本村凌二のレビュー一覧

  • 教養としての「世界史」の読み方

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    乾燥化すると、人々が水辺に集まってくる。少ない水資源を知恵を絞って活用しようとする。環境が厳しくなったことで文明が生まれた。四大文明。

    ギリシアの民主政は100~150年間ほどで短期間。僭主政の期間の方が長い。民主政は4万人ほどの少人数だったから可能だった。▼サラミス開戦。下層民が戦争参加。発言力上がる。→ペリクレス時代

    SPQR ローマの元老院と国民。ローマ帝国の国名。

    ※「四大文明」「五賢帝」という言い方は日本独自のもの。

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    2023年06月04日
  • 集中講義! ギリシア・ローマ

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    ギリシア史・ローマ史それぞれの専門家が講演・対談されたものを元にまとめたものなので、書物には書かれていなさそうな生の情報に触れることができたように思う。

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    2023年04月23日
  • ローマ帝国 人物列伝

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    人物でたどるローマ史。建国まだ日の浅いころから、キリスト教が国教化されまた誰の目にも帝国の衰亡が明らかになったころまでの、その時々のローマの姿を、三十二人の人物像を通して描き出した一冊。

    個々人の記載はあっさりとしているが、まあまあ主要なところは押さえられており、千年を超えるローマの歴史をさっとなぞるにはよいかと。最後がキリスト教関係者二連発で締めくくられるのも意味深。
    ただ、各期である程度人数のバランスをそろえたぶん、"歴史物語"としてみると盛り上がりのところが薄く、エピローグが厚すぎるように感じてしまうのは致し方なしか。

    小ネタとして、アメリカの通貨ドルの記号$が、

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    2023年03月24日
  • 世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ

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    世界史の教科書に主役として登場する人物だけに限らず、歴史に名を残す人の影には立役者や評価があまり知られていない方も多く登場する。
    そう言った二番手、三番手の存在が特に面白い。

    歴史の授業も教科書的の上っ面をとらえたものより、中心的な人物の周囲も含めて学習したい。実際は学生も時間が有り余ってるわけではなくやりきれない事情はわかるのだが。
    少なくとも、することが見つからない時は、こういった本を読んだ方がいい。

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    2023年03月07日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    久しぶりに歴史物ということで読んでみました。ローマ史をご専門とされている本村先生の著作ということもあり、ローマ史やギリシア史などに関する記載が多かったですが、歴史に学ぶということや、過去の出来事と現在の出来事の関連性など、色々と考えながら読むことのできる作品だったと思います。
    この書籍に記載された本村先生の考え方が全て正しいというわけではないでしょうが、考え方の視点の一つとして捉えることや、共通事項は教養として知っておくことは大切だなと思いました。

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    2023年02月26日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    世界史上の偉人とされる人たちのすごさだけでなく、ヤバさが笑える。ある意味、そのくらい突き抜けていないと、歴史は変わらないのかとも思う。

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    2023年01月08日
  • 20の古典で読み解く世界史

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    永い時間世界各国に受け入れられ、読み継がれる古典
    古典をもっともっと読みたい!
    そのきっかけと勇気をいただくために読むことに
    ついでに世界史も学べるの?
    お得感満載である

    古典の紹介のまた紹介

    ■イリアス/オデュッセイア ホメロス
    「イリアス」は約10年に及んだトロイア戦争の最後の1年の内、50日間(アキレウスが戦線復帰する辺り〜)の物語
    「オデュッセイア」はギリシャ軍がトロイア戦争で勝利を収めた後、オデュッセウスがトロイアから故郷に戻る道中(なんと10年もかかる)のさまざまな出来事をまとめた冒険譚
    この二つは内容も作られた(伝承された)時代もかなり違うことが予測され、それぞれ味わうのがと

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    2022年03月22日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    世界史の有名人物の概要と、裏話を紹介。

    意外なエピソードから、世界史の人物に親しみをもてるようになるのでは。

    和田ラジヲの絵がかなり面白い。

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    2021年11月07日
  • 教養としての「ローマ史」の読み方

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    自分のローマの知識は塩野七生の「ローマ人の手紙」がすべてなのだが、専門家からの批判が多いということで、専門家による書籍の手始めとして本書を読んだが、結果的に「ローマ人の手紙」のどこが不正確なのかはわからなかった。ローマ帝国の最後を”「衰退・滅亡の時代」ではなく、「変革の時代」へ”と最近の研究では捉え直されているという指摘は新鮮であったが、最後の不寛容についてトランプ現象と重なっているというのはさすがに強引な気がした。

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    2021年11月03日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    面白くはあったが、途中くらいからちょっと違うかなという感じがしてきた
    古代ローマ史に全ての人類史は凝縮されていることをいくつかの事例で説明しているがややこじつけ感も否めない印象

    ただ、サピエンス全史的に人類史をいくつかの視点で捉えようとする取り組みは面白いが、もう一つ深めて欲しかったところ(論考が著者の主観に少し偏っている印象もある)

    にしても、文明が登場した理由の一つに「乾燥化」があるというのは衝撃的に面白かった。環境的に恵まれていることは人類を発展させないのだ。
    あと、一神教が登場した理由として文字の発明があるのでは、というのも面白い考え方。もちろん文字の発明は階級支配ともつながるし階

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    2021年09月10日
  • 興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

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     本書はローマ帝国史の概説本だが、定石通りの建国神話からではなく、なぜかいきなりローマ軍総督小スキピオによるカルタゴ制圧の場面で始まる。これは著者の問題意識の視座を如実に反映したものだ。カルタゴやギリシャのコリント崩壊など、ローマがかくも徹底的に敵国を破壊しなければならなかった理由は何か?ともすればローマという国家の体質のうちにあるなにものかが否応なくそうさせるのではないだろうか?これが本書を貫く著者の問題提起である。

     その遠因としてまず著者が挙げるのが、元老院という初期ローマを特徴付ける政治体制だ。共和政を構成する元老たちが、父祖の物語を題材に民衆を扇動して戦闘へと焚き付けるファシズムの

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    2021年08月29日
  • 集中講義! ギリシア・ローマ

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    1.この本を一言で表すと?
    ギリシャとローマの社会の仕組み、そこに暮らした人々の様子を概説した本。

    2.よかった点を3~5つ

    ・第二章 高尚な文化と俗な生活
    →全体的にギリシャとローマの一般的な文化を知ることができてよかった。

    ・第三章ギリシアとローマをつなぐもの(p)
    →本村氏と桜井氏の議論が噛み合っていないところが面白かった。

    ・ギリシアの方がローマよりも寛容さに欠け、他者に厳しかったと言う事は確かに言えると思います。(p176)
    →確かにギリシア人の方が大変厳格なような気がする。

    2.参考にならなかった所(つっこみ所)
    ・あとがきで書いている、ローマとギリシャを比較して見えてき

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    2021年08月11日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    ■2歳児大絶賛? やばいエピソードとシュールなイラストのコラボが絶妙!■

    教科書等で偉人と呼ばれる人たちの「すごい」実績と知られざる「やばい」側面がセットで漫画やイラストとともに紹介されており、意外な(人間的な?)一面を垣間見ることができる。

    僕のハートを捉えたのは「無知の知」を唱えた哲学者ソクラテスの発言で彼の鬼嫁に関連する含蓄ある言葉
    「結婚はするべきだ。相手が良妻なら幸せになれるし、悪妻なら哲学者になれる。」
    感想?言わぬが花でしょ。

    ところでこの本、なぜか2歳の娘のツボにはまったようだ。気に入りすぎて、僕が読んでいると取りにくる、上の娘が取り上げると猛烈に怒る。突然ハッと気づいて

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    2021年04月23日
  • 教養としての「ローマ史」の読み方

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    事実だけでなく、経緯や原因も書いてあるので
    とても分かりやすかった。
    世間では悪帝と評される皇帝も
    一概に悪帝で終わらせるのではなく
    皇帝としての実績もちゃんと紹介されてるのでよかったです。
    ローマ史入門として初心者にもわかりやすくて
    これから読もうと思う作品や、ローマを舞台にした映画などを手助けしてくれるだろうと思いました。

    知識欲が満たされて満足。
    ローマ史を語る上でのギリシアとかキリスト教、
    スラブ人たちの歴史も学んでいきたい。

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    2021年03月25日
  • 教養としての「ローマ史」の読み方

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    クレメンティア(慈愛)を切り口にした分析は面白かった。ポリス時代の(弱者を切り捨てた上での)平等に基づく慈愛、カエサルの親分から子分への慈愛、キリスト教の強者から弱者への慈愛。

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    2021年02月01日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    教養としての世界史とあるが、特にローマをルーツとしている欧州人の思想、常識について述べられている。著者の専門が古代ローマ史ということもあり、何かとローマの話を引き合いに出してくる。
    名前ローマ史でええやん!となる。

    ただ、強い専門性はないので世界史をルーツとしたグローバルスタンダードやちょっと世界史を読み直そう、勉強し直そうという人におすすめの本。
    考え方の切っ掛けやヒントをくれる。

    私は中国史や東南アジア史も好きだったので、ん?となった。これら、特に後者は全く触れられない。

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    2021年01月22日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    コテンラジオというpodcastが気に入ったので知識の補完できないかと思って読んでみたところ、最初の方は近しいものがあってとても面白かった。
    読みすすめるに連れ、古代ローマを専門とする著者が専門外のことを書いてる部分が増えて、感想や想像が増えてきて辛くなってきた。想像で断定しない真摯さはあるものの書籍というフォーマットで専門外の割合が増えるのは悩ましいのと、【高齢者が話す専門外の知識は情報が古い】ことに改めて気付けたのは良かった。
    知らなかったことが色々書いてあるのは面白かった。ジャガイモやトマトは元々ヨーロッパになかったとか、逆にアメリカに馬がいなかったとか。

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    2020年05月23日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    これは歴史好きのためではなく、世界史を一般教養として学ぶ人のためのものだということをまず理解しなければならない。
    内容は古代ローマ史がほぼ中心だが、教科書には載らない世界史の裏エピソードのようなものが面白かった。授業中の先生の豆知識のような感じで。。

    大学の教授で学生相手に教えているだけに、世界史を面白いと思わせるかに重きを置きつつ今後の世界を考えることへの切り口になることが著者にとって喜ばしいことなのではないだろうか。

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    2020年04月22日
  • 教養としての「ローマ史」の読み方

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    世界史の面白さが詰まっているローマ史。その大きな流れを捉える

    ●本の概要・感想
     ローマの誕生から滅亡までのストーリーを追って説明する。教科書的な記述だけでなく、著者の意見や価値観を表してくれるので面白い。例えば「カエサルのカリスマ性は世界史の中でも5本の指に入るに違いない」「キリスト教の迫害を行ったためか、ディオクレティアヌス帝の評価が不当に低くなっている。彼は優秀な統治者であったし、自ら在位を譲った後にも先にも最後の皇帝だった。」「ローマ人の強みは寛容さだった。それを失い、国としても瓦解し始めた」などなど。歴史は事実だけ追っていてもなかなか面白がれないため、詳しい人に解釈の仕方を教えても

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    2020年04月10日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    ローマ史の部分は面白い。読みやすい。ただ、文明史観の所は、この人、ジャレド・ダイヤモンドとかよんでないのかな、と思ってしまう。あと、宗教観は、一神教と多神教のステレオタイプで居酒屋の雑談レベルかも。これ欧米の人々が読んで、日本の学者の宗教に対するレベルを推し量られてしまうと不安になります。少し古いタイプの典型的な日本の学者なんでしょうね。とても良いローマ史学者だとは思うし、人柄の良さも滲み出てるので、少し書きすぎました。

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    2020年04月05日