本村凌二のレビュー一覧

  • 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

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    平地競馬の誕生や馬券の取り組みなどを欧米や日本様々な地域でどのように競馬が今日まで発展していったかの変遷を書いた一冊。

    ヒート競走から現在の競走になる変遷、サラブレッドの誕生、競走年齢の低下や距離短縮など今からは想像もできないような競馬が行われていたことやまた馬券の面で見ると不正が横行するなかでの制度の整備に苦心したことが本書で学ぶことができました。

    また本書では時代に活躍した名馬についても書かれており、名前だけしか聞いたことのない馬の当時の様子や強さも知れてそちらも勉強になりました。

    日本馬のレベルの向上による活躍や海外でのレースも買えるようになり、ますます日本競馬における世界との距離

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    2016年12月20日
  • 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

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    競馬版、世界史の教科書とでも言うべき一冊で、興味深く読ませてもらった。広く様々な国や時代に触れている分、内容が浅く留まるのは否めないが、競馬がいかにして今のような姿になったかをざっくりと感じることはできる。
    その競馬の歴史的な流れを理解することは、海外馬券が解禁された今の競馬ファンには重要なことだし、各国の競馬の違いを踏まえた、より正確な予想の一助となるやもしれない。

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    2016年11月01日
  • 馬の世界史

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    なるほど科学と統計抜きで世界史を語るとこうなるのか。第1章の書き出しからして「この一万年間に、地球には4000種ほどの哺乳類が棲息していたという。」なんだから程度が知れる。

    馬の進化の系譜や他の哺乳類との比較もないが、いかに戦争で用いられ、いかに騎馬民族が世界を席巻したのかが物語として語られる。

    学ぶためではなく、楽しむための一冊としてであれば、悪くない一冊ではある。

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    2018年10月20日
  • 世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ

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    古代ローマ史を専門とする歴史学者である本村凌二氏が、世界史上の古今東西の人物51人を取り上げ、その生涯と事績を紹介したもの。産経新聞に2012~2013年に連載されたコラム「世界史の遺風」をまとめたものである。
    取り上げられた人物は、古代エジプトのアクエンアテンから現代日本の石原裕次郎まで、幅広い時代・地域に亘るが、世界史の表舞台で活躍した人物ばかりでなく、歴史を陰で支えたような人物にも目が向いている。
    古代ローマの保守派の政治家で、ローマ人の「父祖の遺風」を体現したといわれる大カトー。
    卑賤の出身ながらビザンツ帝国のユスティニアヌス帝の皇妃となり、人民の反乱で首都コンスタンチノープルを脱出し

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    2016年01月11日
  • はじめて読む人のローマ史1200年

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    起承転結でローマ史を振り返っている。
    それぞれの章でなぜ〜?という問いによってローマ史を解き明かしている。問いの立て方が参考になる。

    本書のはじめに、で書いてあるが、なぜローマは人々の心を惹きつけるのか?という問いが浮かんでくる。

    その答えとして、ローマには全てがあるからということではないか。全てとは、一大文明の起承転結がはっきりとわかるということ。筆者は起承転結でローマを記述しているが、このやり方はうまいと思う。
    遠い昔のまた昔のローマ文明であるが、学ぶことはたくさんある。

    気軽に読めた一冊でした。

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    2015年07月26日
  • 世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ

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    世界史的人物達の一生を手短に読み、そこから叡智を見出す評伝作。おもろかったのは、カエサル、ハンニバル、ハドリアヌス、曹操、西行、鄭和、王直、李舜臣、保科正之、康き帝、オランプ・ド・グージュ、スティーブン・ダグラス、明治天皇、金玉均、マイルス・デイビスなど。風呂の中とかで読むといいかも。

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    2013年12月21日
  • ローマ人に学ぶ

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    ある程度ローマ史を知っていて、その復習的に読む分には悪くないと思いますが、目新しい発見は殆どありませんでした。 
    ただし、気を張らずに軽く読めるので、その点を踏まえて、星は3つとしました~^^

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    2012年03月05日
  • 英語で読む高校世界史 Japanese high school textbook of the WORLD HISTORY

    良いコンセプトだと思いサンプルを試し読みしてみたが、肝心の英語文が酷すぎて驚いた。
    高校生が書いた英語なら納得できるが、本当に英訳の専門家やネイティブスピーカーが原稿作成に関わっているのだろうか。
    タイトルを「高校レベル英語の世界史」に変えた方がよいのでは?

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    2017年05月15日