本村凌二のレビュー一覧

  • はじめて読む人のローマ史1200年

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    ローマ帝国の起源から終焉までが、分かりやすくまとめられた良書。
    やはりローマの歴史からは、学ぶべき事が多いと改めて感じる。

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    2022年04月22日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    木村先生の本はどれも分かりやすく、勉強になります。「かつて人間は神々の声が聞こえていた」という見方、これは当時の感覚で歴史を捉える、ということなのでしょうが、そう考えれば腑に落ちる点もありますよね。他方、常に「いま」のフィルターがかかって歴史を見ている、という指摘も納得。歴史の見方を教えて頂きました。先生に現在のウクライナを解説して頂きたいくらいです。

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    2022年04月04日
  • 独裁の世界史

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    独裁自体は決して悪いものではないというのが、目鱗だった。共和制、民主制、独裁制、結局、国家や人心が落ち着くのであれば、それが正しい。しかし、1人の人間が強い権力を持ちながら、長い期間正気を保ち続けるのは難しいのだとも思う。

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    2022年03月07日
  • 20の古典で読み解く世界史

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    これまで、「古典」と言われると尻込みしていましたが、ハードルを下げて頂くとともに、素晴らしいガイド。かつ背景の歴史。これがセットだと内容もとっつき易くなるのでしょう。もっと自分の読書の楽しみが増すのはこの方向かも、と感じた一冊でした。

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    2022年02月26日
  • 20の古典で読み解く世界史

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    どうにも古典が苦手。原文翻訳は。じっさい面白くないし、嫌々する勉強になってします。かいつまんで解説してくれる、しかも20冊はありがたい。しかし、やはりダイジェストでもだいたいツマラナイ。イリアス、オデュッセイアくらいは、まだエンタメとして楽しめるが、近代西洋以降は、まったく原典を読みたいと思わない。やはり私は愚鈍で教養とは縁のない人間なのだろうかと、ちょっと悲しい。

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    2022年02月19日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    なかなか「やばい」本。
    偉人も変態だったり、変なものにハマったり、煩悩だらけだったり、自分のことは棚に上げてたり…人間らしいなぁと親近感を持てた。(引いた人もいるけど笑)

    インパクトの大きいエピソードを通して歴史の重要人物を印象づけられるので良いと思う。

    あ〜あれ、歯抜いちゃった人ね…みたく(笑)

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    2022年01月03日
  • 馬の世界史

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     馬にフォーカスして世界史を捉え直す本。馬の家畜化から始まり、アケメネス朝ペルシアやらフン族やら中国北部の騎馬民族やら、世界史には馬を巧みに操った人々の影響が常に存在したことを書いている。これを読むと馬を見るだけで歴史に思いを馳せることができるようになるのでおすすめ。カウボーイが乗ってる馬を見て「アメリカ大陸では紀元前1万年頃に馬が絶滅してるから、あれはヨーロッパから移住してきた人が一緒に連れてきた馬の末裔なんだな」とか。
     著者は競馬好きらしく、そのせいか産業革命以後の話がかなり競馬に偏っていたのがもったいない。第一次世界大戦の頃にも軍馬が用いられていたが、そのことについては一切触れていなかったりする。

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    2021年09月24日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    全体を通して理路整然とされていていとても読みやすい。世界史には非常に苦手意識が植え付けられていたがもう一度勉強し直そうという気にさしてくれる書籍です。

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    2021年08月25日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    偉人と言われる人たちの功績と意外な一面が知れて、楽しめました。
    世界史に興味がない方や小学生が、世界史に興味を持つきっかけとして、おすすめ。

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    2021年08月19日
  • 一冊でまるごとわかるローマ帝国

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    ネタバレ

     突然ですが、人はなぜ歴史学ぶのでしょうか。
     私は、歴史の流れに人間の典型を見ることができるから、だと考えます。

     現代に生きる我々ですが、対人関係に悩んだり、いがみ合ったり、恋したり、諸々のことに思い悩むのは今も昔も変わりません。先が見えない未来への対処に悩んだとき、過去にも類似のことがあったと推測するのが自然だと思います。つまり、歴史の中に「模範解答」を見出そうとするのではないでしょうか。

     そう考えるならば、本作で描かれるローマ帝国の歴史は、人間とは何かを学ぶ上ではうってつけの教材であると思います。「正解」「不正解」かは別として、それはもう多くの解答例を得られるはずです(大部分、微妙だとは思いますが笑)。

     作中に登場する皇帝らは個性があり、わがままで、時に名君であり、時に暴君であります。困難ななかで物事を成し遂げたりする一方、わかりきった倫理の前で敢えてその正解を選べなかったりする点で、これらの皇帝らは非常に人間的であると感じます。

     例えば、古代ローマの英雄として名高いカエサル。ハゲの女たらし。結婚しているのに、エジプト遠征でクレオパトラと恋に落ちてしまう。さらにクレオパトラとの子を時期皇帝にしようとしてブルトゥスに暗殺される。
     例えば、皇帝アウグストゥス。ローマに平和をもたらしパクス・ロマーナを作り上げた彼。公私の別をしっかり分け、大いに部下に施しを行う一方、情事のうわさが絶えることがなかった(P.114)。彼もまた血のつながった子供を何とか皇帝位につけようとして娘のユリアに三度も結婚を繰り返させます。
     例えば暴君として名高いネロ。16歳で帝位についた彼は、セネカをそばにおき、当初は善政を敷く。しかし権力の全能感からか、次第に周囲を遠ざけ、母を殺し、妻をあやめ、そして、多くの市民を殺してしまいます。

     こうした例から、人間の本性とは性悪であると安易に帰納する向きもあることでしょう。また、地位の力が人の心を腐らせると主張する事も出来るでしょう。あるいは、子孫への渇望は2000年も前からあったのであり、親が結婚はまだかとか孫の顔が見たいとかいうのも致し方ないと納得された向きもあることでしょう(ありません)。

     いずれにせよ、本作では、地位があっても(ある故に)顔をのぞかせてしまう人間的特性や弱さ、特に性欲や名誉欲、嫉妬深さや猜疑心、そして血族維持への渇望などを露わな形で見ることができます。他方、理性や信念の固持によって清廉さを保てた例もまたみることができます。謙虚で欲を欠き、忠実に上司を支え市政に尽くしたアグリッパやマエケナスらに、人間がよりよく生きられるという可能性を見出すことができるとおもいます。

    ・・・

     まとめますと、非常に面白い作品でした。当初は世界史を深く学ぶために購入したのですが、むしろ考えは人間とはなにか、とか、人の進歩とはどういったものなのかとか、そうした思いへ私を導いてくれました。こう書いていて、R・ドーキンスの「利己的な遺伝子」をふとも思い出しました。その考えは端的に言えば、人間の意志などは存在せず、我々はヒトという「種の保存」のプログラムにただ乗せられているだけ、というものです(20年以上前の記憶につきうろ覚え)。
     人間とは実にふしぎな生き物だなあと改めて思った次第です。

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    2021年06月17日
  • 興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

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    塩野七生氏の「ローマ人の物語」で、ローマ史に詳しく触れた。
    本書でその復習になる。
    膨大な時間と領域をコンパクトにまとめてあるが、
    一冊では少し物足りない感じ。
    ただし、要所はしっかりとおさえてある。

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    2021年05月06日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    世界史はとても気になるけれど、学生の頃苦手だったので読み切ることができるか心配だったけれど、audiobookで聞いて正解。本で読んだら、知らない単語がたくさんあって読み進めることができなかったと思う。
    内容はとても興味深かった。宗教のことも、文明のことも、正しく分かっていなかったので勉強になった。ローマ史についてもっと知りたい。

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    2021年05月05日
  • 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

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    競馬の歴史が面白く学べた。
    しかし分かりにくい。時代がとんだり戻ったりする上に年代も「~から何年後」という表記でメモを取らないとついていけない。年表があれば全然理解のしやすさが違うんだが。

    さらに表現に重複が見られ校閲不足を感じる。
    あとがきを読むと100日で書かれたとあるが著者が一気にかきあげた勢いが感じられる。

    内容は素晴らしいがまとめ方が荒削りで読みながら自分で年代をまとめないとついていけない点がマイナス。
    あとこれは競馬と関係ないが在来馬保護の視点が全くない。

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    2021年04月28日
  • 独裁の世界史

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    独裁制、民主制、共和制などの政治体制に
    ピックアップして世界史を断片的に解説され、
    とても楽しく読める本です

    それぞれの政治体制の共通点や相違点などが
    はっきりと分かり、今日の各国の政治体制と
    比較しながら読むとなお理解が深まると思います

    特に、独裁制に興味がある人、独裁者になりたいと思っている人、「進撃の巨人」のマガト隊長が好きな人にオススメです!

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    2021年04月22日
  • ローマ帝国 人物列伝

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    共和制ローマからローマ帝国まで、時代の変遷にあわせて代表的な人物を説明した本。奇をてらう内容ではなく、教科書に出てくるような人を丁寧に解説してくれている印象で、とても読みやすい。逆にマニアには物足りないかも?

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    2021年03月22日
  • 独裁の世界史

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    独裁は絶対悪なのかを歴史を紐解き考察している一冊。
    これまでの独裁政、民主政、共和政について詳細に解説され、それぞれの可能性を検討しています。
    得手不得手や安全危険は各々にあり、独裁について感情で否定せず理性で理解することが重要に思えました。
    古代ローマの期限付き権力者の独裁官のような仕組みは、非常・緊急事態ではとても有効と考えます。
    負の歴史の印象が強すぎるものですが、常に平和ではない今はまさに再認識と再検討の時期ではないでしょうか。
    皆でよく話し合うべき課題です。

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    2021年02月16日
  • はじめて読む人のローマ史1200年

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    世界史の知識が皆無だった私が、カエサルや剣闘士やコンスタンティノープルの陥落など部分的に興味を持った中で、歴史あるローマの全体像を知りたいと思い手に取った一冊。

    現代使われている英単語の語源などの解説も途中に入っており、あれもこれもローマから来ているのかと思うと一層興味が増した。

    これを足掛かりに、各時代のドラマを深掘りしていきたいと思う。

    解説が本当にわかりやすい。筆者の私見も当時の時代背景を想像するのに役立った。

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    2021年01月09日
  • 独裁の世界史

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    民主主義の走りがアテネから、というくらいにしか知らなかったが、古代ギリシャでも政治の形が色々模索されていたのは興味深かった。
    そして、民主主義とはもとからポピュリズムで問題を抱えているものなので、共和制や独裁制から学ぶべきこともあるというのが面白かった。最後はハラリの言うデジタル独裁にも言及されていたが、たしかに歴史から学んでおかないとこれからくる未知の時代に愚かな選択をしてしまいそうだと改めて感じた。

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    2021年01月04日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    歴史を順番に説明していくような教科書ではなく、「こういう切り口で各地域の歴史を比較してみると」というものなので、飽きずにわくわくして読めた。

    西洋と東洋で、君主に対する見方が異なるのが、なるほどと思った。西洋では、君主は民衆に姿を見せパフォーマンスをし、人気を集める必要があった。そのため、民衆に近い存在で、民衆は文句も言える対象だった。一方で東洋の君主は、姿を見せずミステリアスで畏怖の対象だった。
    この辺りの歴史が、いまの国民性の違いにもつながっていたりするのかな、とぼんやり思う。

    あと、3千年前の言語が確立されていない人間は、心の中に神の声を聞いていたかも知れないという説は、刺激的だった。想像がなかなかつかないけど、ロマンがある。

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    2020年08月22日
  • 馬の世界史

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    面白いな、これ。
    馬と人類の歴史的な絡みを通史だけでなく、独自の視点でまとめています。
    何も全てを欧州の視点で世界史を俯瞰せんでもいいというのは、その通りと思うし、それに馬が果たした役割、という視点が面白いですね。

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    2020年08月10日