内館牧子のレビュー一覧

  • 迷惑な終活

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    ネタバレ

    共感できるところもあり、自分とは違うなと思うところもありという感じでした。

    自分はこの本を読む前から、終活とは自分のやりたいことをやるもんだと思っていたので新たな発見は特になかった。
    子どもは親が好きなことをして楽しそうにしている姿を見るのが嬉しい、子供にとっての親孝行であるとあったが、これは恐らく親との関係が良い人ほどそうなのだと思う。
    自分は親との関係があまり良くなく、親の借金を自分が今払っている立場なので、実際に親が今自由にお金を使って楽しそうに生きているのを見ているが、自分に使う楽しいお金があるなら借金をまずは自分で返してくれと常々正直思っている。
    自分のための終活は、若い頃にしっか

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    2025年05月24日
  • 迷惑な終活

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    初めは終活の暗い話かなと思っていたけど、途中から面白かった。70代の向き合い方。70代はまだまだ身体も心も元気だけど、高齢者の入り口に立ち、周りからも生き方を心配される年齢となり、ホームに入ったり同居したりと、これまでの生き方もライフスタイルを変える人も多い。迷走する時期なんだなと感じた。今30代の自分には、まだまだ先に感じるけれど、いつか訪れるこの時期をどう過ごしたいか。そして夫にもやり残した事はないか聞きたくなった。

    自分軸で楽しく期限付きの人生を生きる

    “そして人生のやり残した事がないようにキレイにやり遂げて死ぬ。それまでの人生が楽しかったら
    病気になろうが最低のホームに入ろうが、全

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    2025年05月19日
  • 牧子、還暦過ぎてチューボーに入る【電子特別版】

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    内館牧子さん大好きです。

    2008年暮れに、動脈疾患と心臓病で生死を彷徨われ、4ヶ月の入院を経て復活。知りませんでした。
    それをきっかけに、家で料理をするようになったそうです。レシピもいくつか掲載しています。ちょっと作ってみたい。

    もともと食には造詣が深い内館さん、面白いです。脚本の取材で、日本全国、世界各国を訪れて、各地の郷土料理を食した経験を活かして、様々な料理を真似てみたりも…。

    1番食べてみたいのは、島根の郷土料理「うずめ飯」。
    色々なおかずが並ぶ中、小丼に盛られた白いごはんがレンゲと共に供された。汁物は出ず。
    レンゲでごはんをすくうと、中から、豆腐や椎茸、にんじんなどのとろみ煮

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    2025年05月16日
  • 迷惑な終活

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    自分軸で楽しい老後を過ごすにはお金と健康ですね。
    家族と揉めながら同居するよりは一人暮らしを選びたい、
    それにはやっぱり健康とお金なんですよねえ。

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    2025年05月15日
  • 迷惑な終活

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    前期高齢者、後期高齢者、末期高齢者、臨死高齢者、後期高齢者はまだまだ若い。終活、思い残したことにケリをつける。輝いた顔で自分軸の人生を送りましょう‼️

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    2025年05月11日
  • 老害の人

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    ネタバレ

    初めは老害まみれの人たちに苛立ちを覚え気分が悪くなったが、
    老害を老害たらしめるものって何だろう
    うまく共存するにはどうすればいいのだろうと考えるきっかけとなった

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    2025年04月29日
  • 今度生まれたら

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    一度限りの人生、自分の力で切り開いていきたい。家族とは、お互い依存せず、自立した者同士支え合える関係でいたい。 と改めて気づかせてくれる本。

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    2025年04月29日
  • 迷惑な終活

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    老人シリーズ、ついに第5作。
    めいわくな終活。ついに、こう来たか!!という感じです。
    ”めいわく”って…
    だれに?どう?
    自分軸で考えた時に起こす行動の、きっと殆どが“めいわく”かも。それも、より身近な人にとって。
    それでも、自分が気持ちよく最後を迎えたいのであれば、そうするべきだとも思う。
    最後は一人で死ぬのだから。
    どう満足するかは、やっぱり自分で決めたい。

    昭和産まれの典型夫婦。
    家族の為子供の為と尽くしてきた主婦達は、礼子の選択に、やりたかった!やりたい!!、と思った主婦達はきっと多いだろう。

    まだまだだと思っていた老後。なのに、遠い物がちょっと近くになり、うっすら形が見え始めた自

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    2025年04月23日
  • 迷惑な終活

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    自分が70代になるのは、まだ先のことだが、こんな終活もアリだと思った。期限がある人生、楽しくするのも自分次第だと思った。

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    2025年04月20日
  • 終わった人

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    主人公がコテコテの老害ではなく、引き際をわかっているせいか読んでいてテンポがよかった。
    また、話の展開もサクサク進むし面白く読めた。

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    2025年04月17日
  • 終わった人

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    内館牧子って女性だよね、男性サラリーマンじゃないよね、って思えるほど、なんて定年を迎えた男の気持ちがひしひしとわかるんだろう。いやもうほんとすごい。
    しょっぱなから、会社から放り出され生前葬された男の気分になれる。
    一ああ、六十五で良かった、あと平均寿命の15年なら耐えられる。先が短いということは不幸ばかりとは言えない。人生において、生きていて「終わる」という状況は、まさに絶妙のタイミングでやってくる。あと15年すれば本当の葬儀だ一
    これは、壮介が二度目の終わりに思ったことだが、そうかあそうだよねとなんだか納得した。(でもそんなに簡単には終われないのだが)
    結婚はギブアンドテイクという道子の鋭

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    2025年04月13日
  • 迷惑な終活

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    「後期高齢者」と呼ばれて、外から決めつけられたワクと自分の気持ちとの間に齟齬を感じている。
    年寄りらしく大人しくして居れと頭を押さえつけられ、立つ鳥跡を濁さず、終活しなさいと言われるが、いやいやもうひと花咲かせたいのだと反発する気持ちもある。
    それが70代。
    原英太(はら えいた)は75歳になった。妻の礼子は71歳だが、エンディングノートをつけ、終活に余念がない。
    英太にも終活を勧めてくるが、嫌でたまらない。死ぬことなんか考えるのは縁起が悪い(男は気が小さいのだ)。
    しかし、母が死に、遺骨が墓石の下のカロートに納められるのを見て、これが死ぬと言うことなのだと実感する。
    カロートに入れられる前に

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    2025年03月14日
  • 終わった人

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    東大出て、大手銀行に勤めて、63歳で定年を迎えて、仕事したくてもがく男性の物語。途方に暮れて、でもプライド高くて、ややこしい。生々しくて、人間の本性はみんなこうなんだろうと笑ってしまうぐらい面白かったです。

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    2025年03月10日
  • すぐ死ぬんだから

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    通り 展開が微妙に何なんだこれは って思うところが結構あったんだけど、「すぐ死ぬんだから」と「平気で生きる」という言葉が連動してて。人は誰しもが自分らしくあって良いのだっていう、そうした自己肯定感 みたいなものを与えてくれる一冊ですよね。

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    2025年03月09日
  • 迷惑な終活

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    内館牧子さんの 高齢者シリーズは本当におもしろいです。「迷惑な終活」タイトルもナイス!
    確かに 世間は「終活」流行り。
    今は70代でもまだまだ元気 それでも先が何十年もある訳ではない なのに もちろんそれも大切だけど 残る人の為に終活なんて考えてみたら 時間がもったいない。
    いくつになっても 誰かの役に立ちたい 認めてもらいたいと思う事が 生きる気力ですね。

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    2025年02月11日
  • 今度生まれたら

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    くすくす面白かった、いつまで経ってもこうしておけば良かった、は尽きないな
    その中でみんな色々探していくんだなーと

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    2025年02月11日
  • 迷惑な終活

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    自分も遠くない将来こんな状況に直面することを思うと、今からできることは悔いのないようにしていきたいと思いました。まずは心身ともに健康であることが第一ですが。

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    2025年02月06日
  • 今度生まれたら

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    読み終わった時、自分が元気になってました。内館さんの本は、いくつになっても胸を張って楽しんで生きて行こうと思わせてくれる所が好きです。

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    2025年02月01日
  • 迷惑な終活

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    終活という暗いイメージの内容をエピソードを加えながら解りやすく紹介している
    終活は誰の為にするものなのか?
    私は自分自身の為の終活をしたいと考えている
    新しい事を始めると新しい仲間ができる
    仲間が出来れば会話や知恵が生まれる
    参考にして私自身の終活を始めてみようと思う
    小説の最後の最後に主人公の奥さんの反撃とも思える行動にアッパレと感じた

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    2025年01月30日
  • 終わった人

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    私は30代後半ですが、今から老後に没頭できる趣味等を作っておかないとなと思いました。

    幸か不幸か、主人公ほど仕事熱心な人間ではないので、ここまで不完全燃焼な老後にはならないと思うのですが、それでも老後のありあまる時間を何か熱中できるものに当て、他人に迷惑をかけず余生を過ごさないといけないと思いました。

    何事も引き際って、判断するの難しいんだろうなとも思いました。プロスポーツ等を見ていて思うのですが、「まだやれる」と周囲から言われるくらいの余力を残して引退した選手のほうが、なんだか引き際が美しいように感じます。記録等に固執して、いつまでも引退しない選手は、どうしても周囲に一定の迷惑をかけ、老

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    2025年02月02日