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Posted by ブクログ 2021年12月05日
拡大する資本主義の是非をテーマとして、世界の知識人にインタビューするシリーズ。
この題材で哲学が絡んでくるのはごく自然な事だと思うが、マルクス・ガブリエル氏の言葉は自分には難解すぎて…
経済が世界にとって(とても優先すべきものではあるが)”最”優先にならないためには
それを超える「道徳」の価値観...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月07日
資本主義を考える月間3冊目。どうにも止まらない資本主義の「闇の力」を考察する一冊。本書によると、資本主義はもともと悪だったのではなく、共産主義や社会主義という「抵抗勢力」が失われたために暴走するようになり、自己を成長させるために「内なる敵」を作るようになった。これが顕著となったのが、自国主義であり、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月29日
前作、”欲望の資本主義 ルールが変わる時”の続編。今回は第1章”安田洋祐 x ダニエル・コーエン”がテクノロジーと経済成長について対談、第2章は”マルクス・ガブリエル x トーマス・セドラチェク”が哲学と経済学の異種格闘技論争という構成となっています。トランプ大統領がこの書籍で話題に上がっております...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月22日
めっちゃ難しい!
テクノロジーの進化を受けて、失われる雇用の受け皿になる産業が育っていない。それが格差を引き起こしている。
創造的であれ、さもなくば死だ。
人間の真の生産性とは、繁殖すなわち出産であるが、資本主義社会では女性や子どもは生産性がないととらえられる。
良い人疲れ。
内部にアウト...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月23日
生きるためのコストは、衣食住ではなく人と交流するためのコストが大きい、というのはなるほど、と思いました。
自分はわりと引きこもりタイプで、人との交流は疲れてしまい、ひとりでいることが好きですが、それでもやはり衣食住が整っていたとしてもひとりで生きていくのは精神的にも無理です。
そして、自分は特に節約...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月06日
前作に続き、知的な刺激にあふれた本。難解な部分もたくさんあったが、AIによって創造的であることの圧力が強まるとの部分や、ネガティブな部分を含め全てが資本主義に取り込まれる過程など、読んでいてイマジネーションの働く部分がたくさんあった。ただ、「おわりに」の部分は、少し強引に感じて、あまり馴染めなかった...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月11日
個人的に好きなNHKの番組の書籍化第2弾。
テクノロジーの進化によって発生した今日の産業革命は、過去の産業革命と全く性質が違うという発想が面白い。過去に起きた農業から工業への産業革命は、高スキルと低スキルという軸で捉えることができた。そして農業から追われた人たちの受け皿として産業があった。しかしテ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月31日
いくつもの印象的な文章があった。
・(新しいテクノロジーによって)失われた雇用の受け皿となる産業がない(P30)
・「つまり、問題はテクノロジーに職を奪われ、人々の仕事がなくなったことではありません。人々が成長分野において適切な賃金を得ながら働くことができず、以前よりも生産性の低い分野で低賃金に甘...続きを読む
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