内館牧子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレそこそこ、それなりに仲良し夫婦の日々のお話なのかと読んでいましたが、ん?んん??と展開があり、なかなか楽しく読ませてもらえました。
私自身、もう人生の半分にさしかかっており、悩み多き日々を過ごしてますが、読後、私は元気をもらえました!
あと、普通に家族仲が良く、支えあえる環境に羨ましさも感じました。
追記
現実に、父親の隠し子騒動があり、この本を思い出しました。(母は既に他界しています)
隠し子に罪はない、それは分かっているけれど、母の気持ちを思うと、我が家の過去の日々を思うと到底許される気にはならない。
いろんな立場の気持ちに共感できました、ほんとにこんなふうに思うんですね、リアルでした…
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Posted by ブクログ
ポルカドット、パラッツオパンツなど、知らないファッション用語ググりながら読みました。ハナの服装を詳しく表記しているので頭の中でハナが生き生きと動いていました。
主人公の強烈な内面がかかれており、この本は年寄りくさい人間を嗤いながら読むのだろうか、いやいや逆にそんな人間をバカにして若作りする人(ハナ)を痛い人だとわらいたいのか、初めはわかりませんでした。
ただのエッセイのような本だと思っていたら途中からの急展開で人生をじっくり考えさせられました。
私の母は嫁いできた田舎で、お洒落を楽しめずにつまらないと言っています。スカートを履いているだけで何処かにお出かけ?と聞かれてしまう。年をとると尚更周りの目を気にして服を選んでしまうとのこと。
我が道を行くハナの生き方は素敵だと思いますが、やはり都会に住んでいるからできることなのかなと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ60代の多くは心と体のギャップに気づかない。60代は間違いなく「転倒注意年齢」 内館牧子「女盛りは不満盛り」、2020.2発行。①著者と愛猫カミラの日々がとてもいい話でした。秋田には忠犬だけでなく村人を救った忠猫もいたそうです。猫はやるときにはやるそうです(^-^) ②北の湖理事長に「どうしたら人気回復が」と聞くと、間髪を入れずに「いい相撲を取ることです」。座布団投げは観客からの「懸賞」。③今回、将棋熱がここまで高まったのは、天才棋士の強さだけにではなく、全棋士に漂う抑制の美、言葉の美に心打たれたこともあるのではないだろうか。
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Posted by ブクログ
『源氏物語』を題材にした作品は、これまで幾つも生み出されてきたのだけど……。
弘徽殿女御視点と聞いて、すぐ購入しました。
しかも一昨年、映画化していたとは!
冴えないフリーター長男の雷。
兄とは似ても似つかない、多彩な才能を持つ弟・水の存在と比べては、劣等感を感じていた。
そんなある日、『源氏物語』のイベントからの帰りに、まさに源氏の世界にワープしてしまう。
そこで雷が共感するのは、帝に愛されなかった女、弘徽殿女御と、その息子である一の宮だった。
いや、ホントのところ、桐壺や藤壺と比べると、弘徽殿女御の、逃げ出さずに最善の仕事で勝負かけていく信念は好き。
また、圧倒的王子様である弟を前に、どこか諦めを漂わせながらも、非情になりきれない一の宮も、なんか分かるんだよなー。
そんな二人が、「カンニングペーパー」を所持した雷(鳴)という陰陽師に出会うことで、『源氏物語』のイフを読めたような気がして、楽しかった。
それとは別に、雷自身が『源氏物語』の世界で、現代では上手くいかなかった自身の生活を、改めて営んでいくというテーマを含めたのは、必要な要素だったと感じた。
ただ「社会人」として、様々な経験を経た雷だからこそ、エピローグで目指す「その後」は、果たしてそれで良かったのかな?と余計なお世話ながら思う。