欲望の資本主義―ルールが変わる時

欲望の資本主義―ルールが変わる時

ビジネス・実用
1,650円 (税込)

8pt

この星は欲望でつながっている。
やめられない、止まらない、欲望が欲望を生む世界。
わたしたちはいつからこんな社会を生きているんだろう?

放送時にSNSで大反響のNHK教養エンタメ番組『欲望の資本主義』、待望の書籍化!
未放送インタビューも多数収録した拡大版。

経済のルールはいつどのように変わってきたのか?
利子という「禁断の果実」は何をもたらしたのか?
お金に代わる新しい“通貨”とは?

「アダム・スミスは間違っていた」、「ケインズは誤解されている」……。
ノーベル賞学者スティグリッツ、異端の奇才エコノミスト・セドラチェク、シリコンバレーの投資家スタンフォードら、世界の知性との対話を通して、人間の業=欲望をキーワードに資本主義の本質と新しい経済を問い直す異色ドキュメント。

ナビゲーターは気鋭の若手経済学者・安田洋祐准教授。
特別対談「セドラチェク×小林喜光」も収録。

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欲望の資本主義―ルールが変わる時 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現代資本主義の問題について、欲望という点から考察している本著。こういう企画をできるのはNHKならではと思う。


    本著は三人のインタビューが載っているが、何よりセドラチェクの主張に感嘆する。

    現代のGDP至上主義に対して、借金をして得た成長に意味がないと語る部分にすごく納得した。
    たしかに、100万円借金しても金持ちになったとは言わないよね。。。


    当たり前と思われている事に対して誰にでも理解し易く、かつ説得力のある説明ができる彼に一発で惚れ込んでしまった…

    善と悪の経済学、絶対買おう。笑


    彼のインタビューだけでも買う価値あります!


    0
    2020年09月02日

    Posted by ブクログ

    スティグリッツさんの理論には、共感できたね。セドラチェクさんの理論も面白い。
    もう、成長ばかりを追求するのは馬鹿げていると思いますね。
    この2人の著書も読んでみよう!!

    0
    2020年05月20日

    Posted by ブクログ

    ナビゲーターの安田洋祐さんとジョセフ・E・スティグリッツさん、トーマス・セドラチェクさん、スコット:スタンフォードさんの3名と経済について対談された本です。印象深かったのはトーマス・セドラチェクさんが旧共産主義国のチェコ=スロヴァキア出身でベルリンの壁崩壊後、若干24歳で大統領経済顧問に就任し、チェコの経済の舵取りを任されたというバックグランドを持っている事でした。対談ではケインズの”美人投票”の話や、聖書の話等、話す事全て大変興味深かったです。「資本主義は、成長が前提ではない」というセドラチェクさんの言葉は色々と考えさせられました。

    0
    2020年05月14日

    Posted by ブクログ

    ・人の欲望は無くならないのか
    ・人の欲望が今の社会システム(資本主義)をどう変えて行くのか
    が主題の、知識人との対談。

    人の生活がどうある「べき」なのか、については考え方それぞれあるが、技術特異点に達して人間の労働の価値が大きく揺らぐ事
    その時、上手くやらないと致命的な不平等が生まれる事については意見が一致している模様。(それすら、「別に構わない」って人もいるけど)

    個人的には、こんなに社会が発展しているのに、さらに良くするために同じ時間の労働を強制されるのはおかしくて
    労働が個人の自由意思に任される社会が来てほしいと強く思っている。

    声でスピーカーが動いてくれたら楽だし、
    海外のスニーカーがすぐ届いたら嬉しいだろうけど、
    そのために血眼になって競争して開発してくれなくて良いと思う。

    とはいえ、技術がエイズや運転ミスによる事故を無くすのだろうし
    何が欲望で何が使命なのか、分かりづらい時代が続くのでしょうね。

    0
    2020年04月19日

    Posted by ブクログ

    「人間の業=欲望をキーワードに、複雑な経済システムの本質を解剖し、経済の在り方を考える」との触れ込みだったが、丁度自らが欲望に就いて勉強していたいと思っていたつながりでぴったりの本であった。本書は以下のような問い・コメントへの一つの答え・説明を提供してくれる。

    ・経済は成長し続けるべきか?(P25)
    ・イノベーションは幸せをもたらすか?(P53)
    ・トリクルダウンは、非効率(P106)
    ・人間の”原罪”は過剰消費(P123)

    3人の登場人物の内、スコット・スタンフォード氏の異色さが際立ったが、実業を代表するという観点から選ばれたと思うが、少々人選が思想的に極端化と思った(それはそれで面白くはあるが)。

    最も興味深く読んだ点は、トーマス・セドラチェク氏の「過去の経済モデルを考察し、さまざまな分野を結びつける」という試みであり、今後是非行ってみたいと思っていた点と合致した。次はセドラチェク氏の本を手に取りたい。また、彼自身のミニマリスト振りにも感銘を受けた。

    0
    2019年09月30日

    Posted by ブクログ

    スティグリッツとセドラチェックすき!ってなりました。
    成長資本主義に懐疑的になる必要は間違いなくあると思った。

    下記、印象に残ったポイント

    0
    2019年01月27日

    Posted by ブクログ

    セドラチェックの考えは面白かった。
    借金をして成長することの意味?
    経済の躁鬱、強いことは怖い、神話歴史と経済

    0
    2017年06月13日

    Posted by ブクログ

    スティグリッツもセドラチェックもGDPを指標とすることに疑問を投げかけているのが面白い。そもそも成長を前提としない経済のあり方が本当に必要なだと思う。
    無理やり成長を追っているところに無理が生じているという主張にいたく共感した。
    十分豊かな先進国では生活に必要な富は一部の生産活動で賄われており、その再配分がされればいいはず。
    ベーシックインカムの話は出て来ていないが、より一層経済のあり方としてのポテンシャルを感じた。

    ◯スティグリッツ
    ・GDPは成長を図る指標として適さない、環境や資源といった外部要因を考慮できてない。
    ・最低限の生活レベルを享受できてない人のために経済成長は必要だし、国の仕組みが変われば達成はかのう。
    ・アダムスミスは間違っていた、市場は独力では効率的に社会を良い方向に導けない。経済活動において利益を追求するセクターは一部でしかない。
    ・市場経済の基本設計が間違っている。0.1%が富を吸い上げている。

    ◯セドラチェック
    ・サブプライムローンに皆が投資したのはケインズの"美人コンテスト"と同じ。
    ・成長は良いことだという思い込みが問題、資本主義の本質的な意義は自由。
    ・今の状態は食欲がないのに効率よく料理を更に作ろうとしている。料理をやめて休むべきでは?豊かな国で過労死が起きる悲劇
    ・ゼロ金利、財政赤字という状態でGDP成長率は意味がない。
    ・金利は倒産リスクを考慮して設定されているにも関わらず、実際に倒産するとシステム全体が崩壊する。
    ・何が仕事で何が娯楽かはランダム、時代によっても人々の心理によっても変わる。無償のが優勝より質の良い仕事をする場合が多いという結果もある。
    ・成長しなくてもやっていける経済が望ましい。収支を合わせることが必要。

    1
    2018年10月07日

    Posted by ブクログ

    友人に勧めてもらった番組からこの本に辿り着いた。
    資本主義、自身では今まであまり手に取ることがなかったジャンルだったが、とても勉強になった。
    特にセドラチェクのパートは表現がわかりやすく資本主義についてさらに深掘りしたいと思える内容だった。

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    スティグリッツのイノベーションへの主張が印象的だった。
    "イノベーションにより生産性は上昇しない"
    シリコンバレーの企業の成長や利益の源泉は広告によるものが多い つまり、利益が他企業から移行しているだけで生産性向上にはつながっていないのでは?
    新しいテクノロジーの成功例の一部は短期的に法をかいくぐっているものも多い ウーバーやエアビーなど

    0
    2024年02月28日

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