清水玲子のレビュー一覧
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老婦人の鬼気迫る迫力…
この作品には様々な狂気をはらんだ人物が登場しますが、
今回の老婦人は中でも燃えたぎるような感情をはらんでいて
思わず息を呑みました。
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監察医・雪子さんのターン
今回の事件は、選別時間差復讐って感じでした。
何というか電車で起きた事は本当にありそうで、何とも言えないやりきれなさ。
青木と雪子さんの関係に大きな動きがあり、
色々と記憶が蘇ってしまう薪さんが切ない。 -
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およそ300ページの超力作!
一冊ほぼまるまる、およそ300ページ近くに渡る超力作です。
毎回、一本の映画を見るよりはるかに内容が濃くて、
精神的にズッシリ来るストーリー。 -
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様々な愛と罪が剥き出しに…
「死後の脳から記憶を見る」という特殊な手法を用いて、
犯罪捜査に挑み続ける警察官たちのストーリー。
しかしこの捜査は被害者の苦しい記憶や、犯罪者の狂気が
まるで映画のように生々しく再生されるので、まさに想像を絶する過酷さ。
主人公は、超エリートの美青年・薪さんと、新人の青木君。
美しく誇り高い薪さんですが、
ちょっとしたはずみで壊れそうな危うさもあり、そこが何とも魅力的。
青木君はそんな薪さんに振り回されっぱなしだけど、
持ち前の純粋さと情熱で切り抜けていく姿が頼もしいです。 -
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触れたくない現実
子供の無邪気さが怖い。
誰も触れたくない、子供の無垢な悪に真っ向から立ち向かう薪さん。
普段は青木の優しさが救いだけど、
今回はヌルい事言ってないで現実を受け止めてくれって感じでした。
まあそう言いつつ、結局青木も薪さんも最終的にはあの悪魔の心を救うのかな。 -
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交錯する青春の記憶が切ない
慕っていた恩師と運命的な決裂を迎えてしまう薪さん。
台詞のひとつが突き刺さってくるかのよう。
後悔が募っても小さなすれ違いが誤解だと分かって良かったのかもしれない。
事件が終わってからのエピローグ、
ラスト1ページの静かに降り積もる雪が印象的でした。 -
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とんでもない結末に寒気
薪さん、青木、そしてみんなが子供たちを救いたいと奔走する姿が圧巻です。
あの絶望的な状況でも決して諦めない精神力がスゴい。
その後もまだ気を緩めることなく、さらなる真相へと迫るものの…
ああもうとっくに手遅れだったという絶望的なラストでした。
強い者のやり方をそのまま真似て、さらにやり方がエスカレートしているのが恐ろしい。 -
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ますます凄惨な事件が…
閉鎖的な新興宗教がらみの事件。
教祖が悪質な支配者で、マジでムカつくパターンのやつです。
そして思わぬところで、あのタジクにまた出番があるとは…。
高熱でぶっ倒れるまで奮闘する薪さんも、
薪さんに代わって奮闘する青木もスゴい。 -
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思わず泣き崩れる薪さん…
桜木さんが負わされた過酷な運命に
思わず共鳴して泣き崩れてしまう薪さんが切なかった。
青木が側にいたから思わず気が緩んだのかもしれない。
由香里さんが残したものが桜木さんを守ったところで、号泣してしまいました。 -
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薪さんの肩が…
青木、本当にあなたという人は‥と言いたくなる、いい人すぎるエピソード。
あの場面でよくあれほどの機転と優しさが出るなんて、普通じゃない。
みんなの天使、舞ちゃんとのシーンも癒やされました。
しかしその分、病室にポツンと佇む薪さんの静けさが悲しい。
そしてその後の怒りと執念は圧巻でした。
抜け殻になったタジクにも声をかける薪さん…
本当はそんなに優しいのに、こんな過酷な捜査をしている精神力よ。 -
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薪さんの孤高で危うい捜査
やたら挑戦的な犯人を前に、ほぼ孤軍奮闘で突っ走る薪さん。
犯人タジクの猟奇的な闇が恐ろしい…
警視総監が食べているハートだらけの愛妻弁当には癒やされました。
しかし湯呑みには「プレミアム」の紋章がバーン。
今回は関係なさそうだけど、いずれは何らかの対決があったりするのかな。 -
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薪さんと鈴木の出会いもやはり壮絶でしたね。
薪さんが背負わされたあまりにも過酷な運命に、風のように舞い込んだ鈴木の頼もしさ。
あのハッキリとした態度、揺るぎない正義感がまぶしい。
この経緯があるからこそ、薪さんは強く立っていられるのだなと感じました。 -
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大満足のファンブック
描きおろし短編が読みたくて購入したのですが、トリビュートイラストが豪華で大大大満足!
萩尾望都先生との対談も読みごたえズッシリでした!!
これまでの事件をまとめて振り返ると、改めて本当に壮絶な事件ばかり。これに耐えている第九メンバーの精神力を思うと…。