あらすじ
日常生活の中の何気ないひとコマを、“愛ある毒”をスパイスに、ドラマとして鮮やかに切り取ってみせてくれる52編の痛快エッセイ。辛口華麗、愛情濃厚――。著者特有の「歯に衣着せぬ」筆致は、深い慈愛に満ち溢れているからこそ、読む者の心にストレートに響く。読めば、スカッと爽快!私たちが日ごろ忘れてしまいがちな大切なもの・ことを思い出させてくれる。
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Posted by ブクログ
毒唇主義。内館牧子先生の著書。遠回しに言って何も伝わらないよりも毒唇主義で毒舌で口が悪いと言われるくらいはっきり言って物事が正しく伝わるほうがずっと良いのかもしれない。毒唇主義と独身主義をかけるところが内館牧子先生ならではの楽しいユーモア。でも毒唇主義でも度が過ぎた毒唇主義になってしまうと独身主義じゃなくても結果として独身主義になってしまったりするのかな。独身主義でも独身でも引け目を感じるような時代ではないけれど。
Posted by ブクログ
内館さんのコラム?集。
一つ一つは短いものの、日本の伝統文化を愛してやまない著者の想いは伝わってくる。
個人的には最後の解説のやり取りが秀逸。