内館牧子のレビュー一覧

  • 週末婚

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    ネタバレ

    「義理と演技」のパートIIらしいのでそれも読みます。
    男女のキョリ、違い、恋愛、結婚、ここに全て書かれてる!
    姉妹の確執やお互いコンプレックス抱き合うのもリアル
    以下引用
    「必ずお姉ちゃんより幸せになってみせる。私はお姉ちゃんの幸せを何一つ邪魔しなかったのに、もっとすごい幸せを手にしたというのが一番の復讐になるのよね」
    月子「私の背骨は家庭であり家族なの。そこに責任を取ることで初めて私がすべてに安らげる。私が私でいられる」
    月子、航一離婚
    航一「女房なんてつくづく沢山だよ。「私が私じゃなくなる」「何のために生きてるの」だのってね。そんなこと、男だって同じだっていうのにうっとうしいこと叫ぶなって言うんだよ」とわらっていたらしい

    解説↓
    昔はオス・メスの体格差がすごかった。メスは大きなオス(群れの中でやっつけられない大きく強い)を選ぶよりなかった。猿人類も体格差があったが、現代人では男女の差は1.1倍程度。
    群れの中の順位、つまり性交権をめぐって紛争が絶えない社会はしんどい。
    一夫一妻の番をつくる動物は少なくないが、共同生活を送る動物のなかで、一夫一妻のペアをつくる動物は大変珍しいという。 霊長類ではヒトだけ。
    そして色恋の悩みが現れ、恋人以外の魅力的な他人と出会い、欲望をそそられ、無限にさまよい続ける。この課題は解決しっこない。
    およそ今ほど人間が厳しく評価され、競争させられる時代はなかったのではないか。巨大な資本主義社会に放り込まれ、個々人は利潤を生むかどうかで計測され、レッテルをはられる。
    どんな人間も、ある一点において周囲から一目置かれなければ生きていけない。
    現代社会はその評価システムによって「何の取り柄もない、何の特徴もない、完璧なダメ人間」を作り出し続けている。本来そんな人間など1人もいないはずなのだが…

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    2025年01月01日
  • 今度生まれたら

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    最初は何を言っても否定から入るのは「あなた」だ!と文句を言いたくなったけど、でも自分に当てはまる部分がかなりあった。

    パンチを避けてばかりだと、パンチを当てることは出来ない!その一歩が大事なんだ。

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    2025年01月01日
  • 十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞

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    4.5
    最初はコメディーだと思って読み始めたので、だいぶ本格的な源氏物語が出てきて良い衝撃を受けた。
    源氏物語がどんな話かは知らない私でも、現代風の言葉でわかりやすく書かれている、本作は読みやすかった。源氏物語では脇役にあたる弘徽殿女御にフォーカスして話は展開される。私は本を読むとき、いつも主人公やその周辺の人物ばかり注力してみてしまうので、脇役のことが気に入り、本まで書き上げてしまう作者は面白いなぁと思った。1000年以上も前に書かれた源氏物語が今も現代に伝わっているなんて本当に凄いことだと思う。文学の素晴らしさを改めて感じる1冊でした。

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    2024年11月15日
  • 女盛りはハラハラ盛り

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    動物のエッセイも多くて
    猫や馬が登場する回は
    目に涙が浮かんでしまうものもあり
    読む前は 失礼ながら
    世のなかの変化にまたブツブツと
    物言いがつくエッセイかな
    と思い込んでいたので
    お詫びしたい

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    2024年11月13日
  • 大相撲の不思議

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    著者は四歳からの大の相撲ファンで、女性初の横綱審議委員になった。

    当時、角界の体質は古い、男女平等から改革せよと声が上がった。そんな声から伝統文化、国技である相撲を守る必要を感じた。

    東北大学に入学して相撲道の学問的裏付けを相撲史から3年間みっちり勉強した。

    本書は、彼女が大学で学んだ相撲史を基に、大相撲の面白さや不思議さが簡潔に書かれている。

    ・土俵の聖域についての詳細・懸賞の裏話・くやしかったら強くなれの格差社会(給料や衣装など)・まわしの裏話・朝青龍や白鴎との裏話などなど

    好きじゃなきゃ書けない、大相撲の奥行きや摩訶不思議にあっぱれ!

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    2024年10月04日
  • 今度生まれたら

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    人生何かを始めることに意味なんてあるんだろうか、どうせ何者にもならないのに...なんて考えてる自分の心にすっぽりハマった作品だった。
    決して正解などない問いではあるが70歳になった主人公がその疑問を周囲にぶつけながら、ある種一つの答えを出すまでの過程を見習いたいと思った。

    ラストには驚いたのと同時に、やはり世の中には絶対なんてないんだなと思わされた。

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    2024年08月19日
  • 今度生まれたら

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    面白かった。
    型にはまった生き方をするといつか後悔しそうと思った。
    わたしの理想的な生き方を肯定してくれる1冊だった。

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    2024年08月19日
  • 十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞

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    何をやってもダメな兄、雷はなんでもできる弟の水に引け目を感じていた。

    就職もできず彼女にフラれた雷はある日、源氏物語の世界に迷い込み、陰陽師として生きることに。

    源氏物語の世界を分かりやすく示した物語。

    光源氏がただのセックス依存症のラテン系男だということが分かった。愛憎劇ドロドロの物語。

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    2024年08月01日
  • 今度生まれたら

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    夏江の心の声がひねくれすぎて、イライラしてしまう事も。遠方に住む祖父母のことを考えて読みました。最後の終わり方は良かった。

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    2024年07月24日
  • 今度生まれたら

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    小さな幸せにこだわりすぎて本当の幸せを逃してしまうものなのだなぁ。女性の更年期ってけっこう大変なんですね。怒鳴り散らしている中年女性にやさしく出来そう。

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    2024年07月23日
  • すぐ死ぬんだから

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    毒舌でオシャレで元気な後期高齢者が主人公。夫の死後、衝撃の真実が発覚!ショックをうけたり、仏のような胸中になってきて、痛快な物語でした。
    結構分厚い本だったけど、すぐ読めた。

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    2024年07月07日
  • 女盛りはハラハラ盛り

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    内舘さんがなぜ横綱審議会メンバーなのか不思議だったけど、子供の頃から相撲好きだったとは!そら朝青龍に怒るわけだわ!

    内舘さんのエッセイは面白い!別の本も手に取りたくなる。

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    2024年07月02日
  • 十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞

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    荒唐無稽な話でしたが、とても面白く(興味深い)いっきに読んでしまいました。最終章もよかった。成長した雷にもう一度会いたいと思った。

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    2024年06月27日
  • 十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞

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    弘徽殿の女御!
    源氏の身近にいても愛人にならなかった強い女というか敵として捕らえられがちな
    彼女目線の源氏世界は現代感覚アレンジも違和感なくておもしろかった。
    源氏は誰目線で読み解くかでほんと印象変わるし、なんとなく流されて自分がなさげだったり刹那的で八方美人だったりみたいな印象が強い人たちでさえ実はみたいな強かさや苦しさがあったりするのがおもしろいな、だからこう1000年も読み継がれ研究されありとあらゆる二次創作が生まれてくるんだなあ

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    2024年06月06日
  • 聞かなかった聞かなかった

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    確かに幼い頃にあった正義感や純粋な心が失われていくケースは多い。しかし、私のような発達障害者は、それがそのまま残る為、見たまま感じたままを素直に褒めもし、また、おかしい事は、おかしいと言ってしまうのである。無論、立場の違いや、言ってはいけない場所等というのも理解できない為、社会から爪弾きに、されるのである。

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    2024年06月01日
  • 【無料版】『今度生まれたら』試し読み 内館牧子特別インタビュー付き

    購入済み

    小説なんだけど途中からエッセイなのかと誤解するほど現実感があった。作者の文章はキッパリしている印象があって力強いと感じた。

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    2024年03月23日
  • すぐ死ぬんだから

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    80歳間近のばぁさんの生き様がカッコよくキラキラと書かれていて、いつまでも若くいたいと思わずにはいられない私だけど、歳をとるのも悪くないなと思わせてくれる1冊でした。

    すでに外見などで手を抜きがちな毎日ですが、主人公ハナのように偽善かもしれないけど、お洒落をして自分を鼓舞しながら堂々とした生き方で年齢を重ねていけたら素敵だなと思いました。

    イライラする日や落ち込む日も沢山あって、心がすり減ったりもする。
    全てを許すまではいかずとも、昔よりは確かに許容範囲が広くなったような気がします。年齢を重ねれば感じ方も違ってくるだろうし、仏にはなれないけれど相手のことをもう少し今より思いやれるよう、私自身余裕を持って生きていきたいです。

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    2024年03月14日
  • すぐ死ぬんだから

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    意外に明るく面白く、一気に読み切りました。
    痛快さとせつなさの絶妙なミックス。
    諦めてはいけない、人生最後にまで突っ走ろうと思わされるお話でした。あちら側でない高齢者を目指そう。

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    2024年03月03日
  • 十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞

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    源氏物語にワープしてしまった若者といえば、光源氏の関係者の頭中将か、源氏付き人の惟光の近辺にいる人にするのか、と想像するのは平凡。陰陽師を持ってきた作者の発想は、ヒロインが弘徽殿女御であるからなるほどと思う。

    なにしろ弘徽殿女御は超オカルトチックに、政的の恋人に憑りついて殺人までするのだから、陰陽師という現代から見るといかがわしくも怪しい職業なのでさもありなんと、一応は源氏物語を知っているのでわくわくする。

    その若者「雷」君はトリップする前に現代社会では、大学卒業したけれど受けた全社落ち、フリーターになってしまい、行き場を探している青年というわけで、古文の文芸の世界で何を得るのかが興深い。

    このエンターテインメントが幕開は、雷青年の現世では兄が容姿端麗・頭脳明晰とちょうど光源氏のようで、光源氏の兄に当たる弘徽殿女御の息子一宮という、皇太子候補なのに影薄い君に味方するのは、出来すぎの兄弟を持ったよしみで同情したので助けることになった。

    源氏物語の筋をたどり、そう来るかと、むふふふと作者の機知を楽しんだ。
    けれど、
    あれぇ?須磨の巻までなの?
    落ちがそれ!と思いがけなくて、脱落したのでありましたが。

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    2023年12月19日
  • すぐ死ぬんだから

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    ネタバレ

    夫が急死して妾と隠し子の存在が分かり、掛け軸が遺言に出てきたところでこの話知ってると思ったら…何年か前にNHKのドラマで見たことを思い出した。ハナさんは三田佳子で。他のキャストもネットで見て納得。小説が先だったのかドラマの書き下ろしだったのかは分からないけど殆ど小説内容をドラマ化されていたと思う。ハナさんの心の中は小説を読んだ方がよく分かり、笑える。年代的には自分より先のハナさんだけれど『品格のある衰退』のことを考えるきっかけになった。

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    2023年11月29日