あらすじ
パリから帰国した薪に、最強の敵現る?2、3巻にて「秘密」<原罪>完全収録!!「第九」で数々の事件を解決してきた薪と部下の青木。パリから帰国した薪を待ち受けていたのは、有名レストランの廃棄物から検出された遺体の一部。薪はこの事件の背景に、そのレストランのシェフタジク・シャマールが絡んでると睨むが…。
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凄いドラマ
1巻にも描かれていましたが、読者へのメッセージが織り込んであります。
ミステリーとサスペンスを混ぜ込みながら、2巻は「核実験」が根底にある事件。
外国人労働者の問題や日本政府の対応などにも苦言を呈している感じがします。
物語に引き込まれますね。
読み応えありました
久しぶりに「秘密」シリーズ読ませていただきました。死後の脳からの犯人探し。でも、この原点にこんな物語があったなんて知りませんでした。漫画としてが、とてもセリフの多いものが多いですが、一つ一つの言葉をしっかり消化しながらゆっくり読みたいです。
Posted by ブクログ
2回読みしないと大事なところを読み落としてしまう。
タジクの言葉(※フレーズに記載)にハッとした。
この国は、もっと大地に根ざした生き方に軌道修正しなければならない時にきているのではないか。
2025.05.29(木)
とても大事なことを主題にしている。
「原罪」素晴らしい副題。
遺体はどこに?
警察の裏をかき続けるタジク。自ら食材の動物をと殺解体する姿に遺体を解体する様子が重なって見えて怖ろしい。
社会問題を絡ませ次第に大きなテーマへと繋がっていく、美しく繊細なタッチなのに骨太!
死体無き殺人
死体が出なければ捜査出来ないのは近未来も同じ。犯人は分かってるのに逮捕出来ない展開が面白いです。
そして戦争やタブーへの警鐘の鳴らし方にゾクゾクさせられます。
やっぱり秘密は面白い。けど、色々考えさせられて重いです。
薪さんの孤高で危うい捜査
やたら挑戦的な犯人を前に、ほぼ孤軍奮闘で突っ走る薪さん。
犯人タジクの猟奇的な闇が恐ろしい…
警視総監が食べているハートだらけの愛妻弁当には癒やされました。
しかし湯呑みには「プレミアム」の紋章がバーン。
今回は関係なさそうだけど、いずれは何らかの対決があったりするのかな。
Posted by ブクログ
犯人は分かっているのに証拠がなくて逮捕ができないもどかしさを味わう薪さん。家族である子羊を殺されてその肉を食べさせられるという幼いタジクに起こった出来事はタジクの人生を大きくかえる。タジクにとってはカニバリズムと同じだった。更には食うにも困る生活なのに、他所の国の愛玩動物が食べる缶詰めを作らされるという過去が加わりタジクを歪ませてしまった..
Posted by ブクログ
シーズン0の2巻からはまた現在に戻ってきて事件。
事件も国際的な闇の深いものになってきた。
しかも1冊で終わらない事件。
青木がまた出てきてるけどときめきゼロ‥
Posted by ブクログ
薪さんが美しい。
実写版かー。
薪さんが生田斗真って…ちょっと濃すぎ。もっと中性的な美しさが欲しいな〜。
青木が岡田君…好きだけどちょっと線が弱すぎ⁉️
まあ映画になるとその背景や人物像が変わってしまうこともあるから、別物として見たほうがいいのかな。
楽しみではあるけれど。
殺人を扱った作品はほぼ読まないのですが、1巻を試し読みして続きが気になったので購入しました。
非現実的だけど、世界の何処かで起きてるんじゃないかとさえ思ってしまいます。
気分が悪くなる場面もあるので、あまりおすすめは出来ないけど、引き込まれるのも確かです。
Posted by ブクログ
購入したまましばらく放置。だって夜に読めないもの! 怖いシーンがあったりしたら、眠れなくなるし(苦笑)。
心配した眠れなくなるようなシーンはありませんでしたが、想像するだけでも怖いというか悍ましいというか、現実にはあってほしくないと思えることはありました。タジクの言葉はまさに正論で、それを忘れてはいけないのだと思いました。犯人は分かっているのに、さて、それをどう追い詰めていくのか。3巻に期待。
Posted by ブクログ
タジクが青木に、この国には成人した大の大人の男が
そんなことでいちいち流せる涙がある
という言葉は非常に厳しい。
しかし薪さんの言うとおり、不幸比べをしている訳ではなく
それぞれの環境や立場、感じ方も異なるし、
不幸だから人に八つ当たりし犯罪を犯して良い訳でも無い。
近未来の日本という設定が絶妙な異世界感があって、
多少バイタルや狂牛病、屠畜に関しての設定で
疑問に思うところはあるものの
SFとして楽しめて良いと思う。