丸山俊一のレビュー一覧

  • マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」

    Posted by ブクログ

    何だか流行っているっぽい哲学者、マルクス・ガブリエル。
    実は一度同氏の著書にトライしてみたのですが、哲学の基礎的教養がある前提での文章だったのと、抽象度が高すぎて「並んでいる単語の意味はわかるのに文章としてはわからない」という2つの壁にぶちあたって、読むのを断念しております。。
    本著はそんな人にも優しく、対談形式でマルクス・ガブリエルの思想を嚙み砕きながら引き出してくれるので、やっと彼の思想の一端に触れることができた…という気持ちです。
    また、本著ではマルクス・ガブリエルの生い立ちにも触れており、幼少期から哲学書と親しみ、高校には「通う必要がなくなり」、大学で取った学位が(学士でも修士でもなく

    0
    2022年03月06日
  • マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するII 自由と闘争のパラドックスを越えて

    Posted by ブクログ

    前作から連続して読みました。民主主義についての話が興味深かったです。ヘーゲルを民主主義との関係で考えたことがなかったにで、新鮮でした。斉藤幸平さんとの対談もおもしろかったです。

    0
    2021年12月26日
  • マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する

    Posted by ブクログ

    難しかったけど哲学に身近な話題と絡めて触れ合えた。日本を客観的にみた見解を読んだりドイツ人の考え方を読んだりして知らないことが知れた。

    0
    2021年10月03日
  • 欲望の資本主義―ルールが変わる時

    Posted by ブクログ

    本当の問題はマイナス金利ではなく、中小企業が資金を調達できないことにある。

    日本経済低迷の要因は、人口減少

    高齢化が進む日本は、医療機器の分野で世界をリードできるかもしれない

    豊作の年は、収穫したものを全て消費するのではなく、貯めておくことです

    民主資本主義の本質的な意義は、「自由」にある

    日本の資本主義は終着点に到達している。もう全て手に入れた。誰も欲しがらないものを作っても意味がないから、そんなに働かなくてもいい。一度きりの人生なのに、誰も欲しがらない物を作るラットレースを走り続けるのは馬鹿げたことです

    経済ではなく、他の分野で成長すれば良いのです。芸術、友情、精神面など

    0
    2021年09月25日
  • 欲望の資本主義―ルールが変わる時

    Posted by ブクログ

    成長を前提とした経済政策がいかにあぶないのか、繰り返し語られている。借金をして、GDPを一時的に膨らましたところで、成長が無ければ、利子負担だけが重くなり、行き詰まるのは目に見えている。個人の生き方でも、増殖する欲望に合わせて、働きづめとなれば、心や身体を壊し、持続可能性は低まる。収入に合わせて楽しみを調整する生き方は、なんのかんのと一番理にかなうのかも。そんないろんな事を考えさせてくれる本だった。

    0
    2021年06月01日
  • マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する

    Posted by ブクログ

    哲学って難しく考えがちだけど、もっと単純に考えた方が理解できるのかな?そしてそれを深く掘り下げれば良いのかな?
    何にせよ考え無ければ始まらない学問かと思いました。

    0
    2021年02月14日
  • 欲望の資本主義―ルールが変わる時

    Posted by ブクログ

    「資本主義」を考える月間2冊目。NHKスペシャル「欲望の資本主義」のインタビューを書籍化したもので、世界の知性と呼ばれる人たちの主張がじっくり読める。第1巻では、ノーベル経済学賞受賞のスティグリッツ、チェコのエコノミストであるセドラチェク、Uberを見出した投資家であるスタンフォードの3氏。スティグリッツは「総貯蓄が市場最高になってるのに、長期的投資が行われない。必要なのは温暖化対策など、結果に時間がかかる長期的な投資であり、それがあたらしい需要を産む」と説く。セドラチェクは「需要をお増やすのではなく、供給をコントロールすべき。成長に取り憑かれるのは誤りだ。金利3%で借金をして1%しか成長しな

    0
    2021年02月08日
  • マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するII 自由と闘争のパラドックスを越えて

    Posted by ブクログ

    SNSに対する見方を哲学的観点から述べている。これらは全てプロパガンダだと。一方で、中国共産党に対して、共感を示しているところに、左派全体主義の闇を感じざるおえない。
    つまり自由主義が悪の根源であり、再教育が必要だと。

    0
    2021年01月21日
  • 岩井克人「欲望の貨幣論」を語る

    Posted by ブクログ

    「貨幣は、本来人間を匿名にするんです。これが貨幣のもっとも重要なところなんですね。匿名ということは、人間が、ほかの人に評価されない領域を自分でちゃんともっているということ。これが重要なんですよ。」

    例えば、住まいを間借りしているとする。するとその家のルールに従わないとダメだし、突然出て行けと言われても抗うことができない。
    でも、家賃を払っていれば借家の中は自分の私的空間になる。借家よりも持ち家の方がより私的空間になる。つながりの希求は貨幣化の次のステップであり、村などの地域共同体への後退ではない。

    ジェイン・ジェイコブスは市場での商習慣の中で「契約」という概念が生まれ、それが法に組み入れら

    0
    2020年11月29日
  • 岩井克人「欲望の貨幣論」を語る

    Posted by ブクログ

    1)「貨幣とは何か」という問いに対する考察。金銀など「貨幣は価値が高いものだから貨幣である」とする「貨幣商品説」は、かならず[カネの価値]>[カネのモノとしての価値]となるところから棄却される。究極のところ「貨幣は他の人が貨幣として受け取ってくれるから貨幣である」ということになる。
    2)ビットコインは投機商品となって[貨幣としての価値]よりも[投機対象の商品としての価値]のほうが上回ってしまったので、貨幣に対する基本定理に沿わなくなってしまった。カネの価値がモノの価値より低くなってしまっては誰も手放さない、交換しない、つまり流通しないから、カネとしては機能しない。
    3)しかしさらに突き詰めて言

    0
    2020年08月16日
  • マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する

    Posted by ブクログ

    1~3部からなる。
    1はマルクス・ガブリエルから見た日本について。
    2部はテレビ放送の書籍化。
    3部は人工知能ロボット研究者との対談。
    1部のほうが抽象度が高く、3部に行くほど具体的になる。
    3部でようやく「日本とドイツの視線の違い」が分かるので、3部から読んだ方が良いかもしれない。

    0
    2020年08月11日
  • 岩井克人「欲望の貨幣論」を語る

    Posted by ブクログ

    ビットコインは新しい発想ではない、というところから興味を持って読んだ本書。面白かった。
    お金の価値は、お金を発行している国家の信頼があるから、と思ってたけどそうではなくて社会全体の信頼による、というのは驚き。

    0
    2020年08月10日
  • 欲望の資本主義2―闇の力が目覚める時

    Posted by ブクログ

    前作、”欲望の資本主義 ルールが変わる時”の続編。今回は第1章”安田洋祐 x ダニエル・コーエン”がテクノロジーと経済成長について対談、第2章は”マルクス・ガブリエル x トーマス・セドラチェク”が哲学と経済学の異種格闘技論争という構成となっています。トランプ大統領がこの書籍で話題に上がっております。色んな意味で人気者ですね、トランプ大統領。

    0
    2020年06月29日
  • マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するII 自由と闘争のパラドックスを越えて

    Posted by ブクログ

    多くの感想にあるように、前半は非常にわかりやすいが、後半の章は、まだ著者が?聞き手が?明確に言語化しきれていないせいなのか、少々意味がわかりづらい。肝心なことを言っていそうなのだが…

    0
    2020年06月15日
  • 岩井克人「欲望の貨幣論」を語る

    Posted by ブクログ

    貨幣とは、を歴史から考察する
    お金とは、空虚なものですね。なのに人間の命を奪い、救う。神なのか、ただの紙なのか

    0
    2020年06月11日
  • 岩井克人「欲望の貨幣論」を語る

    Posted by ブクログ

    NHKの「欲望の資本主義」に出ていた岩井克人の『欲望の貨幣論』である。「貨幣とは貨幣であるから貨幣である」と見極めて、貨幣の定義は自己循環論法に求められるとの結論に到達する。ビットコインとは何ぞやとか、今流行りのMMTなどにも言及しており、難しい主題ながら、分かりやすい説明がなされていて、分かった様な気にさせてくれる。

    0
    2020年05月22日
  • マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するII 自由と闘争のパラドックスを越えて

    Posted by ブクログ

    シンギュラリティはありえないということをはっきりと言語化して説明している。
    行き着くところは、我々人間とは何者であるか、ということだろう。
    特に1章のSNSについては納得。もっと警戒心を持った方がいい。

    0
    2020年05月11日
  • 14歳からの資本主義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (何を学べるか)
    ・資本主義やGAFAなどの用語
    ・資本主義の本質
    ・今後、社会をどうみるか・物事をどのように捉えるかの考え方や視点

    (まとめ)
    ①資本主義だけが全てではないというな白黒つけない視点を持とう
    ②目先の数値・利益だけに飛びつかず、本質を思い出して正しい行動を取ろう
    ③最終的に、自分自身を見つめる力を高める禅の心が大切

    (感想)
    ・資本主義のこれからとその在り方学べた
    ・白黒つけないで行こうって考えをすごい推してる

    0
    2020年01月11日
  • マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する

    Posted by ブクログ

    戦後の実存主義から構造主義、ポスト構造主義と進み大量消費社会に生きる我々に対して新たな考え方を提唱するマックスガブリエルの新実在論。

    東京の喧騒を見て高度に完成したシステムだと言いつつも、一方で、1分の遅れすら許されない時間的経済システムに従属している人々の抑圧された現状を指摘していた。

    新実在論は存在が先にあるのではなく、意味が与えられて初めて存在すると言う考え方だそう。
    まだ府に落ちるほど理解はできていないので、この視座でしばらく現実を観察してみたい。

    0
    2020年01月09日
  • マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する

    Posted by ブクログ

    個人的には、ネットとSNSの発信の仕方に関して、非常に参考になりました。
    数十年以上前に、手紙で行ったこと以上のことを、ネットやSNSでやる必要はないといった感じです。
    業務連絡や告知にとどめることが大切なのかなと思います。

    著者には、これに行き付くまでに、深い深い内省があると思うのですが、
    そのような深い思考も、できない自身にとってみれば、著者に思考にただただ、
    「やっぱりそうか!」と思って、参考にしています。1

    0
    2019年12月02日