年04月07日
  • 教養としての「ローマ史」の読み方

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    本邦の戦国時代のごとく、権益を血縁者に渡そうとするあまり国が乱れ一族は滅ぶ。古今東西、ローマ帝国においても人のすること考えることはみな同じということか。
    ただ、江戸時代は260年余り、一方で西ローマ帝国の滅亡まで約1200年、東ローマ帝国滅亡までだと約2200年と全くの別ものである。

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    2026年02月23日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    積読を一旦読み切ったため、子供から拝借して読みました。おもしろいし、勉強になります。漫画感覚で読めます。

    ぼくは中学までしか歴史を習っていない、歴史弱者系、理系人間なので、歴史的にはどれくらい重要なのか分からないところがちょっと気になりました。

    見開きで1人のエピソードが書かれているので、ちょこちょこと読んでも成立する書籍ではありますが、古代から現代と時系列に書かれているので、一気に読む方が僕的にはおすすめです。

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    2026年02月11日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    読みやすかった
    世界史を学べた感じはあまりなかったけど、偉人さんのことが何した人かとかがざっくり分かってよかった(名前しか知らなかったりするので)。やばい面がやばいなあ、と思っておもしろかった

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    2026年01月28日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    ネタバレ

    愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(ビスマルク)
    少し違った切り口で世界史を語っている本

    1.文明はなぜ大河の畔から発祥したのか
     乾燥化による人々の水辺への集中
     めぐまれた環境に文明は生じない
    2.ローマとの比較で見えてくる世界
     ローマの歴史の中には人類の経験のすべてが詰まっている
    3.世界では同時に同じことが起こる
     アルファベット、一神教、貨幣が同時代に誕生した
     産業革命だけはイギリスのみで起こる
     →近郊で石炭などのエネルギーが手に入った
      植民地の拡大で巨大市場が手に入った
    4.なぜ人は大移動するのか
     新大陸発見、戦争難民、奴隷貿易
     気候変動による食糧不足→ゲルマン民族

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    2025年12月04日
  • 教養としての「ローマ史」の読み方

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    ローマ史は遠い昔の物語ではない。市民の営みや権力の欲望は現代にも通じる。
    帝国を支えた制度や軍事、思想の変遷をたどれば人間社会の普遍が浮かび上がる。
    しかし繁栄の陰には格差と分断が積み重なり、やがて内部から崩れ始める。歴史は必ずしも外敵によって終わるのではない。
    教養としてのローマ史とは過去を知るだけでなく、私たちがどのように社会と向き合うべきかを問う材料となる。

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    2025年12月01日
  • 地中海世界の歴史7 平和と繁栄の宿命 パクス・ローマーナ

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    ネタバレ

    ガルバ、オト、ウィテッリウス、ウェスパシアヌスの内乱。ウェスパシアヌス、ティトゥス、ドミティアヌスの王朝。「人類が最も幸福だった時代」五賢帝時代。市民は剣闘士や戦車競技に熱狂しながら漠然とした不安にとらわれイシス信仰、ミトラス教、キリスト教に救済を求める。

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    2025年11月22日
  • 教養としての「ローマ史」の読み方

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     ローマ史の第一人者の本村凌二氏の著書をオーディブルで聴きました。内容がいいので、デジタルボイスでも最後まで聴けました。私の場合デジタルボイスだとどうしても集中力が続かず、途中で辞めてしまうことが多いのです。

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    2025年11月19日
  • 胸アツ戦略図鑑 逆転の戦いから学ぶビジネス教養

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    国内外の戦いの歴史の裏話をまとめた短編集というべきか。
    現代を生きる我々を未来人とすれば、数々の戦争は、すべて過去の話である。
    過去ゆえに、未来人の我々からすれば、数々の戦いの歴史を単純化して見てしまいがちだ。
    何らかの理由があってどちらかが戦火を切り、お互いに死力を尽くして戦い、そしてどちらかが勝利した。
    まるでボクシングの試合のように、1対1で丸腰の条件が同じで、さらにルールが明確にあり、衆人環視の中で公平に戦っていたかのように錯覚してしまう。
    特に、私を含めて現代に生きる我々のほとんどが、戦争を経験したことが一度もない。
    前線での悲惨な惨状を見ることもなければ、戦争全体の戦略を考えなけれ

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    2025年11月13日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    偏りがあるものの、現代と比べて見る歴史というものを学べて面白かった。
    すべての歴史は現代史であるという言葉はその通りだと感じた。
    歴史を学ぶときは現代の社会問題を思い浮かべる。現代が抱えている問題と同じだと。過去を知り今を知ることができる。

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    2025年09月08日
  • はじめて読む人のローマ史1200年

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    歴史に強くないが、旅行でローマを訪れたことがあるので、ローマ史を理解しようと購読。一読では、ぼやっとしか理解は出来なかったが、ローマの歴史が今日の経済や政治に大きく影響をしていると感じた。
    奴隷制度や戦争をしている時代なので、今では考えられない行動もあるが、歴史と思って知っていきたい。
    まずは、五賢帝やカエサル等の印象に残りやすい話から、理解を深めたいと思った。

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    2025年07月22日
  • 地中海世界の歴史5 勝利を愛する人々 共和政ローマ

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    ネタバレ

    共和制ローマの政治史と領土拡張史を追う。ローマ史としては平板。心性史はどこへいったのだろうか。
    ・息子の父親による教育が規律を重んじる父祖の遺風を身に着けさせローマの軍事・政治の強さに。

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    2025年07月03日