本村凌二のレビュー一覧
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そういえば、もうすぐ映画「ポンペイ」が公開されますね。
パニックムービーにして 3D映画、これは楽しみです。
ポンペイには当時の市民の生活がそのまま埋もれています。
本著の表紙のご夫妻も、ポンペイから出土したものです。
裕福な市民の家には多種多様なモザイク絵画が描かれいました。
町じゅうの落書きなども残っていて、当時の生活が伝わってきます。
本著はポンペイだけでなく、ローマ市民の生活を風俗生活の観点から述べています。
ローマ市民と言ってもやや1,000年近くに渡る時間軸なので、どの時代のどの階級によって生活は違います。本著は皇帝や皇后から一般市民、そして時代も取りあわせています。
書か -
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馬を切り口にすると、世界史の流れがより鮮明に見えてくることに驚いた。アメリカ大陸はウマ科の化石の宝庫だったが、1万年前に氷期が終了すると絶滅した。旧大陸でも、家畜化される前の馬は狩猟の対象でしかなく、絶滅しかけていた。
ウクライナのドニエプル川西岸にあるデレイフカで52頭の馬の骨が発見されており、BC4000年頃には馬が飼育され、騎乗されていた可能性もある。その西にあるトリポリエでも、BC3000〜BC1700年頃まで家畜馬の骨が発見されている。BC2000年以降は南ロシアや西アジアが乾燥化して草原が広がったため、家畜の中で馬の占める割合が増えた。
メソポタミアでは、BC3000年紀からロ -
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面白そうだったので、知り合いに貸してもらって読んだ本。
21本の名作と言われる映画をベースに、何が史実でどこがフィクションなのか、どんなところに着目すると歴史の背景や当時の様子がわかるのか、などが書かれており、映画好きにも歴史好きにも刺さる内容だと思う。
私自身はどちらも造詣が深くないタイプだが、本の中のグラディエーター、ブレイブハート、ライフイズビューティフルは観たことあった。本村さんの本を読みながら「え、実は闘技場では毎回人が死ぬまで戦うわけじゃなかったの?」「スコットランド独立運動をしたウィリアム・ウォレスは本当にいたの?メル・ギブソンの服装そんなにリアルだったの?しかも何か国語も話せ -
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ネタバレ愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(ビスマルク)
少し違った切り口で世界史を語っている本
1.文明はなぜ大河の畔から発祥したのか
乾燥化による人々の水辺への集中
めぐまれた環境に文明は生じない
2.ローマとの比較で見えてくる世界
ローマの歴史の中には人類の経験のすべてが詰まっている
3.世界では同時に同じことが起こる
アルファベット、一神教、貨幣が同時代に誕生した
産業革命だけはイギリスのみで起こる
→近郊で石炭などのエネルギーが手に入った
植民地の拡大で巨大市場が手に入った
4.なぜ人は大移動するのか
新大陸発見、戦争難民、奴隷貿易
気候変動による食糧不足→ゲルマン民族 -
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国内外の戦いの歴史の裏話をまとめた短編集というべきか。
現代を生きる我々を未来人とすれば、数々の戦争は、すべて過去の話である。
過去ゆえに、未来人の我々からすれば、数々の戦いの歴史を単純化して見てしまいがちだ。
何らかの理由があってどちらかが戦火を切り、お互いに死力を尽くして戦い、そしてどちらかが勝利した。
まるでボクシングの試合のように、1対1で丸腰の条件が同じで、さらにルールが明確にあり、衆人環視の中で公平に戦っていたかのように錯覚してしまう。
特に、私を含めて現代に生きる我々のほとんどが、戦争を経験したことが一度もない。
前線での悲惨な惨状を見ることもなければ、戦争全体の戦略を考えなけれ