【感想・ネタバレ】働く悩みは「経済学」で答えが見つかる 自分をすり減らさないための資本主義の授業のレビュー

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Posted by ブクログ

経済思想を用いて働く際の悩みを解決していく会話形式の本。この本をきっかけに経済思想に触れていきたいと思った。まだ学生なので実感が湧きにくいこともいくつかあったため、実際に働き始めて仕事に対する悩みを抱えるようになったらもう一度読み返したい。

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2023年01月10日

Posted by ブクログ

経現代の済学を、ケインズやアダム・スミスと言った偉人たちの視点で分析する。
そもそも、資本主義は正義か悪なのか。資本主義自体には、それを持ち得ない。それを扱う人間によるものかなと。ただ、資本主義自体も、システムの上で仕事をしているだけとしたら、悪も正義もないなではと思う。
本書の中で登場した感情労働は、SNSやネットワークを通じて、働く人の気持ちをすり減らす。
昭和の頃の労働はノルマもあったかもしれないけど、人の繋がりがあったし、24時間監視されるものでもない。
それでも、過労死やパワハラが横行していたので、ネットワークにより、進んだり改善された世界観もあるのだろうけど、最適な資本主義の世界というのは、難しいものだと思います。長い地球の歴史で、人類が文明を持って、ほんの僅かと考えれば、長い目でみないとですかね。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

悩みは分かる。けど解決されたとは言いがたいかな。
過去に生きた経済学者や哲学者が現代の状況をみて独自の理論を述べる。わかりやすく解説してある。
どんなに便利になっても、結局自分の頭で考えないとダメだという印象。

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2022年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書店にて目に留まったので購入


資本主義なのになんで疲れるのか?ということを題材にしていて、今日の資本主義経済がどのような時代と共に成り立っていったのかを各時代=各章を提言した経済学者(哲学者)と共に紐解きながらコンパクトに対談形式で解説していく内容

現代の働く人の疑問と共に各章ごとのテーマにそった内容に合った経済学者(哲学者)が対談していく形は経済学に興味がない人にもわかりやすく
また、章の終わりごとに登場した経済学者(哲学者)の紹介が書かれていて経済学に興味を持った人にも手に取りやすい内容になっていると感じた

3章では現代のデジタル資本主義への問題提起と共に4章では経済が他人指向型社会であり、感情労働による疲弊に行き着く。


働くことによる心のすり減る理由が明確になる本ではあるが、答えはあくまで経済学の本なので答えは出ない。
結局のところ経済という人の集合体は心で動くものであり、行動経済学や心理学に行き着くなと感じた。

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2022年08月26日

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