本村凌二のレビュー一覧

  • 独裁の世界史

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    独裁を含む様々な政体について、古代ギリシャローマと近代ヨーロッパを元に考察しています。
    要するに民主制でも貴族政でも独裁制でも、結局のところリーダーの素質と言わんばかりの結論で、まぁそれは納得です。

    気になるのは、古代と近代のヨーロッパだけの考察でよいのかということで、中国皇帝や現代の開発独裁、選挙を利用した民主独裁についても触れてほしかったように思えます(本村先生は古代ローマ史が専門なので、東洋史まで話を広げるのは困難かもしれませんが)

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    2024年04月04日
  • 宗教と不条理 信仰心はなぜ暴走するのか

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    背景、歴史があって奥が深いなと思いました。また日本人は無宗教というわけでもないんだなということもわかりました。一部の新興宗教等によって宗教という言葉のイメージが歪められているように思います。それは信じることの力がものすごく強いからだろうな。

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    2024年03月25日
  • 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

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    サラブレッド誕生前夜どころか紀元前の競馬事情から2015年までの、日本を含めた世界の競馬の歴史を、総合的にたどっていく本。

    競馬の逸話がふんだんにちりばめられている本です。それこそ「名馬とは記憶に残る競走馬」のテーゼがあるとしたらそれにしたがって、記憶に強烈に残るからこその競走馬そして競馬、というその魅力をさまざまなエピソードから伝えてくれています。

    本書プロローグで触れられているデットーリ騎手による一日の総レースである7戦を全勝した出来事(マグニフィセント・セブン)を僕は知らなくて、レジェンドたるところのひとつの究極的達成がこういうことだったのか、とこれまで見つからなかったパズルのピース

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    2024年02月27日
  • 宗教と不条理 信仰心はなぜ暴走するのか

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    いやー難しかったな
    ただ宗教が人間にどういう影響を与えているのか
    すこし理解ができた
    本文の最後あたり
    人間の弱さを理解していることが重要
    宗教的なものに触れていると人や社会に
    過剰な期待をしなくなるという一文が
    とても心に残った

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    2024年02月15日
  • 古代ポンペイの日常生活――「落書き」でよみがえるローマ人

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    古代ローマの、市井の人間の痕跡が何千年という途方もない年数を経た今、こうして目の当たりにできることに感動する。さらにそこにいる人間が、今の人間と変わらず、日々の日常を営んでいたということに。
    十数年前は街のトイレや施設の壁に落書きってわりとあったように記憶しているのだけれど、そういえば最近はあまり見ない。Twitterの発達で、誰もが対外的に発信できるからだろうか。だとすると、人間が自分の思いを誰かに受け取って欲しいという根本的なところは、ローマ時代からも変わらないということなのか…。

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    2024年01月31日
  • 集中講義! ギリシア・ローマ

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    2024.01.15 美術の話はほとんどなかったが、ギリシャとローマの違いがぼんやりながら分かる。

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    2024年01月15日
  • 興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

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    ローマ帝国の通史としての時代の流れとともに、時代それぞれにある、多面性、多様な見方が現代をみる上でもヒントになりそう。

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    2023年11月05日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    今から三千年前以降、意識が生まれ、人が責任感を持って物事を判断するようになって今まで、戦争と平和、繁栄と退廃を何度も何度も繰り返している。
    人間社会は繁栄すると必ず退廃していく。
    どうすればこの問題を解決できるのかという学びは、勿論、自分にも得られていないが、繁栄が当たり前になって、そのことに気づいてさえいないのではないか。当たり前のことだがモラルの低下は、自分はそれをしても許されると思っているのではないだろうか。そういう世界にしてしまったのは自分にも責任があるだろう。

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    2023年10月29日
  • 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

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    広くまとめてあり勉強になる。エクリプス、セントサイモン、ハイペリオン、ネアルコ、ノーザンダンサー、ニジンスキーなどなども登場してにやけてしまう。

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    2023年08月16日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    乾燥化すると、人々が水辺に集まってくる。少ない水資源を知恵を絞って活用しようとする。環境が厳しくなったことで文明が生まれた。四大文明。

    ギリシアの民主政は100~150年間ほどで短期間。僭主政の期間の方が長い。民主政は4万人ほどの少人数だったから可能だった。▼サラミス開戦。下層民が戦争参加。発言力上がる。→ペリクレス時代

    SPQR ローマの元老院と国民。ローマ帝国の国名。

    ※「四大文明」「五賢帝」という言い方は日本独自のもの。

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    2023年06月04日
  • 集中講義! ギリシア・ローマ

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    ギリシア史・ローマ史それぞれの専門家が講演・対談されたものを元にまとめたものなので、書物には書かれていなさそうな生の情報に触れることができたように思う。

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    2023年04月23日
  • ローマ帝国 人物列伝

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    人物でたどるローマ史。建国まだ日の浅いころから、キリスト教が国教化されまた誰の目にも帝国の衰亡が明らかになったころまでの、その時々のローマの姿を、三十二人の人物像を通して描き出した一冊。

    個々人の記載はあっさりとしているが、まあまあ主要なところは押さえられており、千年を超えるローマの歴史をさっとなぞるにはよいかと。最後がキリスト教関係者二連発で締めくくられるのも意味深。
    ただ、各期である程度人数のバランスをそろえたぶん、"歴史物語"としてみると盛り上がりのところが薄く、エピローグが厚すぎるように感じてしまうのは致し方なしか。

    小ネタとして、アメリカの通貨ドルの記号$が、

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    2023年03月24日
  • 世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ

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    世界史の教科書に主役として登場する人物だけに限らず、歴史に名を残す人の影には立役者や評価があまり知られていない方も多く登場する。
    そう言った二番手、三番手の存在が特に面白い。

    歴史の授業も教科書的の上っ面をとらえたものより、中心的な人物の周囲も含めて学習したい。実際は学生も時間が有り余ってるわけではなくやりきれない事情はわかるのだが。
    少なくとも、することが見つからない時は、こういった本を読んだ方がいい。

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    2023年03月07日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    久しぶりに歴史物ということで読んでみました。ローマ史をご専門とされている本村先生の著作ということもあり、ローマ史やギリシア史などに関する記載が多かったですが、歴史に学ぶということや、過去の出来事と現在の出来事の関連性など、色々と考えながら読むことのできる作品だったと思います。
    この書籍に記載された本村先生の考え方が全て正しいというわけではないでしょうが、考え方の視点の一つとして捉えることや、共通事項は教養として知っておくことは大切だなと思いました。

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    2023年02月26日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    世界史上の偉人とされる人たちのすごさだけでなく、ヤバさが笑える。ある意味、そのくらい突き抜けていないと、歴史は変わらないのかとも思う。

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    2023年01月08日
  • 20の古典で読み解く世界史

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    永い時間世界各国に受け入れられ、読み継がれる古典
    古典をもっともっと読みたい!
    そのきっかけと勇気をいただくために読むことに
    ついでに世界史も学べるの?
    お得感満載である

    古典の紹介のまた紹介

    ■イリアス/オデュッセイア ホメロス
    「イリアス」は約10年に及んだトロイア戦争の最後の1年の内、50日間(アキレウスが戦線復帰する辺り〜)の物語
    「オデュッセイア」はギリシャ軍がトロイア戦争で勝利を収めた後、オデュッセウスがトロイアから故郷に戻る道中(なんと10年もかかる)のさまざまな出来事をまとめた冒険譚
    この二つは内容も作られた(伝承された)時代もかなり違うことが予測され、それぞれ味わうのがと

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    2022年03月22日
  • 東大名誉教授がおしえる やばい世界史

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    世界史の有名人物の概要と、裏話を紹介。

    意外なエピソードから、世界史の人物に親しみをもてるようになるのでは。

    和田ラジヲの絵がかなり面白い。

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    2021年11月07日
  • 教養としての「ローマ史」の読み方

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    自分のローマの知識は塩野七生の「ローマ人の手紙」がすべてなのだが、専門家からの批判が多いということで、専門家による書籍の手始めとして本書を読んだが、結果的に「ローマ人の手紙」のどこが不正確なのかはわからなかった。ローマ帝国の最後を”「衰退・滅亡の時代」ではなく、「変革の時代」へ”と最近の研究では捉え直されているという指摘は新鮮であったが、最後の不寛容についてトランプ現象と重なっているというのはさすがに強引な気がした。

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    2021年11月03日
  • 教養としての「世界史」の読み方

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    面白くはあったが、途中くらいからちょっと違うかなという感じがしてきた
    古代ローマ史に全ての人類史は凝縮されていることをいくつかの事例で説明しているがややこじつけ感も否めない印象

    ただ、サピエンス全史的に人類史をいくつかの視点で捉えようとする取り組みは面白いが、もう一つ深めて欲しかったところ(論考が著者の主観に少し偏っている印象もある)

    にしても、文明が登場した理由の一つに「乾燥化」があるというのは衝撃的に面白かった。環境的に恵まれていることは人類を発展させないのだ。
    あと、一神教が登場した理由として文字の発明があるのでは、というのも面白い考え方。もちろん文字の発明は階級支配ともつながるし階

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    2021年09月10日
  • 興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

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     本書はローマ帝国史の概説本だが、定石通りの建国神話からではなく、なぜかいきなりローマ軍総督小スキピオによるカルタゴ制圧の場面で始まる。これは著者の問題意識の視座を如実に反映したものだ。カルタゴやギリシャのコリント崩壊など、ローマがかくも徹底的に敵国を破壊しなければならなかった理由は何か?ともすればローマという国家の体質のうちにあるなにものかが否応なくそうさせるのではないだろうか?これが本書を貫く著者の問題提起である。

     その遠因としてまず著者が挙げるのが、元老院という初期ローマを特徴付ける政治体制だ。共和政を構成する元老たちが、父祖の物語を題材に民衆を扇動して戦闘へと焚き付けるファシズムの

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    2021年08月29日