丸山俊一のレビュー一覧

  • 欲望の資本主義2―闇の力が目覚める時

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    ネタバレ

    こんなエキサイティングな本はそうそうない!
    コーエンの話はものすごく面白く、今後テクノロジーによってルーチンワークの仕事は減っていく。創造的でなければ生き残れないというのは本当にその通りだと思った。

    後半のガブリエルとセドラチェクの話はもう最高にエキサイティングだった。お互いに例えや主張の根拠を分かっていてどんどん話が展開していく様子がたまらなかった。
    特に納得したのがシェリングのくだり。

    生命体というシステムは
    その維持のためには代謝によって外部のエネルギーを取り入れて変換することがその本質である。
    つまりシステムには外部が必要なのだ。
    そのため外部との境界がないシステムはそれを維持する

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    2019年09月29日
  • 欲望の資本主義―ルールが変わる時

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    セドラチェックの考えは面白かった。
    借金をして成長することの意味?
    経済の躁鬱、強いことは怖い、神話歴史と経済

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    2017年06月13日
  • 働く悩みは「経済学」で答えが見つかる 自分をすり減らさないための資本主義の授業

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    「自分の本当に欲しいものは何か」
    「交換価値と使用価値って何か」

    社会人になって感じていた違和感、モヤモヤ、
    東京で毎日働いていると、何かわかんないけど、大きな何かに呑み込まれてしまいそうになるこの感じ。
    はっきりと答えは出ないけど、なんとなく、少しずつ、資本主義について分かったような気がします。
    歴史上有名な学者たちの説を、わかりやーすく噛み砕いて教えてくれていたとこがとても良かったです。
    モヤモヤを感じた時に何回でも読み直したい!

    次はこの本で得たヒント、'古典に触れる'
    実践したいと思います。

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    2026年06月18日
  • 欲望の資本主義2―闇の力が目覚める時

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    現代の社会、特に資本主義について、知の巨人との対話の話。

    対話が抽象的だったりしてわからない部分もあったが、全体的にそこはかとなく面白かった。

    資本主義が、高度に複雑化し、いろんな歪みも生じている現代だが、この資本主義の進化能力で全てを飲み込んでいっている様子が書かれている。

    特に
    - 「ショウ」と化した資本主義
    - 常に創造性を求められる息苦しさ
    - 社会主義という敵がいなくなった今、内部にアウトサイダーを見つけ出している
    - 全てを合理化、数値化する資本主義
    - ダークサイドのパワー

    という話が面白かった。

    新たなパラダイムは生まれてくるのだろうか。

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    2026年04月19日
  • マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」

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    シリーズ中最も平易。

    「哲学者はつねに一つ上のレベルにいます。しかし、最も高い位置にあるのが、思想がそれ自身について考えることです。」「これが哲学なのです。私が今行ったのは哲学です。これより上のレベルはありません。」

    哲学は心理療法の最も一般的なマニュアルである。

    存在と無は同一である。

    「ただ、一瞬一瞬がパッパッと存在するだけです。哲学者の言う「出来事」です。現実はつながりのない、数々の出来事に過ぎません。ゆるくまとまってはいますが、それだけです。」

    「私が考える時間は「断片」です。つながりのない出来事の集まりです。私たちは存在することとしないことを繰り返していると考えています。出

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    2026年04月12日
  • これからの時代を生き抜くための資本主義入門

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    まず、書かれている内容はとても複雑で難しく、入門という名前につられて読むとギャップに驚く人が多いかもしれない。
    私も一回読んだだけでは到底理解したとは言い切れないが、それは扱っている題材の複雑さ、筆者の主張の壮大さにまだ自分が追いついてないことに由来すると感じている。
    本来入門とは、概略をわかりやすくまとめ上げたもの一般を指すのではないし、そもそも概略が簡単だという思い込みは危険であって、対象が複雑であるならば「これ以上簡単にまとめることはできない、これ以上省いたら嘘になる」というポイントは確実に存在する。
    一方で、書かれている内容はさておき、筆者の執筆のモチベーションは多々共感できる部分があ

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    2026年03月20日
  • AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望

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    著名人が語るAIの世界の善悪を検証。今後「意識と感情」を持った「自律」AIロボットは人間にとって良くもあり悪きものにもなると言う説がある。例えば労働の生産性を向上させ、新たな製品製薬食品などを発見、開発させる一方、秘め事を持ち人間を欺く傾向とか人間の五感を衰退、麻痺させるような行動があるという。そのためには「自律を持たない知的ツール」(機械的な動きのみ)としての存在も重視されていくとある。例として介護ロボット、運転手など余計な配慮をしないロボットも必要だと言うことだ。今後「意識・感情を持った自律ロボット」は確実に開発されるが人間の子供のように良いことと悪いことを分別できるような存在を期待したい

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    2025年10月13日
  • これからの時代を生き抜くための資本主義入門

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    ネタバレ

    生産手段として、資本としてパソコンやスマホが安く手に入るようになると、格差がなくなる可能性が高まる。
    そして、分業も少なくなる。
    使用価値と交換価値。

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    2025年06月02日
  • 欲望の資本主義―ルールが変わる時

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    友人に勧めてもらった番組からこの本に辿り着いた。
    資本主義、自身では今まであまり手に取ることがなかったジャンルだったが、とても勉強になった。
    特にセドラチェクのパートは表現がわかりやすく資本主義についてさらに深掘りしたいと思える内容だった。

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    2025年02月26日
  • アメリカ 流転の1950-2010s 映画から読む超大国の欲望

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    そしてまたトランプへ。

    戦後から現在までのアメリカの歴史。
    「ローマの休日」から(これが最初じゃないけど)
    「ジョーカー」まで。
    見てない映画も多かったので、
    簡単な内容では無かったけど、
    とても勉強になりました

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    2024年11月09日
  • マルクス・ガブリエル 日本社会への問い 欲望の時代を哲学するⅢ

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    NHKの「欲望の時代の哲学」収録インタビューをもとに書かれた本で、実際のテレビ番組ではカットされている発言も詳しく書かれているので、テレビ番組を補完する意味でも理解が深まりました。

    ガブリエル氏はいくつかのキーワードを述べていますが、印象に残った言葉を列記します。
    「入れ子状態の危機nested crisis」
    「人間の意識の変化によって文明は終わりを迎える」
    「資本主義はコンクリートよりも水のようなもの」
    「日本は動いているにも関わらず同時に本質の感覚がある、そこには明確なカット(切断)がある」

    またガブリエル氏は、日本独自の形而上学的、つまり非物質的な源を見つけるべきであって、日本人の

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    2024年11月07日
  • 欲望の資本主義5―格差拡大 社会の深部に亀裂が走る時

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    今回が一番読みやすかったかもしれません。

    これからも勉強し続けて、客観的に物事を見られるよう向上していこうと思います。

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    2024年09月01日
  • 欲望の資本主義4 スティグリッツ×ファーガソン 不確実性への挑戦―コロナ危機の本質

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    経済や政治について疎いですが、大変勉強になりました。

    前回より少し分かるところが増えてきたので、引き続き学んでいきたいと思います。

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    2024年08月14日
  • 欲望の資本主義4 スティグリッツ×ファーガソン 不確実性への挑戦―コロナ危機の本質

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    ネタバレ

    新自由主義や市場経済の持つ問題点を正しく理解することができた。
    サッチャーらが提唱した「小さな政府」が不測の事態に弱いこと、また個人の利益を追求する企業が全体の利益を考えないせいで格差が拡大すること…を踏まえた時に、現状の新自由主義に疑問符が付されるのは当然のことのように思える。

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    2024年06月29日
  • 欲望の資本主義―ルールが変わる時

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    スティグリッツのイノベーションへの主張が印象的だった。
    "イノベーションにより生産性は上昇しない"
    シリコンバレーの企業の成長や利益の源泉は広告によるものが多い つまり、利益が他企業から移行しているだけで生産性向上にはつながっていないのでは?
    新しいテクノロジーの成功例の一部は短期的に法をかいくぐっているものも多い ウーバーやエアビーなど

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    2024年02月28日
  • マルクス・ガブリエル 日本社会への問い 欲望の時代を哲学するⅢ

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    「倫理資本主義」利潤ばかり追求して一部の人びとしか潤わない社会ではなく、企業が市場経済で派生する倫理問題を解決する。そこに本当の利益は存在して万人が共有する社会となる。金銭のみを追求する利潤優先は市場も疲弊していく、倫理を改善してこそ資本主義の醸成へと向かう。著者マルクス・ガブリエルはリップサービスなのか、日本をこの倫理資本主義という概念を試す最適な場所だと述べているが、非正規労働者や男女格差など世界と比較して劣悪だと感じる人びとは少なくないはず。まだまだ日本は倫理面で途上国であり、一部の大企業の戯言でごまかさないように願うばかりなり。

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    2024年01月25日
  • アメリカ 流転の1950-2010s 映画から読む超大国の欲望

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    アメリカは良くも悪くも、民主主義、資本主義、人種差別、LGBTQ、戦争、そして文化を引っ張ってきた。それぞれ映画ではどう描かれてきたのか。

    映画というサブカルチャーで戦後史を学ぶ。
    むちゃくちゃ面白かった!

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    2023年08月11日
  • 岩井克人「欲望の貨幣論」を語る

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     『貨幣論』、『二十一世紀の資本主義論』と続けて読んで、今回、著者の最新の本書を読んだ。上記2冊はいずれも今から30年近く前に刊行されたが、これらで展開された「貨幣」の本質は、たとえその姿形を変えたとしても、その実態は変わらないとわかる。その一方で、これらの本には存在しなかったビットコイン等の仮想通貨や昨今話題であるMMT(現代貨幣理論)に対する見解を述べており、これまでの著書ではカバーされていなかった部分を本書で補足されている。
     本書全体を読んで、アリストテレスとカントの2人の哲学者の偉大さがよくわかる。著者曰く、アリストテレスは資本主義以前の世界で、貨幣の本質を見抜いたり、共同体のあり方

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    2023年05月09日
  • 14歳からの資本主義

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    内容はすごく当たり前のことが書いてあるのに、自分は14歳にこんなふうに説明できるだろうか…。
    経済や資本主義について、これだ!って答えが出せるなら人類みな苦労してないわってことは痛いほどわかった。

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    2023年01月30日
  • 働く悩みは「経済学」で答えが見つかる 自分をすり減らさないための資本主義の授業

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    経済思想を用いて働く際の悩みを解決していく会話形式の本。この本をきっかけに経済思想に触れていきたいと思った。まだ学生なので実感が湧きにくいこともいくつかあったため、実際に働き始めて仕事に対する悩みを抱えるようになったらもう一度読み返したい。

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    2023年01月10日