欲望の資本主義―ルールが変わる時

欲望の資本主義―ルールが変わる時

この星は欲望でつながっている。
やめられない、止まらない、欲望が欲望を生む世界。
わたしたちはいつからこんな社会を生きているんだろう?

放送時にSNSで大反響のNHK教養エンタメ番組『欲望の資本主義』、待望の書籍化!
未放送インタビューも多数収録した拡大版。

経済のルールはいつどのように変わってきたのか?
利子という「禁断の果実」は何をもたらしたのか?
お金に代わる新しい“通貨”とは?

「アダム・スミスは間違っていた」、「ケインズは誤解されている」……。
ノーベル賞学者スティグリッツ、異端の奇才エコノミスト・セドラチェク、シリコンバレーの投資家スタンフォードら、世界の知性との対話を通して、人間の業=欲望をキーワードに資本主義の本質と新しい経済を問い直す異色ドキュメント。

ナビゲーターは気鋭の若手経済学者・安田洋祐准教授。
特別対談「セドラチェク×小林喜光」も収録。

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欲望の資本主義―ルールが変わる時 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現代資本主義の問題について、欲望という点から考察している本著。こういう企画をできるのはNHKならではと思う。


    本著は三人のインタビューが載っているが、何よりセドラチェクの主張に感嘆する。

    現代のGDP至上主義に対して、借金をして得た成長に意味がないと語る部分にすごく納得した。
    たしかに、100

    0
    2020年09月02日

    Posted by ブクログ

    スティグリッツさんの理論には、共感できたね。セドラチェクさんの理論も面白い。
    もう、成長ばかりを追求するのは馬鹿げていると思いますね。
    この2人の著書も読んでみよう!!

    0
    2020年05月20日

    Posted by ブクログ

    ナビゲーターの安田洋祐さんとジョセフ・E・スティグリッツさん、トーマス・セドラチェクさん、スコット:スタンフォードさんの3名と経済について対談された本です。印象深かったのはトーマス・セドラチェクさんが旧共産主義国のチェコ=スロヴァキア出身でベルリンの壁崩壊後、若干24歳で大統領経済顧問に就任し、チェ

    0
    2020年05月14日

    Posted by ブクログ

    ・人の欲望は無くならないのか
    ・人の欲望が今の社会システム(資本主義)をどう変えて行くのか
    が主題の、知識人との対談。

    人の生活がどうある「べき」なのか、については考え方それぞれあるが、技術特異点に達して人間の労働の価値が大きく揺らぐ事
    その時、上手くやらないと致命的な不平等が生まれる事については

    0
    2020年04月19日

    Posted by ブクログ

    「人間の業=欲望をキーワードに、複雑な経済システムの本質を解剖し、経済の在り方を考える」との触れ込みだったが、丁度自らが欲望に就いて勉強していたいと思っていたつながりでぴったりの本であった。本書は以下のような問い・コメントへの一つの答え・説明を提供してくれる。

    ・経済は成長し続けるべきか?(P25

    0
    2019年09月30日

    Posted by ブクログ

    スティグリッツとセドラチェックすき!ってなりました。
    成長資本主義に懐疑的になる必要は間違いなくあると思った。

    下記、印象に残ったポイント

    0
    2019年01月27日

    Posted by ブクログ

    セドラチェックの考えは面白かった。
    借金をして成長することの意味?
    経済の躁鬱、強いことは怖い、神話歴史と経済

    0
    2017年06月13日

    Posted by ブクログ

    スティグリッツもセドラチェックもGDPを指標とすることに疑問を投げかけているのが面白い。そもそも成長を前提としない経済のあり方が本当に必要なだと思う。
    無理やり成長を追っているところに無理が生じているという主張にいたく共感した。
    十分豊かな先進国では生活に必要な富は一部の生産活動で賄われており、その

    1
    2018年10月07日

    Posted by ブクログ

    友人に勧めてもらった番組からこの本に辿り着いた。
    資本主義、自身では今まであまり手に取ることがなかったジャンルだったが、とても勉強になった。
    特にセドラチェクのパートは表現がわかりやすく資本主義についてさらに深掘りしたいと思える内容だった。

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    スティグリッツのイノベーションへの主張が印象的だった。
    "イノベーションにより生産性は上昇しない"
    シリコンバレーの企業の成長や利益の源泉は広告によるものが多い つまり、利益が他企業から移行しているだけで生産性向上にはつながっていないのでは?
    新しいテクノロジーの成功例の一部は短

    0
    2024年02月28日

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