内館牧子のレビュー一覧

  • 切ないOLに捧ぐ

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    女性として、かなり共感できる作品。内館さんの何事にも体当たりで、一生懸命な姿、そして嫌味がないさっぱりした語りがすごくかっこいい。とことん悩んで、とことん立ち向かおうって勇気が出た。

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    2013年01月27日
  • 女はなぜ土俵にあがれないのか

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    ネタバレ

    借り物の集まりで、結局本当のところは田辺聖子さんの説の紹介が一番ぴったりしている。
    女人禁制の行事は、女性から見れば、かわいい男の姿だという視点。
    本書は、田辺聖子さんの視点を紹介してもらえたことで、価値があると思う。

    著者も、そこまで割り切ればよかったのにと思う。
    なにが、著者をあいまいなところで留めているのかは分からない。

    相撲に対する愛着なのか、自身のなにかのプライドなのか。
    きっと、本当は愛すべき人なのだろうに。

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    2011年10月09日
  • 「横審の魔女」と呼ばれて

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    今までワイドショーの印象しかなかったですが、この一冊で、内舘さん相撲に対する深~い見識がよくわかりました。相撲は所作をともなってこそ国技なのですね。有識者はかくあるべしと感銘を受けました。タイトルの勝利、という気もしますが。

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    2011年02月14日
  • 養老院より大学院

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    内館さんの大学院ライフがとっても面白く書かれています。彼女はいつも一生懸命で、とっても可愛い人。ワイドショーで観る彼女とのギャップにびっくりでした。

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    2010年07月04日
  • 女はなぜ土俵にあがれないのか

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    「相撲は文化かスポーツか、という問題を、日本相撲協会が土俵に女性が上がることを拒絶している点から浮き彫りにする。2000年に女性初の横綱審議委員に就任した著者が、宗教的儀式としての相撲の歴史を追究し、文化論争を抜きにした男女共同参画に疑問を呈する。」
    私も読んでみて、なぜ土俵に女の人が上がれないのかという疑問がわかったが、納得がいくはずもない。日本相撲教会が土俵に女性が上がることを拒絶しているなんて・・・

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    2009年12月18日
  • リトルボーイ・リトルガール

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    戦争物の小説です。
    長崎・広島におちた原爆の酷さ、哀しさを綴った小説です。
    これみて私 いっぱい原爆のことしったよ
    一回は見たほうがいいとおもう。

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    2009年10月04日
  • 週末婚

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    ドラマはかなりドロドロしていましたが、こちらはそうでもないです。
    純粋に、週末だけの夫婦はやっていけるんだろうかと考えられました。週末しか会えず、平日は何をしているか分からない夫婦は、戸籍上は夫婦でも、関係は夫婦って言えるの?
    読むと、学べるものがあると思います。

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    2009年10月04日
  • 終わった人

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    2026.10.4
    思い出と戦っても勝てない


    2018.8に約8年越しに、ログして今読むのは、何か機になった事があったから

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    2026年10月04日
  • 老害の人

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    ネタバレ

    『老害の人』は、老害扱いされた高齢者たちが迫害に屈せず、たくましく逆襲する様子をコミカルに描いた物語。

    物語の主人公(80代)は、中小企業を一代で大きくした自負を持つ激烈な性格の持ち主である。娘婿に社長を譲った後も会社に頻繁に出社しては老害を振りまくが、本人にその自覚はない。ある時、重要な取引先にも老害を発揮して契約を解除されてしまい、娘のサキから激しく叱責されて深く落ち込む。しかし、似たような境遇の老人仲間たちとともに「老人のためのボードゲームカフェ」を開設し、新たな生きがいを見出していく。

    本作を通じて改めて考えさせられるのは、「老害」の本質だ。それは、昔の自慢話を相手の迷惑も顧みず、上から目線で延々と満足するまで語り続けることである。そのターゲットになるのは、元の従業員や接客業者、子供や孫といった「立場上、言い返せない人々」だ。年齢に関わらず、人は話し相手に敬意を持って接するべきであり、どれほど過去の実績があっても老害が許容されるわけではない。

    著者は、老害の根本的な原因を「生きがいの不足」と捉え、それに伴う承認欲求の暴走を描いている。そして、老人が自らの手で新たな居場所と生きがいを作り出すという解決策を提示しており、この視点には共感した。

    また、作中で描かれる孫の進路を巡るドタバタ劇は、テーマからすると一見脱線しているようにも思える。しかし、「親や祖父母が子供の進路にどこまで口を出してよいか」という問題は、世代間の価値観の押し付けという点において「老害」と地続きの興味深いテーマだ。結局のところ本人の進路は本人が決めるものであり、外野が口を出しても始まらない。それでも親は子供の幸せを願うがゆえにあれこれと言い、子供はそれに反発する。このやり取りを読みながら、私自身も娘の大学受験のころを思い出し、少しだけ切ない気持ちになった。

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    2026年09月27日
  • 大相撲の不思議

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    息子と大相撲ドハマり中の自分にぴったりだった本。

    この本をブースターとして、他の関連本も読みたくなります。内館さんのシリーズは全て面白い。相撲への愛が深い。

    相撲の歴史や儀式的なところなど知ってると一通り人に自慢できるようなトリビア満載。相撲独特の所作の意味がよく分かります。

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    2026年09月21日
  • 終わった人

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    ネタバレ

    「終わった人」、この言葉は負債を抱えすぎて首が回らなくなった人、妻子共に逃げられて自分自身の立場がわからなくなった人…とかではありません。

    自分の仕事を全うし、やり切ったサラリーマンが定年で退職したところから、主人公は社会より「終わった人」となるのです。

    私はまだまだ社会に投げ出されたばっかりのこの作中で言うのならば、桃の子なのですが、
    この作品を読んで私はどう定年を迎えたいのかなあ。としみじみ将来を考えるきっかけとなる1冊となりました。
    もしかしたら定年まで頑張らず途中でリタイアして、のんきに低空飛行している人生かもしれないし、その時は自分の両足で立てるように生きていける方法を身につけておきたいと思索しますし。

    主人公は退職後の今までの時間の使い方と自分の立場のギャップにめめしくなっており、プライドが邪魔をしてなんにでも冷笑している様子にはイライラしたけれど、自分が新たに息を吹き替えせる場所を見つけた時の流れを一緒に覗かせてもらって、そんな六十代もあるよね、結局は自分が好きなことをするのが楽しいんだよね。と、実感しました。

    主人公の奥さんが、予想外の出来事(資産が無くなる)には確かに当てにしていた資金が無くなることに驚きを隠せなくなるのはわかる。
    自分の店を構える、その後の人生設計に狂いが生じて、冷たくなるのはわかる。
    けれど、自分の行いは後に奥さんが「終わった人」になった時に、そのとき返ってくるんじゃないかな、と危うく思っていました。
    そのときには二人ともぽっくり。。な年齢ではあると思うけどね。

    最後のシーンでは、ギクシャクした空気が流れていてもそれまで紡ぎあげてきた関係性は強い繋がりとなっていて簡単には断ち切られないんだな〜と、穏やかな自然を二人で感じつつ、故郷へ向かう様子は綺麗な終わり方だなーと感じました。

    改めて、私も今の人生どんな風に生きていくか、どんな散り方をしたいかなんて考える余裕がないほど目の前のことに精一杯だし、知らないことがたくさんで色んな情報にのまれるし。
    結構あまちゃんな考えでのんきに生きているから、意見を伝えたら、人間の先輩に厳しい事を言われたりして上手いこと行かんなあ、と拗ね気味に受け取っちゃうけれど、
    大往生はいい人生だったなーって穏やかにおれるように、生き方を考えていこーって思いました。

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    2026年08月13日
  • すぐ死ぬんだから

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    ネタバレ

    30代になってようやく「この人生はおばあちゃんの歳まで地続きなんだ」と実感をした。それまでは自分のおばあちゃんを見てもどこか他人事のようで、自分がおばあちゃんの歳になるとは信じられなかった。
    老後の夫婦生活や生き方に関する本作。夫が亡くなり生きる希望を無くし意気消沈していた主人公が、夫の知らなかった一面を知り、そこから生きる活力を見出していく姿がとても興味深く、一気に読んだ。同窓会や同級生や近所の奥さんとの会話など、自分の将来を考えると他人事ではないので身につまされる。
    主人公の素直な本音や語尾の「ッ」や「ァ」といったくだけた感じが日常会話のリアルさを感じるのか、とてもテンポよく読める。
    岩太郎が母に変わり掛け軸を返しに来たシーンは、岩太郎自身は何の落ち度もないのに、四面楚歌になっているのが少し不憫ではあった。未亡人となったハナさんの幸せな生活を願う。

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    2026年07月23日
  • すぐ死ぬんだから

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    初めましての作家さん。内容はとても面白かったけど、みんな言葉遣い悪くない!?って思った笑 確かに毒は吐くし言いたいことはわかるけどこんなストレートに荒々しい言葉を書いてる本は初めてであったかもしれない笑 「人生の道草」というフレーズは心に留めておきたい。でも、こんなに赦せる日来るのかなぁ〜。赦せないうちはまだ先は長いってことかな!?

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    2026年07月06日
  • 終わった人

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    エリート街道まっしぐら→子会社へ出向→定年後無趣味でくさくさとした人生に絶望感を覚える主人公。意外な展開、主人公の親父の頑張りにエールを送りたくなる。遠いようで近い自分の第二の人生について考えさせられる。

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    2026年06月13日
  • 迷惑な終活

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    2026.06.10
    内館牧子さんはどうして、こんなことを思いつくのか、面白いのか。
    偶然にも私自身は「ケリ」をつけてきているけれど、「カタ」をつけるとは考えなかったから、そう言う考え方もあるのかと笑ってしまった。
    やはり、刺激の多い日々が一番ですね。^_^

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    2026年06月10日
  • 迷惑な終活

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    タイトルがコミカルなので、読み始めは「いるよね、こういう男の人」という程度だったけど、三代に渡っての視点から書いてある点で、自分にも照らし合わせ、いろいろと考えさせられる点があって面白かった。

    「終活」が気になる人には、改めて考えさせられるという点で星四つ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

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    2026年06月03日
  • 終わった人

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    プロレスラー武藤敬司、猪木と戦って、武藤の方が全然強いのにファンの感情掴めない気持ちの名言
    「おもいでと喧嘩しても勝てっこない」内舘牧子がヒントに書いた小説。
    大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた、大反響ベストセラー「定年」小説。

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    2026年05月19日
  • 小さな神たちの祭り

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    ネタバレ

    はじめに2011年3月11日の出来事から始まった段階でやばいなと思い、やはり泣いた。
    第4章がやばい。

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    2026年05月04日
  • すぐ死ぬんだから

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    何だか色々と考えさせられた。主人公の心の揺れに伴って自分の思いも揺れていく。
    果たして自分の老後は繕って繕って無理していくべきか、それともありのままで我が道を行くべきなのか。
    いずれにせよ、いつ自分の人生の幕が降りるかわからないのだから、やりたいことをやれるうちにとは心底感じた。

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    2026年05月01日
  • 終わった人

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    この手の本はたぶん自分から読むことはないけれど、知り合いから紹介されて手に取った。
    定年後の紆余曲折や、その中で変化する夫婦の関係が生々しい。これは定年後に起きる危機の話ではなく、人生に訪れる(超主観的な)困難や変化への向き合い方の1ケースの話と思いながら読み進めた。目指す先を考えながら今をどう対処するのか。どんな判断をする自分でいたいのか。主人公は虚栄心をもっているがメタ認知もしている。それは自身を変化させていくために必要なことで、だから最後はアイロンがけもできたのだと思う。
    また、本当に悪いのは不払い起こしたミャンマー企業だけど、人は目に見える誰かのせいにしないと気が済まないのでしょう。それは自分も含めて人の思考はそうなりがちということを学んでおきたいと思う。

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    2026年04月30日