内館牧子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ34才の蜜は、6才の娘と研究者の夫と暮らしながらも、若さを保つことに執着していたが、ある日、パート先でオバサン扱いされたことで、益々エイジハラスメントに対する反応が過剰になっていく。
そんなときに夫が21才の女性と浮気をし、どう対処するか、足掻きながら自問自答し、最後には大学に入り直して、夫がいなくても自立できるようにと考えるまでに成長(?)する様子を描いたストーリー。
夫の妹が21才で、その若さを目の当たりにして、義妹と年齢やルックスのことでお互いにチクチク言い合うとか、見た目の若さを保つためにぎっくり腰になるほど運動するとか、設定はイタ過ぎるが、蜜の気持ちも理解できる自分もいる。
20 -
Posted by ブクログ
なんと、「源氏物語」の中にタイムスリップしてしまうという語。
時代へではなく、物語の中へ。
しかも、59社を受けても採用されないという男、伊藤雷。
全く「源氏物語」なんて興味もない奴がなぜ?
雷には水という、それは優秀な弟がいる。
タイムスリップした際に、光源氏を弟に持つ一宮に自分に重ねたりする。
そして、その一宮の母、弘徽殿女御がこの話の軸となる。
この時代にこんな女性が?!と驚くような強い女性。
雷は徐々に「源氏物語」の世界で生きてくことに喜び感じるようになる。
「源氏物語」を知らなくても楽しめる。
もっと早くにこの小説があれば、もっと勉強したかもしれない…
2022.8.6 -
Posted by ブクログ
ネタバレ脚本家であり、小説家でもある内館牧子さんのエッセイ。
新卒後、三菱重工のOLをしていたそうで、OLから脚本家に転身するまでの約10年間が綴られている。
大企業のOLなんて羨ましいとい思っていたが、内館さんの時代はそうでもなかったらしい。
現代では考えられないくらいの酷い男女差別。
特に女性事務職員というのは、会社の戦力としては全然期待されていないため、25歳を過ぎても結婚せずに会社に残っていたら、「まだいたの?」、「まだ結婚しないの?」とあからさまな嫌味を言われたそう。
それでも内館さんは、自分が理想とする男性と出会うまでは結婚しないと決めて、キャリアアップを模索する。
はじめは転職を考え -
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ネタバレ映画があまりにもおもしろくなくて、ビックリして原作を調べたら内館牧子さん。原作はおもしろいはずでは…?と思い逆に気になって読みはじめました。
ストーリーの流れは大きく変わってはおらず、主人公の雷が優秀な弟水にコンプレックスをいだいていて、その弟の大学合格祝いの日に雷に打たれ源氏物語の世界に迷い込んでしまう…というもの。
源氏物語の時代の人はあまりお風呂に入れないから臭いとか、そう言われればそうだよなぁってことも書かれていたり、源氏物語の世界を主役ではない弘徽殿の女御側から描いている。映画には須磨の辺りからは書かれていないけど、そこも結構重要なシーンだと思う。
最後の急にバタバタ話が展開した感は -
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サラッと読めるエンタメ小説。
源氏物語にほとんど登場しない弘徽殿の女御に焦点を当てて物語が進んでいく。
優秀な弟にコンプレックスを持ち、人生に落ちこぼれてしまったと悩むフリーターの主人公の雷。ある日突然源氏物語の世代にタイムスリップし、毒舌で気の強い女上司女御の元で陰陽師として働くことになる。
帝の寵愛を受けることよりも、息子の安全や帝としての身分安定を願う女御の姿は、現代に生きる女性の姿に通じる。(もっとも、ここまで気が強く行動にも移せる人も珍しいが)
主人公の雷や女御の息子である一宮(朱雀帝)の身近な兄弟と比較し自身の能力のなさに嘆く気持ちも、兄弟がいる身としては何となく分かるものもあ -
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正直、変なこと言うばーさんだな、と思ってんたんだが、目うろこ。子供の頃から相撲が大好きで、相撲の研究したくて大学に行ったと。
すみませんでした。
大相撲の闇の部分も含めて包みこむ。
神事と言われるが可也後付け。むしろ、生き延びるための戦略で、男世界で、懲りずメゲなくプライドが高い。
国技って、自分で言っちゃったからな。
それでいて、いろんな伝統を継承していて、そこに差別だなんだと言うのは野暮。
むしろ、世界遺産に登録しちゃってもいいんじゃないか。そうすると、改変が難しくなるのか。
利権を手放さず、ずる賢くもこれから生き残っていくんだろうな。
考えるのは、人命のためにとっさに土俵に上 -
購入済み
テンポよく読めましたが、読み終わっての感想は『う~ん・・・』という感じです。
昔ほどではないけれど、やっぱり男性は若い女の人が好きだし、若さに価値を求めるのだと思います。
でも、この主人公はちょっと自分の年齢を気にしすぎなような。
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ネタバレ週末だけ絶対に2人で過ごす、その他の日も一緒に居たければOKだし、病気やトラブルがあったらフレキシブルに対応という週末婚を実践するふたり。
最初はいいけど、嫁姑問題、仕事激忙し問題とかで徐々に破綻。忘れられない過去の男に再開し、誘うけど振られる。そして最後どうなるのかと思ったら、離婚して、付き合ってる時にもどってこれで幸せってオチ・・・なめとるね。
そもそも週末婚自体は素晴らしいシステムなのに、主人公夫婦が決めたルールを守らないから破綻しただけ。
不倫テーマの面白い小説ってことで読んだけど、特に主人公夫婦が不倫するわけでもないし、オチも期待はずれだった。 -
Posted by ブクログ
読んでてついつい、わかるーわかるー!!!ってなってしまったし、かなり辛口でおばさん!おばさん!ってツッコミ入れてるけど、読んでる雰囲気ではこの著者のイメージはかなり上沼恵美子おばさんと同列。笑笑!!!
すごく嫌いじゃないし、大好きだけど、おばさんにならないために努力するっていう趣旨の本らしいけど、おばさんになったあとさてと、頑張っておばさん脱却?みたいな感じもなくはないし、もうおばさんどころかきっと若者が読んだら、ババァと呼ばれる人種の人のような気がする。
大好きよ。ババァ。
ふてぶてしいおばさんの大原則やら、帽子とスカーフを多用するおばさんやら、可愛いを勘違いするおばさんなどなど多数い