牧子、還暦過ぎてチューボーに入る

牧子、還暦過ぎてチューボーに入る

929円 (税込)

4pt

4.2

15 年前、重篤な病に倒れ臨死体験までした著者が、食生活全般を見直し、
自らおうちごはんを作るようになるまでを描いた同名単行本を文庫化──!

生きることは、食べること───。
エンディングノートより、レシピノートを書こう!

2008 年暮れ、雪の舞う岩手県盛岡市で、急性の動脈疾患と心臓病に襲われ、
13 時間に及ぶ緊急手術を終えて、意識不明の状態が2 週間も続き、
「死ぬのが普通という重篤な状況だった」という内館牧子さん。
その後、奇跡的に生還し、医師からは日頃の食生活の大切さを噛んで含めるように諭されたという。

“食は命” と知った内館さんの食生活は一変!
それまでの外食・美食三昧の日々から、自ら包丁を握り、だしをひき、ベランダで野菜やハーブを育て、おうちごはんを楽しむ毎日を送るように──。

そんな経験をもとに本書に紡がれた「体が喜ぶおうちごはんのありがたさ」
「病気を寄せつけない食べ方」等の内容は、
家庭料理の大切さや、食に対する考え方を見つめ直すきっかけとなるに違いありません。

巻末には「ばあば」こと料理研究家の鈴木登紀子さんとの対談を掲載し、
文庫版だけの特別企画として、NHK『きょうの料理』や『一汁一菜でよいという提案』の著書でおなじみの
料理研究家・土井善晴氏との対談も収録!!

【本書内容】
第一章 “食は命”と知る
「一本の点滴より一口のスプーン」
身にしみた「医食同源」
今、改めて「食べることは生きること」
「外ごはん愛」の女たち
おいしく豊かな水だし生活
牧子、還暦過ぎて油を考える

第二章 一回でも多く、楽しく食べたい
独りごはんに慣れるコツ
野菜はベランダで摘み、テーブルへ
残り物を「お洒落めし」に変身させよう
和食器の「見立て」にハマる
あんみつは和風スイーツ?
ごはん党も脱帽! 今どきのパン事情
節分に鬼もあきれるこの裏技

第三章 おいしさを増幅する“懐かしさ”
これまでの人生で、一番おいしかったもの
「男の料理」は非日常
初がつお 食べた時から初夏が始まる
泣けるほどおいしい飲み物があった
お弁当、詰めるはおかずか愛情か?
神は家族の膳に宿る

第四章 料理嫌いの“おすすめレシピ”
おいしくなる「ほんのひと手間」
ピンチを救った魔法の小びん
健気(けなげ)な母がよみがえる昭和の献立
春だけの宝石を味わい尽くす
飲める人にも飲めない人にも、おいしい秋
「能書き」は鍋の隠し味
第五章 “元気で長生き”のために、何食べる?
「重い女」脱出法とは? ―前編―
「重い女」脱出法とは? ―後編―
シニアよ、やっぱり肉食を
ただ一生懸命に作り続ける

対談1
料理研究家 鈴木登紀子さん

対談2
料理研究家 土井善晴さん

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牧子、還暦過ぎてチューボーに入る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年06月14日

    つい食べることが疎かになりがちだけど、美味しくて健康的な食事を作ってみようと、とても励まされました。

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    Posted by ブクログ 2023年06月19日

    著者の本は、本音で書かれているので、面白く、読みやすくて、とても好きです。
    本著は、「料理」をテーマに書かれていましたが、とても面白く、料理がしたくなりました!
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月19日

    医食同源。食事も薬も源は同じ。健康を維持するには食事が大切。食べることは生きること生きることは食べることを意識しながら食に向き合いたいと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月22日

     若い頃の豪快な食生活から大病体験、料理への遅い目覚めなどさらけ出し笑い話にしながらも、同じような道を歩みつつある予備軍の我々に警鐘を鳴らし、大切なことをたくさん書いてくださっている。良いと分かっているようでなかなか取り組めないことの多い食生活を振り返り、反省し納得すること多数。
     料理研究家の先生...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月16日

    食事にあまりこだわってこなかった著者が病をきっかけに食と向き合う話。「体にいい◯◯を食べましょう」「食事は◯◯しなければならない」というかたい話はなく、テンポが良くて読みやすかった。
    時々、出てくるレシピは料理初心者の自分には難しい食材があったけど、旬のものを食べることはすぐにでも取り入れられそう。...続きを読む

    0

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