感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2013年02月10日
久々に再読。やっぱり清水作品は色っぽい。本当に恋をしている人の色気を描かせたら右に出る者はいないですね。長野まゆみ作品がマンガ化されることがあったら、清水さんに描いてもらいたいものです。
思い出しました。
ベンジャミンと、アート。
この先、どうなるのだろうとワクワクしながら読むことができます。
続きが気になります。
毎回、美しい情景描写に心惹かれています。
美しいが故に怖さも引き立つ。少し怖い不思議感と、美しい絵と話の面白さに引きずり込まれる。直ぐ2巻が読みたくなる!
可愛さや面白さもあり、一読の価値あり!
連載当時、大好きだったバレエダンサーが清水先生と同じだったこともあり、バレエ関連の雑誌等でも先生の挿絵や文章を見かけることが多々ありました。
バレエの舞台に共鳴するような美しい絵柄が大好きで、夢中になって読んでいた作品のひとつです。
夢の世界に誘ってくれる美しく緻密な絵であるが故、心に悲しく突き...続きを読む刺さる場面も。
懐かしくて無料キャンペーンで読み始めてみたら、悲しいストーリー展開もあったせいなのか結末の記憶がなく、改めて全巻購入しました。
Posted by ブクログ 2010年08月25日
kimuのバイブルです。別格扱いの漫画です。
「ジャックとエレナ」シリーズも凄い好きですが、「月の子」は、別格です。
最終巻の“悪夢”に関するあの終わり方が当時は凄い衝撃でした。
是非是非、最後まで読んでもらいたいです。
Posted by ブクログ 2010年06月16日
清水玲子の中でも一番か二番に好きな作品です。
これはほんと切ない・・・泣ける!
愛する気持ちって素敵だなぁ。
暖かい気持ちになる。
もっと自分の愛する人を大事にしなきゃって。
絶対、一度は読んで欲しい作品です。
Posted by ブクログ 2010年02月13日
それぞれの愛のかたち。
繊細でふんわりとした筆致と、鮮烈に描き出される狂気の対比にギクリとする。
それこそ清水玲子さんの真骨頂だと思う。
読後ぐったりするのが分かっているのに、
手にとってしまうのは、それ以上に胸に響く何かがあるから。
ティルト…!
Posted by ブクログ 2010年02月02日
ぼろぼろです。泣き疲れるよー!小学生の時、ベンジャミンの似顔絵をよく描いてました。美しいものに心を奪われる、という感覚。そういえば、「天使とデート」の時のエマニュエル・べアールが、ジミーそっくりです!この世のものとは思えない美しさ。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
主人公ベンジャミンより
セツ目線で読んでました。笑
セツとショナが大好きでした。
セツを守るティルトも悪役だけど好きだった!
女性化するか、しないか…
そんなユニセックスな設定がまたドキドキ*
ショナが積極的にベンジャミンに
求愛してて…何気に興奮でした(笑)
小学生のときに読んだから結構刺...続きを読む激的。笑
Posted by ブクログ 2009年10月04日
輝夜姫よりも好きです。
こちらは人魚姫がベースのお話しです。
設定としては、王子との恋に破れて海の泡になった人魚姫の子どもたちのお話。
清水さん特有のあの胸の痛いリアルさがありますが、でも大好き。
オススメです。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
SFちっくな人魚姫のお話?うーん説明難しい(笑)歯がゆいし切ないし怖いしもう読んでてハラハラでした。傑作には違いない。読み終わった後は余韻にひたってしまいます。ショナが好きでした…。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
この人は、絵のクオリティにこだわりすぎて話がズルズルしちゃう印象だけど、この作品は見事にまとまっていて大好き。SFでありながらファンタジー。そして環境問題へと向かわせる手際は見事。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
せっかくきれいな絵なのに画像がないのが残念。清水玲子の作品はその世界観がすみずみまで作り込まれてて、複雑なのに夢中になっちゃう。昔話を基本としたファンタジーなのに、よく見るとベースになっているものはかならず社会問題なんだよね。この場合、環境汚染と原子力発電。卵を産むため地球に戻ってきた人魚の話。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
1-13
ニューヨーク、産卵のため月から帰ってきた三つ子の人魚ベンジャミン、ティルト、セツ。しかし女性として子ども(卵)を産めるのはベンジャミンだけ。彼(彼女:普段は小さな男の子だが、好きな人の前だと絶世の美女になる、性が変わる)が恋したのは、おちぶれたダンサーのアート。しかしベンジャミン=人魚が、...続きを読むアート=人間の男性に恋をすれば、大きな災いが起こるという。物語は様々な人々の思惑、感情を孕んで、やがてその大惨事と運命の愛の結末へと向かっていく。
清水玲子さんらしい繊細な画風。愛らしいキャラクターとリアルで幽玄な世界で、この先への展開がすごく気になります。アンデルセンの人魚姫は、星を巡り宇宙を旅する人魚へと変貌し、更に人類の世界へ何を仕掛けてくるんだろうか。
遺伝子に伝わる愛、人と人魚の愛の行方はどうなるのか。この先への期待も高まります。
Posted by ブクログ 2010年12月07日
SF、童話、社会問題を絡めた、清水版人魚姫。
人間の狂気と愛のドロドロをオーバーでもなく、突き放すでもなく丁寧に描けるのは清水玲子さんならではないかしらと思います。
サイエンスフィクションとファンタジー、ロマンスのミックスが絶妙。
ラストシーンでは優しい世界と、悪夢の世界、どちらが本当の世界なのか...続きを読む?という問いを投げかけられ、もの凄く不安にな気持ちになる。
少女、恋愛漫画にありがちなほんわかを吹っ飛ばす終わり方が好きです。
Posted by ブクログ 2010年08月17日
この作者にはまるきっかけになった本。
主人公カップルよりも、セツとショナの脇役カップルが好きで仕方ありませんでした。
美しい絵は今も昔も変わりありません。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
何回も読んでは、ベンジャミンがうっとうしいんですけど、最近読み直して、ベンジャミンはさほど悪くないとわかりました。笑。セツが女性化したときのが好きですけど、セツのほうが、ベンジャミンよりめんどくさい性格かもしれない。。。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
バレエや人魚姫が登場する美しいイラスト、そして原発や環境汚染の問題もしっかり取り入れたストーリー、素晴らしいコミックです!昔すごいハマりました。
今読んでみると古臭さは感じられますが、作者が目一杯頑張って描いているのがわかります。
スクリーントーンの多用使いには頼らない手描きのバックが懐かしく、ヒロインの一途な想いが「これこそが少女漫画の王道だよね」的ストーリーです。
毒のあるセリフを放つのがこの作者の特徴ですが、今の他の漫画...続きを読むのポリシーなく展開される過激なシーンと暴言とはあきらかに質が違い根底に優しさがあります。
リッチさは何故かないけれど、その耽美な絵柄は人を恍惚とさせます。
Posted by ブクログ 2018年05月18日
絵が綺麗。
ベンジャミンの美しさ
(そして最後のセツの美しさ)
それだけで(略)
ただ、ショナの面食い要素がかなり引っかかっていて、
それさえなければ、満点だったような。
アートを引き立たせるためなのだろうけど
少し・・・なぁと。
ギルの、ベンジャミンへの憎しみが唐突で(割と)
深すぎるので
そ...続きを読むこもまた戸惑ったというか。
でも総合的には素晴らしかった。
ギルの生まれ変わりのお話も読みたいなー
Posted by ブクログ 2011年04月22日
一気読み。
序盤でチェルノブイリが出てきた時は今後の展開予想にドキドキしたが、
まさかそれをあんな最後まで引っ張る話になるとは…。
清水さんの話って起承転結の『承転』あたりがずば抜けて面白い気がする。
人魚姫の話をうまくモチーフにしてるなぁと思ったのですが、
アートがベンジャミンの王子さまだった理...続きを読む由がわからず。
あと魔女はなんだったんだ?
後半はほとんどメインキャラ以外の人魚が出てこなかったのも残念。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ずいぶん前に借りたので、内容うろ覚え…
ベンジャミンよりセツが好きだったような気がします。
機会があれば(本棚のスペースと相談して)購入しようかと思ってます。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
人魚姫をモチーフに、チェルノブイリ原発事故など環境問題を絡めた壮大的なストーリー。
卵を産むために地球に戻ってきた三人の人魚、ベンジャミン、ティルト、セツ。だがその中で唯一卵を産めるはずのベンジャミンは、事故で記憶を失ってしまう。
そんなベンジャミンを引き取り、ジミーと名づけ一緒に暮らすことになった...続きを読む売れないダンサー、アート。
次第にアートに恋をしていくジミーだが、それは災いを招くと告げられ…。
ベンジャミンに複雑な思いを抱き、自ら災いを引き起こすティルトがとても魅力的。
幻想的なファンタジーを現実に起きた事故と絡ませ、ダイナミックな世界観を作り上げる手腕には毎度のごとく脱帽。
個人的には、魔女の謎をもっと解いてほしかった。