古宮九時のレビュー一覧

  • 監獄学校にて門番を

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    タイトルからもう少しテンプレ的な内容を先入観的に持ってしまったのですが、この想像していたのに反して、設定とか流れとか、いろんな意味で惹きつけられながら読みました。

    正直に言えば、この作者の別の作品を読んでいたから手に取りましたが、タイトルのみでは絶対に読まなそうな本だったかもしれません。内容的にはタイトルは至極正しいのですけど。

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    2018年05月27日
  • 監獄学校にて門番を

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    一言でいうのなら、ニートがおじいちゃん無双する話。
    上位一割の強者というだけで六年間も閉じ込められるのは無茶苦茶な気がするが、彼らの学園生活が楽しいようでなにより。
    門番の仕事の過酷さがエクストリーム自殺レベル。
    前の門番の日誌がただの門番程度で書けるような内容じゃない。怖すぎる。

    でもクレトから見たら平和な日常なんだろうな。
    彼だからこその苦労や感慨もあるだろうし。
    いやはやクレトが強すぎる。王女の秘密や学校の秘密は大して驚かなかった。……テンプレのような気がして。
    思ったよりも面白かった。

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    2017年03月26日
  • 君に贈る15ページ

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    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

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    2025年04月20日
  • 成り代わり令嬢のループライン 繰り返す世界に幸せな結末を

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    ネタバレ

    んー? んん~?

    あんまり私向けじゃなかった印象。決してつまらなくはなかった。でも、なんかしっくり来ないし、途中、斜め読みしてしまった。成り代わりとかループとか大好きなんだけど、きっと、調理法が合わなかったのよね。

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    2025年03月14日
  • 成り代わり令嬢のループライン 繰り返す世界に幸せな結末を

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    ネタバレ

    想像以上に壮大なスケールの話だったなと。
    物語の規模というか、時間的な幅が。
    本編中のループとしてちゃんと描かれているのは2回分だが、特に2回目(実際は3回目、但し今の「彼女」として)は魔女のせいで時間軸が大幅に拡がるし、しかもそれすらもループ脱出の伏線であるという巧妙な仕掛け。

    ただ巧妙がすぎるゆえに、設定がなかなか複雑で飲み込むのが大変。
    終盤に明らかにされた件が特に難解だった……
    あと壮大なスケールの割にループ脱却の場面に肩透かし感があって、思っていたよりしょぼかったかなという気がした。
    あれだけ時間かけたのに、これでいいのかと。
    ラストの蘇りも何で?となったし。

    妖精姫の件や仕組み

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    2025年03月13日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日
  • 彼女は僕の「顔」を知らない。

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    事件の真相解明があるかと思いきや、そんなことなく結局そーなるんかいって思っちゃった。でも最後の良と静葉の恋愛描写は読んでいて楽しかった。ななをあまり重要視していなかったから、そこはいい意味で裏切られた。ただ倉庫の件から後が話飛びすぎててちょっと理解に時間がかかったから、説明を増やして欲しいなとも思った。

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    2024年12月05日
  • Babel I 少女は言葉の旅に出る

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    イラストも挟まれる小説。
    ラノベと表現されないのは、そのサイズとボリューム故か。
    単行本サイズで、とても分厚い。
    文庫本と比較すると2~3冊分はある。

    そんな大ボリュームで描かれる本作。
    異世界ものだが、主人公(雫)は俺TUEEEでもないし、ハーレムでもない。
    文字を駆使して問題解決無双するのかと思いきや、そうでもない。
    チートといえばチートかもしれないが、いわゆる「なろう」のそれともちょっと異なる。
    ここもテーマのひとつになるのだろうと思う。

    容量を活かしてか、描写のひとつひとつはとても丁寧。
    ファンタジーながらも、情景が頭に思い浮かびやすかった。
    アニメ映えしそうだなと思いながら読み進

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    2024年08月08日
  • Unnamed Memory -after the end-IV

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    面白かったが、ラストが好みではない。
    悲しいのはあかん。
    外部者の呪具を探しに新大陸へ。
    魔法のない世界と、魔力を持つ人が病気的な扱いをうけているのが
    本好きの下剋上設定を思い起こさせる。

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    2024年05月28日
  • Unnamed Memory 1

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    普通

    現時点では可もなく不可もなく。といったところ。男がヒロインに言い寄る感じがあまり好きじゃないかも。ただ絵がすごく綺麗。今後の展開次第で評価も変わってくるかと。アニメ化が決まっているそうなので、もう少し様子見。

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    2023年07月01日
  • 彼女は僕の「顔」を知らない。

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    ネタバレ

    10年前のキャンプ場での放火によって家族を失った良、同じ境遇の静葉が転校してきて事件が動き出す。良が負の感情に左右されたり、静葉が失貌症だったり、犯人らしき人がいたり、いろいろ豊富な内容の割にはまとまらないイメージなのはちょっと残念。

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    2021年03月22日
  • Babel I 少女は言葉の旅に出る

    購入済み

    シリーズ前提で評価しづらい

    突然異世界へ飛ばされた少女が巡る冒険譚。
    恐らく昨今この手のラノベを読んでいる人には手垢がついた展開。

    話す言葉を重要視している世界観で、異世界ならではの独特の不思議な感覚を演出出来てはいるが、斬新かと言うとそれほどでもない。
    主人公を取り巻く謎の大きさがぼんやりと表示されるだけに終始しているというのも、前後編どころではない長期シリーズを前提にしていて、読み進めていて混乱するかもしれない。

    今作は作者の別作品と設定を共有しているらしく、作者のファン、もしくは異世界ファンタジー(神話類型)に興味がある方が好きになる作品だ。もし両方でもなく、小説世界観設定のうんちくが嫌いという方に

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    2020年06月23日
  • Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王

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    魔法とそれを使う魔法士が当たり前のものとして存在する世界。大陸では、永い時を生き強大な力を操る五人の魔女が存在し、人々に畏れられていた。幼い時に魔女の一人によって、子が為せない呪詛をかけられた王太子オスカーは、20歳になった時、最強の魔女と呼ばれるティナーシャの元に解呪を願いに訪れる。それを切っ掛けに彼女を守護者として連れ帰ったオスカーは、契約が切れるまでの1年間、ティナーシャの過去に関わる因縁に、そしてもっと大きな運命に巻き込まれて行くこととなる。

    ラノベ界隈で絶賛されていたので是非とも読まねば!と手に取りました。うーんちょっと期待しすぎたかも。面白くないわけじゃない。スケールは大きいし展

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    2020年06月16日
  • Unnamed Memory II 玉座に無き女王

    購入済み

    浸れれば最高だと思う

    ヒロインの背負うものとかヒーローの器の大きさとか一途さとか、世界に浸って読めばウルウルくる話だと思います。私はどうしても客観視してしまって、相手の求婚には応えられないけどキスとか抱擁とかして今だけ恋人っぽく甘やかして欲しいというティナーシャの振舞いが鼻についちゃいました。この巻は後半半分が甘々な日常回です。

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    2019年12月22日
  • Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王

    購入済み

    ラブコメからのシリアス?

    軽そうだけど重そうでもあるお話。次の展開がどうなるのか。個人的にはラブコメであって欲しいけど悲恋もありなのかな。最強の魔女と言うには軽い口調で不安定な印象のヒロインに違和感ありでしたが、若い王子様の恋の相手なら可憐で隙のある娘でないと読者も乗れないから仕方ないか。

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    2019年12月09日
  • 監獄学校にて門番を(3)

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    前回までののほほんとしたような雰囲気とは裏腹にものすごいシリアス。
    今までにフラグもないし、やはり打ち切りなのだろうか。
    ストーリーも世界観も面白かっただけに残念。

    クレトの巨人体が思った以上に大きくて驚いた。
    ルルゥの意志が思ったよりも弱くてガッカリした。これって、今まで世間知らずのお嬢様だったから勝手に偏見を抱いて行動していたようにしか見えない。
    その偏見も完全に間違っているわけではないのが厄介なのだが。

    もう少し彼らの日常編を見てみたかった。新シーズンと銘打って日常編を発売してくれないかな。

    相変わらずセーネの正体がよく分からなかった。
    何はともあれ好きなシリーズだった。

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    2017年03月26日
  • 監獄学校にて門番を(2)

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    五歳児クレト可愛い。
    競技祭が楽しそう。
    地味に謎の穴掘り競技推し…。まさかこのせいで今までクレトが穴を埋めさせられていたのか…。
    ディサロスの塩パンがおいしそうで食べてみたい。
    ミャーに兄がいたことも驚き。

    呪いが兄弟の運命を分かつことになったのは残酷だと思う。
    でも、だからこそその子孫を見ることができた時の嬉しさは彼だからこそなんだろうと。

    ルルゥの存在がハーモニーのミァハっぽい。

    個人的にはあとがきの筆者のスマホの話が心配で心配で…。

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    2017年03月26日
  • Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王

    購入済み

    あんまり、、

    割引で7巻まで買ったのでよんでます。ただいま1巻目なんですが面白いとは思いません!面白くないので1か月近くかかって読んでます!これと別本でバベルの方が面白いと感じます。あくまで好みなのですが、、少し早めて最後まで読みます!

    最後の方は面白かったです。

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    2023年03月31日
  • Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王

    購入済み

    良い作品なのかもしれないが、どうも主人公の性格に馴染めなかった。文武両道で地位もある努力の賜物なのかもしれないが、同時に周囲のことを考えない子供染みた傲慢さを感じた。軽い掛け合いが売りかもしれないがしつこい上に面倒くさいタイプと正直思った。

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    2019年06月09日
  • Unnamed Memory IV 白紙よりもう一度

    匿名

    購入済み

    ため息が出る

    何を見せられているのか分からない。
    こんなイライラしかしない話…
    とっとと先に行きたい、苛立つ話が長すぎる。
    主人公がヒロインを適当に扱ったり、酷い事を言ったりする。
    こんな主人公見たくなかった。
    流石にやりすぎて腹が立つ。

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    2023年02月18日