あらすじ
罵詈雑言をミュージカル調に歌い、他人の人
権を踏みにじる国会議員。相手の出身地を
「ド田舎」と過剰に見下す、モラルハラスメ
ント男。学校や会社にやたらと「さん」「様」
をつける人々。現代にはびこる勘違いだらけ
の〝困った大人達〟を、日本の伝統と品格を愛
する著者が本気で怒る。鈍った日本人の心を
研ぎ澄ます、厳しくも優しい、痛快エッセイ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2021年51冊目。
愛猫の名前はカミラ、小屋はバッキンガムと名付けたり、大相撲を見に行く為に親族を殺しまくり上司から「秋田のおばあちゃん、先場所も死んでいたよ」と言われたり…もう震えながら笑った。やっぱりお牧さんのエッセイは面白い!!!
Posted by ブクログ
60代の多くは心と体のギャップに気づかない。60代は間違いなく「転倒注意年齢」 内館牧子「女盛りは不満盛り」、2020.2発行。①著者と愛猫カミラの日々がとてもいい話でした。秋田には忠犬だけでなく村人を救った忠猫もいたそうです。猫はやるときにはやるそうです(^-^) ②北の湖理事長に「どうしたら人気回復が」と聞くと、間髪を入れずに「いい相撲を取ることです」。座布団投げは観客からの「懸賞」。③今回、将棋熱がここまで高まったのは、天才棋士の強さだけにではなく、全棋士に漂う抑制の美、言葉の美に心打たれたこともあるのではないだろうか。