内館牧子のレビュー一覧
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ネタバレ60代の多くは心と体のギャップに気づかない。60代は間違いなく「転倒注意年齢」 内館牧子「女盛りは不満盛り」、2020.2発行。①著者と愛猫カミラの日々がとてもいい話でした。秋田には忠犬だけでなく村人を救った忠猫もいたそうです。猫はやるときにはやるそうです(^-^) ②北の湖理事長に「どうしたら人気回復が」と聞くと、間髪を入れずに「いい相撲を取ることです」。座布団投げは観客からの「懸賞」。③今回、将棋熱がここまで高まったのは、天才棋士の強さだけにではなく、全棋士に漂う抑制の美、言葉の美に心打たれたこともあるのではないだろうか。
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Posted by ブクログ
『源氏物語』を題材にした作品は、これまで幾つも生み出されてきたのだけど……。
弘徽殿女御視点と聞いて、すぐ購入しました。
しかも一昨年、映画化していたとは!
冴えないフリーター長男の雷。
兄とは似ても似つかない、多彩な才能を持つ弟・水の存在と比べては、劣等感を感じていた。
そんなある日、『源氏物語』のイベントからの帰りに、まさに源氏の世界にワープしてしまう。
そこで雷が共感するのは、帝に愛されなかった女、弘徽殿女御と、その息子である一の宮だった。
いや、ホントのところ、桐壺や藤壺と比べると、弘徽殿女御の、逃げ出さずに最善の仕事で勝負かけていく信念は好き。
また、圧倒的王子様である弟を前に、どこか諦めを漂わせながらも、非情になりきれない一の宮も、なんか分かるんだよなー。
そんな二人が、「カンニングペーパー」を所持した雷(鳴)という陰陽師に出会うことで、『源氏物語』のイフを読めたような気がして、楽しかった。
それとは別に、雷自身が『源氏物語』の世界で、現代では上手くいかなかった自身の生活を、改めて営んでいくというテーマを含めたのは、必要な要素だったと感じた。
ただ「社会人」として、様々な経験を経た雷だからこそ、エピローグで目指す「その後」は、果たしてそれで良かったのかな?と余計なお世話ながら思う。 -
Posted by ブクログ
50代に入ってからの大学院生活を語った本。仕事との両立のことだったり、若い人に媚びたくないけど力を貸して貰わないとと困ったときにポルノ写真のテレホンカードを男子院生に渡して「アンタたち私を喜ばせるのよ!」と喜び組を結成して乗り切った話だったり、凄く独自の感性で率直に書かれているのは好感が持てる。お金も払った入試の期日が本職の相撲関係の事件によって延期せざるを得なくなったエピソードなど、業界の方ならではの話も出てくる。
この本の発行当時よりも社会人からの大学・大学院再受験は増えていると思うので、そういった分野に興味がある人は目を通して損はない。
文章の書き方がテレビ業界の方っぽいなあとは少し感じた。でもよくある業界人の中身の薄い本ではなく満足度高し。