内館牧子のレビュー一覧

  • 小さな神たちの祭り

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    一気読みした本

    ドラマから小説に書き起こした本は初めて読んだ
    内館牧子の小説も初めてだ
    すごく読みやすくて読後感もいい
    たくさん泣いた
    読んでよかった

    作者があとがきの冒頭で書いている
    「東日本大震災で亡くなった方々は、実はどこかで生きているのではないか」という想いがこの小説の内容に繋がっている
    ネタバレになるので詳しくは書かないけど
    震災で辛い経験をした主人公がそういった体験を経て心が救われ、再生への道を進み始めることができた
    心温まるお話でした

    登場人物の女性がレストランで言った言葉が
    胸に響いたし、かっこいいと思った
    「こちらのお客様、3.11で死んだ人は死に損というような言い方をされたんです。それで死に損の人たちは五千か六千か、もっとかって。死んだのは一人一人なのに、よくまとめられますよね。それに『生きてる者勝ち』とか言って盛り上がっているんですから、誰だって怒りますよ。」
    「被災地の人間として、恥を知りなさい。」

    被災者でない自分はなんて言っていいかわからない時があるけれど、被災された方々が、この小説で少しでも心が穏やかになればいいなと思う

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    2026年04月28日
  • 終わった人

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    定年後にこんな波乱万丈な日々が訪れるものかと思いながら読み進めていた。遅かれ早かれ我が身にも訪れる定年後の日々に備えてどう生きるかを少しづつ考えようと思った。

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    2026年04月27日
  • 終わった人

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    最初は単なるプライドの高い老害かと思っていたが、後半はとっても切なく淋しい気持ちにさせられた。
    ここまで頑張って、自分の気持ちを押し殺して、自分を変えようとしてまでいるのに……
    運不運で片付けられたくないなぁ。
    自分の老後は果たしてどうなるんだか、あと10年以内に生き甲斐を見つけないとな。

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    2026年04月16日
  • 終わった人

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    「老害者」を読んだことはあったので同じような話かと思った。最初はそんなお話だったので。それから次から次へと話が展開し始める。読み進めるうちに落とし所というか結末はどうなの?と気になってくる。退職した方に読んでほしいかな。
    解説の話をして申し訳ないが、著者は執筆にあたりずいぶんと取材をした、あるいは色々と調べ回ったのだろうなぁ…と思っていたら人脈が広い方だと分かった。さすがに内館さんなればこそ書けた作品なのだろうと感心させられるお話が書かれていたから。

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    2026年04月15日
  • 愛しすぎなくてよかった

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    「人生は一度きり、やりたいことに挑戦する」と、飛び出す覚悟。そして、「挑戦をあきらめる引き際」、、、いずれも他人の目など気にせぬ「覚悟」あるのみ(これが本当に勇気のいる決断なのですが)。

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    2026年03月22日
  • 今度生まれたら

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    女性には共感が多いのだろうと思う

    男の私にもささるところはある

    話の大まかな流れは「そうなるだろうな」と予想できるものだったが、読んでよかったと思えた

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    2026年03月22日
  • 迷惑な終活

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    「人がこの世にいるのはは期限付きだな。わかっていたけど本当に期限内だけみんなと一緒にいられるんだな」と、母を亡くして英太は思う。
    で、あれほどやらないと言ってた終活に目覚める。
    だがそれは、気になってたことにケリを付ける終活だった。
    そしてそれは寝た子を起こしてしまう。
    弘田も日出子も礼子も、英太の終活で叩き起こされた高齢者だった。
    でもそれは他人軸ではなく自分軸の、思い残したことにケリを付ける終活で、皆それぞれ満足できるものだった。(ただ日出子と礼子のそれは、英太にとって冷や汗ものだったのだが)

    内館牧子も運命をうすうす感じながらこれを書き、やりたいことをやり尽くした人生だったと思う。

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    2026年03月16日
  • 終わった人

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    文字がでかい。そこからして「終わった人」向きか?
    テンポよく話が進み、読みが進んだ。主人公のようなエリートじゃないけど、同じような思考をしていて「自分も残念なオヤジだな」と思った。
    定年退職したら自分は何をしにどこへ行くのか?この主人公のように「仕事をしたい」と強く思うことはなくても、社会と繋がるための一つの選択は仕事だと思う。何も起こらないのはわかっていても、若い女の子がいれば小綺麗にしようと思うだろう。そういう気持ちさえなくなったら、それこそ「終わった人」。
    自分にはこの主人公のような故郷はない。向かう場所を自分で作らないといけないのだろうな。

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    2026年03月21日
  • 今度生まれたら

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    うちの夫はモラハラ夫なので、仲良し夫婦とか、お互いを思いやる夫婦が本当に羨ましと思いながら読んでいました。
    そして、夫のたった一度の失敗をそこまで責めることなく人生を歩んでいって、これが私の人生なんだと、その言葉を読んだ時に、涙が出ました…
    私は今度生まれたら違う人生を歩みたいと、今は思ってます。
    でも、本当は死ぬ時は、この人生で良かったと思いたいですし、これから死ぬまでに、そう思えるように生きていけたらいいなと思いました。

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    2026年03月11日
  • すぐ死ぬんだから

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    ハナさん、強い!いやいやその境地なかなか行き着けませんが、私も見習って菩薩様レベルまで持っていきたいです。ご年配の方の皮肉は良しです。通じない人には通じませんし笑笑

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    2026年03月06日
  • 迷惑な終活

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    本当に迷惑。でも、それがおもしろくて爽快。親の年代と重なり、自分もこんな元気な歳の取り方をしたいかも。

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    2026年03月05日
  • 養老院より大学院

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    2ヶ月前に亡くなった内館牧子さん。どんな方だったのだろうと読んでみた。
    好奇心旺盛で、素敵な方だった。
    学問、頑張ってみたい。

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    2026年02月19日
  • 十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞

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    面白かった 一気に読んでしまった
     
    源氏物語についても良くわかったし現代人目線で書いてあるから状況が想像しやすい

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    2026年02月15日
  • 小さな神たちの祭り

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    舞台観劇にあたり予習。
    当時仙台におり、津波で家族を失ったり家に多大な被害を受けた同僚もいた。彼ら彼女らも晃や美結のように様々な想いを抱いて今を生きているんだろうと改めて想いを馳せながら読み進めた。

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    2026年02月08日
  • すぐ死ぬんだから

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    78歳の婆さんが主人公なんだけど、なかなか痛快で面白かった。こんな風に老いるのはいいねって思った。婆さんのモノローグが突っ込みキレキレでめちゃくちゃ面白い。夫とも仲良くて隠居して悠々自適な生活から始まり、この話はどこへいくんだ?って思ったけど、途中で夫が死んで妾やその息子が登場してから話は俄然面白くなる。

    そこで主人公は他人は他人、別の心臓を持った人間、って境地に達するんだけど、これは俺も共感できる。自分の人生は自分で決めるしかない。

    ただね、この婆さんなんだかんだと恵まれてんのよ。働かなくても生きていける住まいがあり、近所には訪ねてきてくれる息子や娘、孫に囲まれててね。その対比としてひとりで力強く生きてる女性が妾として出てくるんだけど、まあ主人公恵まれてて、そこはどこまで共感集めるかな〜?ってのは思った。

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    2026年01月30日
  • 終わった人

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    3月にリーディングドラマを観に行くので、原作をと思い読み始め、一気読みでした。
    面白かった!
    私はまだ30歳手前で主人公の半分も生きてないけど、主人公と自分を重ねる(自分が主人公の立場に重ねる)と、最後に何を思いたいかな、とそれだけでした。
    すごい仕事がしたいわけでもない。
    世に残るような立派なことがしたいわけでもない。

    ただ、
    家族を大事にしたい。
    この人で良かったと心から思える人と一生を遂げたい。
    全ては難しいけど、一つでも多くの本や映画、美味しいご飯、この世に在るものを元気なうちに目一杯享受したい。噛み締めたい。

    この本に早くに出会えて良かったです。
    目の前のことが大変でも、いつかは思い出になる。
    それも、勝てない存在としての思い出。
    この本の中の言葉を借りると、
    だからこそ、「今」と勝負する。
    日々生きてると忘れそうになるけど、
    これって大事だなと再確認できました。
    出会えて良かった!

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    2026年01月29日
  • 終わった人

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    主人公の定年後の人生が切なく、自分の父親と重なった。。現役時代に職場以外の人との繋がりや趣味を持っておくことがいかに大事か、改めて感じた。一緒にいても自分に利益がない人間だとわかった途端、すーっと離れていく人々。人間って怖い。

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    2025年12月29日
  • 終わった人

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    仕事一筋で定年まで働くことはすごいことだと思う。しかし、定年までに仕事以外の生き甲斐を見つけるべきだと感じた。
    早期退職したいと願う人も多い現代、主人公には共感できない部分も多いしプライドも高い。反面教師として定年前から読んでおくべき作品だと思った。
    妻が主人に恋をしたら?と進める世界線が普通なのか判断できなかった。終盤は主人公が可哀想に思えた。

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    2025年12月15日
  • 終わった人

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    定年退職は生前葬?!

    やり手銀行マンだった壮介は役員目前!というところで出世争いに敗れ、子会社へ飛ばされる
    そしてそのまま月日は流れて定年退職…

    なんだか仕事をやりきった感もなく、何をしたらいいのか分からない毎日
    ジムに通ったりカルチャースクールに通ったり、
    はたまた若い子との恋を妄想したり

    美容師の妻に鬱陶しがられる毎日

    そんなある日、転がり込んできたベンチャー企業の社長の椅子
    仕事にのめり込む壮介だが、さて順風満帆にいくのかな??

    プライドと見栄で終始がんじがらめの壮介を情けなく思ったり同情したり
    先が気になってついつい一気読みでした
    ラストは私も故郷を思い出してしまうような展開で…
    歳を重ねると、故郷が恋しくなる人が多い事実
    誰にとっても故郷の山が一番で、故郷の川が一番なのはホント分かります
    私は阿蘇山が一番!

    さて
    『終わった』ら私、どう過ごそうかな~……

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    2025年11月26日
  • 終わった人

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    いくらでもおれと比べて元気出せってケロッと言える人になりたい。
    過去にとらわれず今を生きる。
    見栄を張らない生き方。
    定年はまだ先だけど見栄もカッコもつけない自然体で生きることができたらいいな。

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    2025年11月26日