内館牧子のレビュー一覧
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私は30代後半ですが、今から老後に没頭できる趣味等を作っておかないとなと思いました。
幸か不幸か、主人公ほど仕事熱心な人間ではないので、ここまで不完全燃焼な老後にはならないと思うのですが、それでも老後のありあまる時間を何か熱中できるものに当て、他人に迷惑をかけず余生を過ごさないといけないと思いました。
何事も引き際って、判断するの難しいんだろうなとも思いました。プロスポーツ等を見ていて思うのですが、「まだやれる」と周囲から言われるくらいの余力を残して引退した選手のほうが、なんだか引き際が美しいように感じます。記録等に固執して、いつまでも引退しない選手は、どうしても周囲に一定の迷惑をかけ、老 -
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ネタバレ「義理と演技」のパートIIらしいのでそれも読みます。
男女のキョリ、違い、恋愛、結婚、ここに全て書かれてる!
姉妹の確執やお互いコンプレックス抱き合うのもリアル
以下引用
「必ずお姉ちゃんより幸せになってみせる。私はお姉ちゃんの幸せを何一つ邪魔しなかったのに、もっとすごい幸せを手にしたというのが一番の復讐になるのよね」
月子「私の背骨は家庭であり家族なの。そこに責任を取ることで初めて私がすべてに安らげる。私が私でいられる」
月子、航一離婚
航一「女房なんてつくづく沢山だよ。「私が私じゃなくなる」「何のために生きてるの」だのってね。そんなこと、男だって同じだっていうのにうっとうしいこと叫ぶなって -
Posted by ブクログ
4.5
最初はコメディーだと思って読み始めたので、だいぶ本格的な源氏物語が出てきて良い衝撃を受けた。
源氏物語がどんな話かは知らない私でも、現代風の言葉でわかりやすく書かれている、本作は読みやすかった。源氏物語では脇役にあたる弘徽殿女御にフォーカスして話は展開される。私は本を読むとき、いつも主人公やその周辺の人物ばかり注力してみてしまうので、脇役のことが気に入り、本まで書き上げてしまう作者は面白いなぁと思った。1000年以上も前に書かれた源氏物語が今も現代に伝わっているなんて本当に凄いことだと思う。文学の素晴らしさを改めて感じる1冊でした。 -
Posted by ブクログ
著者は四歳からの大の相撲ファンで、女性初の横綱審議委員になった。
当時、角界の体質は古い、男女平等から改革せよと声が上がった。そんな声から伝統文化、国技である相撲を守る必要を感じた。
東北大学に入学して相撲道の学問的裏付けを相撲史から3年間みっちり勉強した。
本書は、彼女が大学で学んだ相撲史を基に、大相撲の面白さや不思議さが簡潔に書かれている。
・土俵の聖域についての詳細・懸賞の裏話・くやしかったら強くなれの格差社会(給料や衣装など)・まわしの裏話・朝青龍や白鴎との裏話などなど
好きじゃなきゃ書けない、大相撲の奥行きや摩訶不思議にあっぱれ!