無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
グローバル化、AI、GAFA、格差拡大……
「資本主義は、どうなる?」
スティグリッツ、ガブリエル、
セドラチェク、コーエンなど、
世界の「知性」たちの言葉とともに、
現代社会を理解する1冊!
ジョセフ・スティグリッツ
「いま問題なのは世界中で『モノが欲しい』
という気持ちが不足していることだ。
そのせいで、世界経済が減速している」
トーマス・セドラチェク
「『成長』を前提にした資本主義は、もう限界だ! 」
マルクス・ガブリエル
「(日本には)秩序の中にある瞑想に近いような静けさと、
ものすごくクレイジーな混沌とが、興味深く混在している」
ダニエル・コーエン
「新しいテクノロジーは上位10%にだけ恩恵を与え、
残りの90%を圧迫してきた」
大反響を呼んだNHK「欲望の資本主義」制作統括、
『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』著者、
丸山俊一氏が執筆!
この10年で世の中大きく変わります。
14歳のみなさんが大人になっていく、この10年で。
その大切な10年の間に、
考えるためのヒントをお話ししようと思います。(本文より)
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
14歳からと題名にあるように、分かりやすい文章だけど、本当に14歳が理解出来るのだろうか?
大人にはとてもわかりやすく、現在の資本主義の状況を表してくれていて、とてもエキサイティング。
基本的にはTV番組の欲望の資本主義の内容なんだけど、TVよりもこの本の方が分かりやすくまとめられてる所が凄い。
以下、本文から
____
経済学は長いこと、一般的に「希少な資源の最適な配分を科学的に分析する学問」という定義を掲げてきました。しかし、その定義そのものも時代とともに更新し、考え続けなくてはならないのだと思います。
そして、いま、僕たちの住む、複雑な世界のことを考えれば考えるほど、その複雑さを視野に入れながら、経済という枠組みだけではない考え方を生み出していく努力をしなければならない、大事な段階にあるのです。
資本主義、経済という現象が複雑なだけでなく、人々の欲望、感情、考え方もより複雑になってきています。
Posted by ブクログ
14歳からのと付いているが、内容は本格的。
ケインズ、マルクス、アダム・スミス、シュンペーターなどの歴史的な大物経済学者の論を分かりやすく噛み砕いてストーリー化し、現代のGAFAが作り出すテクノロジーの進化による資本主義の今に付いて、『なぜ世界は存在しないのか』のマルクス・ガブリエル、チェコの24歳で大統領の経済アドバイザーになったトーマス・セドラチェク、フランスのダニエル・コーエン、ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツなどの旬な学者達が今考えていて発信された情報を差し込みながらストーリーは展開される。
この本では、最近の世界の若手論客のキャラクターの話が織り交ぜてある所が良いところであり、彼らの出自の背景の違いも踏まえて、自分はどう思うかを考えてみる所が面白い所だと思う。
個人的には、「テクノロジーが格差を生む」で、デジタル技術は成長を生まない? という未だ明確な答えの出ていない設問が気になっていて、丁度、自分の置かれている立場として考えても特にこの2、3年でITやAIの急速なコモディティ化が成長(儲かる)にブレーキかけている様に感じていた所だったのと、資本主義の経済格差は、もっと進みそうだなとか、少し先の未来はどうなるだろう?と考えてしまった。
この本は、答えが書かれていて読んで終わりではなくて、過去から現在、特に世界最先端の論客達の思考を知りながら自分で考えるための本という点で、より若い人への刺激になるのでは無いかと思いながらも、読むのはおじさん世代ですかね。
Posted by ブクログ
「資本主義は完全に過渡期を迎えている」
この状況を理解している人が、一体どれぐらいいるだろうか。
普通に会社で働いていても、資本主義を意識することは少ないだろう。
もちろん経済活動が資本主義前提のシステムだから、決算数字などを見れば意識することもあるだろう。
マクロな視点でみれば気が付くが、普段の生活の中でのミクロレベルでは意識のしようがない。
それを敢えて「14歳にもなれば意識しろ」と説く。
なぜなら、これからの社会は大きな変革を迫られているから。
社会がテクノロジーの変化によって変わっていくのは理解できるし、予測ができる。
ただし、資本主義に代わる「◎◎主義」は未だに誰も見いだせていない。
それも、今現在でも資本主義の問題点が指摘されているというのに。
これが、これからの社会がどう変化していくのが読めない点なのだ。
貨幣経済は数千年の歴史があるし、そのお金を貸し付けて利息を得るということも昔から行われていた。
しかしそれが「経済発展」という歯車が回りだしたのは、産業革命と資本家というものが生まれてからだ。
どうすれば「富」を得ることができるか。
何もないところから、大きな価値を生むにはどうするか。
この仕組みを作り出したのが、まさに「資本主義」なのだ。
未来に生み出されるであろうイチの価値に対して、先んじて今のゼロに資本を回す。(投資する)
単なる利息でなく、富が重ねて富を生む「複利」を基本に考える。
こういう発想の転換はすごいと思う。
しかしそれだけだといつか破綻することを経済学者たちは見抜いていて、社会主義などの他の方法を模索した。
それなのに、社会主義が先に破綻し、資本主義は今でも様々な問題を抱えて過渡期を迎えたまま進行中だ。
代替え案がいまだに見いだせないという状況。
今の14歳はこういう社会を生き抜いていかなくてはいけない。
番組が反響を呼ぶのは当然だ。
大人がきちんと子供たちに教えなければいけない。
(2019/8/2)
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用