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14歳から大人まで必読。 同調圧力から自由になりたい人へ。 NHK「欲望の資本主義」プロデューサーが古今東西の知の言葉をたどりながら思索する。 夏目漱石、フロム、荘子、モンテーニュ、西田幾多郎など世界の知性とともに――。
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Posted by ブクログ
タイトルに「14歳からの」とあるけど、中学生には難しいかな。 でも、お守りのようにして持っていて、人生で辛いことがあったら、パラパラとめくると良い本かも。 私は漱石の「私の個人主義」と、鈴木大拙の『東洋的な見方』からの引用が良かった。 自分の自由と他人の自由を尊重すること、「機械のような心」を持って...続きを読むしまうことに注意するということ、目に見えない世界への「畏れ」を忘れないこと。 自分の生き方は自分で決めて良いし、そのためには自分の支柱となるものを持つことが必要だと説いている本です。
わかりやすい表現で夏目漱石の「私の個人主義」に端を発する個人主義について、現代の状況を踏まえながら考察していた。 承認欲求や同調圧力など昔からある日本人っぽい性質に対する疑問の投げかけ、マインドフルネスやアドラー心理学など近年注目されている自分らしく生きるための考え方の要素など多面的に個人というもの...続きを読むを捉えている。加えて、古典とも言える昔の哲学者、思想家の文章を引用することで有史以前から人は「生きる」ということに矛盾を抱えながらここまできていることが示唆されている。 14歳「からの」という表現がぴったりだなと思うぐらい年齢に関わらず折に触れて読みたいと思った。
時代・国を超えたさまざまな哲学者・作家の文章を引用しながら、14歳に語りかけるように、自らの考えを大切にする生き方、自分を見失わないことの大切さを訴えています。まさに子供達に読んで考えさせたい内容です。
同じことを違う言い方で表現し、同じものを違う物差しで測ってみせたりする時代。どんな問題を扱っても死の目前と叫ぶ人々。視聴率が声の大きさになり、見失わせるために正しさが聞こえ、引き寄せて集団を作り、かつて殺戮を生んだ行為を繰り返している。 手柄が欲しくて問題を大きくする。共感する心は消費させるための...続きを読む教育になってしまい、どちらでもいいようなものにこだわりを持たされて、感情のために人は金を払い、共感、わかりやすい、満足、本当の環境など、入手困難に見せるほど高い値が付き、ブランド値が上がる。現実にどうしても必要なものから離れるほど高額化していく。自分を見失って時間が経つので、もはや異常に気付けない。自分を無駄に投げ出すようにしつけられている。 自分の人生を手に入れたくて、自分を抑え込んでいる。自分のソウルではなく成果や手柄を必要としている。自分を裏切ることばかりしている。村の空気から解放されて自由になったが耐えられずにムラのノリに戻る。 どうするのか。
夏目漱石からフロム・老荘思想・モンテーニュに鈴木大拙。14歳「から」ですから、もちろん大人が読んでも読みごたえがあるし、とても勉強になる。いまさらながら、夏目文学の読み方を教えてもらったようで、ちょっと恥ずかしくもある。今の青少年は、私の若い頃よりもっと縛りがキツイのかもしれない。精神を解き放つとい...続きを読むうことは、青春の大きな課題の一つであることは今昔同じだろうけど、選択肢や情報が多いだけに悩みも増えて大変だ。これは自分にとって本当に必要?本当に好きなこと?自分に問いかけることはいくつになっても続けたい。
SNSが普及し誰もが世界と繋がれる時代。 そんな時代だからこそ虚しさ、寂しさを感じる人がいる。 そんな人たちに贈る「個人主義」について説いた一冊。 時代が移り変わっても人の本質は変わらない。 過去の偉人たちの言葉を引用してそれを伝えてくれる。 個人主義は自分勝手に生きることではない。あなたらしく...続きを読む生きることだ。
この本を読んでの率直な感想は 「自分…もしかしてマズいかも」ということです。14歳でも読めるように書かれた本のようですが、自分には内容が難しく、体系的な理解ができなかったからです。 日本人が同調圧力に弱い理由や夏目漱石が神経衰弱に陥った心理的背景、西欧的二元論と東洋的な文化の違いなど、歴史的なマメ...続きを読む知識を断片的に拾えた程度で終わってしまいました。 小林秀雄やモンテーニュ、パスカルの言葉は、すごく印象に残りました。
ジャケ買いです。歳のせいかそこまで響かなかったのですが。置いてみて、手に取った誰かの心に届くことを祈ります。
14歳が読んで分かるのだろうか?難しいと感じた。みんなと同じじゃなくて良いとか、個人主義の教育は子どもたち伝えるべきと共感しました。 単に大人の主張で教えるのではなく、こういうのも良いかも。 夏目漱石、森鴎外に関しては初めて知った思想があり、著者に感謝です。夏目漱石の個人主義とモンテーニュのエセー抄...続きを読むを読んでみたくなった。
現在12歳ですがすごく面白かったです 沢山の人たちの考えを1冊にまとめてあったので 初心者にも簡単に分かりました。 特に印象に残っているのはモンテジーニュ エセー の考え。「ワクワク」は無理にするものではない 、落ち着いた静かな充実感こそ確かに持続する喜びがある。と言う考えには深く考えさせられました...続きを読む。 こういう深く考える事も落ち着き払った充実感だと思い自然にワクワクできるような本だったと思います。
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14歳からの個人主義~自分を失わずに生きるための思想と哲学
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丸山俊一
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14歳からの資本主義
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