あらすじ
よかれと思ってやったことで、他人を不愉快
にしていませんか?
「食事会に飛び入りで人を連れていく」「聞く耳を持たずに話の腰を折る」「私って〇〇なんです、と言う」。悪気はなくても、“非礼な人”のレッテルを貼られ、人生の致命傷になることも。著者の経験や各年代の男女から聞き集めた話をもとに、女の不作法の数々を痛快に斬る。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「男の不作法」と同時出版された本作。当初は「男の不作法」だけ刊行する予定だったそうだが、よくぞ女版も出してくださった!
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個人的には自分とおなじ性別の女の不作法のほうがおもしろかった。
同じ女として、
いやいや、こんなおばさんいるけどこれはNGやろ!とおもしろおかしく読める一方、
…これ、自分も気をつけないとなりえる?ありえる?こわ!
という読み方もできておもしろい。
とにかく、「バタバタしてまして」は絶対使わないように気をつけようと思った。
Posted by ブクログ
共感できるものから、無意識にわたしも?と気付かされるものまで、数々の女の不作法。痛快な物言いで、頼れる友人と話しているような感じで読めました。
Posted by ブクログ
面白かった!今の年齢(43歳)のうちに読めて良かった一冊です。自戒になる部分が多くありました。
内館牧子さん自身の失敗談も、惜しげもなく披露して下さっています。
「類は友を呼ぶ」からだと思いますが、ご友人にもはっきりした性格の方が多いのだろうなと、様々なエピソードから感じました。
Posted by ブクログ
最後に内館さんが自己内省のようなあとがきをしていたので安心しました。この本に載っている全ての不作法をせずに生きてきた女性はゼロなのではないでしょうか笑
人は定年年齢になると横一列に着地する。それまでは確かに、エリートと非エリート、美人と不美人の間には差があった。ここに至るまでの間、見る風景も違っただろうし、手にする数々にも差があった。
この部分が非常に勉強になりました。