小さな神たちの祭り

小さな神たちの祭り

880円 (税込)

4pt

4.7

3.11を忘れない――。感動のTVドラマを作者・内館牧子
自らの筆で書き下ろした小説版が文庫で登場!

巻末にはドラマで主役を演じた
俳優・千葉雄大氏 感動の解説を掲載!


◎あらすじ◎
谷川晃は宮城県南部の街・亘理のいちご農家の長男。
家業を継ぐ気はなく、東京の大学に進学することに。
2011年3月11日は、アパートの契約などのために上京していた。
その間、晃を除く家族全員が津波に呑まれてしまい、8年経っても誰一人見つかっていない。
大学卒業後、東京で就職するも志半ばで仙台に戻った晃の目には、
人々がすっかり震災のことを忘れてしまっているかのように映っていた。
そんな晃を支えてくれたのは、恋人の岡本美結。
しかし、家族のことを考えると「自分だけが幸せになれない」と、晃は苦しんでいた。
そんな時、二人の前に1台のタクシーが現れる。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

小さな神たちの祭り のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    東日本大震災大震災で家族5人と1匹をなくした晃の物語です。大学進学のためちょうど晃が上京している時に震災は起こりました。心に残ったのは震災は何年が経つと歴史になるということ。そして、当事者たちいがいは直ぐに震災から立ち直って普通の生活をするようになることです。正直、いつまでも立ち直れないとせっかく生

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    第一章から泣いてしまった。真ん中あたりで泣きかけて、最後でやっぱり泣いた。今の生活は当たり前じゃないし、いろいろあるけど今の自分は幸せなんだなって気付きました。
    さみしかったけど最後は気持ちが楽になれる結末で良かったです。
    「小さな神たち」ってそういうことかー!!

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災から前を向いて立ち上がる話し。
    印象に残ったのは
    文庫版後書きに書いてあった二つの文章
    腹が立ってたまらなかった。それはテレビ番組で
    ふるさとをみんなで歌って締めたこと。
    実にあざとい。涙で締めたいのだと、私は思った。多くを失った人々の思い出に乗じることを、
    何とも思わないのか。それは品

    0
    2025年05月28日

小さな神たちの祭り の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

内館牧子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す