清水玲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ犯罪者の両親に洗脳された子供が殺人を冒したら、罪の在処はどこにあるのか。
前巻の「天使の皮を被った怪物」から一変、光の印象がかなり変わる。
境界線を越えない分別のある大人な薪とそれを越えてしまった光。
「子供は生まれながらに天使」と信じる青木が被害者にして殺人犯である光にどう接するのか。正直なところ不安だったが、斜め上をいく接し方に完全に惚れ直させられてしまった。薪さんの爆弾発言、奇行も頷ける。
好きな人を巡り「大人に嫉妬する子供」と「子供に嫉妬する大人」の揺れ動く感情がどちらもわかりやすく面白い。
9巻は8巻の「悪戯」の続きで薪と光から見た青木がいかに綺麗で特別な存在かが描かれ -
購入済み
夢の世界
連載当時、大好きだったバレエダンサーが清水先生と同じだったこともあり、バレエ関連の雑誌等でも先生の挿絵や文章を見かけることが多々ありました。
バレエの舞台に共鳴するような美しい絵柄が大好きで、夢中になって読んでいた作品のひとつです。
夢の世界に誘ってくれる美しく緻密な絵であるが故、心に悲しく突き刺さる場面も。
懐かしくて無料キャンペーンで読み始めてみたら、悲しいストーリー展開もあったせいなのか結末の記憶がなく、改めて全巻購入しました。 -
購入済み
相変わらず絵が綺麗で読み応えがあります。
続きが気になるので、読み終わった瞬間に次が読みたくなります。
そして、相変わらずBL感があるけどBLじゃないんですよね。 -
ネタバレ 購入済み
映画化を機に原作も読み始めました。
よくある少女漫画かと思いましたが、しっかりとしたミステリーの要素もあり面白いです。
現代らしい闇の部分も入っていたりと引き込まれて読んでいます。
続巻も楽しみにしています。 -
購入済み
続きが待ち遠しい…!!
悪戯編の2巻目。
前巻がものすごく気になる所で終わっていたので、今回で悪戯編が終わるのかなと思っていたら…更なる事実が発覚して続巻へ続きます。今すぐ続きが読みたい!!
薪さんの叫びがとても切なかった。青木さんも覚悟して受け入れたのが分かるから、今後どうなるのか期待してます。 -
購入済み
☆は5個じゃ足りない!
薪さんと青木の想いがなかなか交差しないのが切ない。。。青木は、どんなに痛い目にあっても人を信じたいという気持ちを捨てきれない。今は、青木の最愛の姪っ子に危害が及ぼうとしているいるにもかからわず、青木は、危険人物と目されている子供を手放せずにいる。このような行動をする青木はほんまもんの馬鹿者だろう。でも、逆に言えば、どんな最悪な状況でにも、希望を見いだせる強さを持っているとも言えて、それが青木という人物なのだと思う。薪さんが青木に惹かれ、守りたいと思うのは、たぶん、青木のもつ絶望の中に希望を見出す力なのではないかと思う。薪さんに青木が必要な理由は、薪さんが、薪さんのもつ壮絶な過去の中に引きずられ
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購入済み
気になるところで次巻へ続くぅ!
悪戯編が完結するのかな〜と思ったら、めっちゃ気になるところで次巻へ続くパターンでした。予想通り青木や舞ちゃんといい家族になりかけたところで、壮絶な過去が明らかになり、さらに別の誰かの思惑も絡んできて全く予想のつかない展開に。薪さんの必死の説得がなかなか青木に届かないところは、何とも切ない。
そして短編の「目撃」編も、予想を裏切る結末で凄く面白かったです。あの人がまさかそんな、、美しさゆえに余計恐ろしさが際立つエピソードでした。 -
購入済み
良い作品です
レビューをみると、秘密と関わりがあるようですね。
秘密を知らないわたしでも、楽しく読めました。しかし清水玲子氏の作品は、何故こんなにも美しく、切ないのでしょうね。
是非読んでみて下さい