迷惑な終活

迷惑な終活

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

「そうそう!」「わかるわかる!」と本と会話をしているようです。
終活の考え方は、十人十色。「それでいいんだ!」「それが私の人生!」と思わせてくれ、高齢者を元気にする作品です。
──泉ピン子

喋り屋稼業いつ店仕舞いを...なんて思いが過る頃、内館「老いの四部作」をたて続けに読んだ。私は別人となり、最期は「喋り死に」するまで生き切るぞ!と叫んだ。さあ新たな高齢者ライブ『迷惑な終活』の開演だ!お席に着いて下さい!
──古舘伊知郎

やり残したことにケリをつけるのが、本当の終活だ。

年金暮らしの原夫妻。妻の礼子はいわゆる終活に熱心だが、夫の英太は「生きているうちに死の準備はしない」という主義だ。そんな英太があるきっかけから終活をしようと思い立つ。それは家族や他人のためではなく、自分の人生にケリをつけること。彼は周囲にあきれられながらも高校時代の純愛の相手に会うため動き始める。やがて、この終活が思わぬ事態を引き起こし──。

『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』『老害の人』に続く著者「高齢者小説」第5弾!

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    迷惑な終活
  • タイトルID
    :
    1670918
  • ページ数
    :
    360ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年09月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

迷惑な終活 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2026.06.10
    内館牧子さんはどうして、こんなことを思いつくのか、面白いのか。
    偶然にも私自身は「ケリ」をつけてきているけれど、「カタ」をつけるとは考えなかったから、そう言う考え方もあるのかと笑ってしまった。
    やはり、刺激の多い日々が一番ですね。^_^

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    タイトルがコミカルなので、読み始めは「いるよね、こういう男の人」という程度だったけど、三代に渡っての視点から書いてある点で、自分にも照らし合わせ、いろいろと考えさせられる点があって面白かった。

    「終活」が気になる人には、改めて考えさせられるという点で星四つ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    「人がこの世にいるのはは期限付きだな。わかっていたけど本当に期限内だけみんなと一緒にいられるんだな」と、母を亡くして英太は思う。
    で、あれほどやらないと言ってた終活に目覚める。
    だがそれは、気になってたことにケリを付ける終活だった。
    そしてそれは寝た子を起こしてしまう。
    弘田も日出子も礼子も、英太の終活で叩き起こされた高齢者だった。
    でもそれは他人軸ではなく自分軸の、思い残したことにケリを付ける終活で、皆それぞれ満足できるものだった。(ただ日出子と礼子のそれは、英太にとって冷や汗ものだったのだが)

    内館牧子も運命をうすうす感じながらこれを書き、やりたいことをやり尽くした人生だったと思う。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    本当に迷惑。でも、それがおもしろくて爽快。親の年代と重なり、自分もこんな元気な歳の取り方をしたいかも。

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

    ずれた考えを持つ登場人物が多く、笑えて面白かった。
    こんなじいさんばあさんいるかよ、と思っていたが世代が異なるのでありうる話なのかもしれない

    歳を重ねても今を生きるということは共感した
    未来ばかりを見据えても墓に入るだけになるので、今が大事。
    30代の自身であっても将来ばかりに生きていても意味ある人生は得られないかなというのは思った

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    自分が75歳になった時に読みたいなと思った。
    20代の私にとっては終活は遠い存在で、エンディングノートを書くイメージしかなかったが、主人公の迷惑な終活から、周りの人々が影響を受けてそれぞれの自分軸を確立していく姿がよかった。自分もそうなりたい。

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

     自分の読書傾向等して、人生で後悔したことの埋め合わせとして、若い世代が頑張って成功を掴み取ったり、自分と違った人生を歩んでいる人の物語を追体験することに感動を覚えることが多いが、高齢者の目線でいずれ来るであろう未来を追体験する意味で、本書は色々と考えさせられた。世代別の行動や価値観を判断する時に、良い悪い、有意無意等一元的な価値観で判断するのではなく、将来を俯瞰して考えられる若年世代と、残された時間が少なく過去に目線が行きがちなシニア世代の視点の違いを考えて、柔軟に考えなければならないと感じた。
     本書は、物語としてはあまり面白い話ではなかったが、人生や就活のあり方、高齢者目線の人生観等、考えさせられることの多い本であった。

    0
    2025年07月09日

    Posted by ブクログ

    内館牧子さんの老後、定年、シニアを題材とした小説は肩が凝らずに面白くも読める。今回は終活にスポットを当てた内容でこれ又面白く読めた。

    終活と言えば、TV等で持て囃されているエンディングノート類の内容かと思いきや主人公の原英太は、この残された人達の為の死に支度(年寄りの趣味の一つである後ろ向きなエンディングノート類)終活に否定的で本来終活は自分自身の為にやり残した事を行う事にあるとの考えを持つ。この英太の終活への考えは、意外に周りの人達にも影響を与え話が進む。

    英太は、終活の一つとして横浜の外れに建てた一軒家の庭で趣味の恐竜骨格模型の製作/鑑賞で過ごす中、故郷新潟での高校時代心寄せていたあかねに対して酷い仕打ちをした事が心残りでやり残した事にあかねに会って謝罪をする事も終活と考える。昔の伝手で新潟在住のあかねに会うも当のあかねは、記憶に無く今の息子嫁との同居生活への不平不満にご執心で話が噛み合わない。あかねの付添で一緒に英太と会った同じく同窓の日出子は過去英太が新潟単身赴任中の浮気相手。あかねへの謝罪終活から、日出子に火を付け終活として英太不在中に横浜自宅の妻玲子の顔だけを観に行く。妻玲子は、浮気相手と気がつくも2人とも相手に悟られず英太も知らない状況で今度は玲子の終活として週の半分を横浜市内での1人別居生活を始める。その他、英太の弟と夫婦、高校の友人等英太の終活への考えに同調した個々の話が絡み合う内容。
    仕事を卒業すると時間が生まれ人其々の人生観でシニア生活を送るのだなあ。。と面白く読めた。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    終活は残された人のためにやるものではなく、今までの人生で後悔してることや、やり残していること、感謝を伝えたいこと、誤解を解きたいことにケリをつける。人生の終末に向けて活動をする。
    日々老いていく、今が1番若い。
    コミカルで読みやすく、何より終活が明るい活力湧く言葉に印象が変わった。

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    終活を始める中で、周囲に迷惑をかける場面が多く描かれています。
    自身の死後の準備を進める一方で、家族や友人との関係に未解決の問題が浮かび上がり、家族を巻き込みながら解決していこうとします。
    終活が自己理解を深めるプロセスであり、日常の大切さを再認識させられる一方、迷惑をかけることで周囲が困惑する様子も印象的で、「終活とは?」の良い面と悪い面がよく描かれていました。
    個人的には妻に終活はやってほしくないかなと思いました。

    0
    2026年07月03日

迷惑な終活 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    迷惑な終活
  • タイトルID
    :
    1670918
  • ページ数
    :
    360ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年09月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

内館牧子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す