古宮九時のレビュー一覧
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声楽家を目指して音大に通っていた椿はコンクールでの失敗から歌えなくなり、音大を辞めて普通の大学に入学し直す。巻き込まれる形でオペラサークルに伴奏者として参加することになり、イケメン指揮者黒田と出会う。自由に音楽を楽しんでいるメンバーや、全員の能力を引き上げて素人集団をちゃんとオペラに形作っていく黒田を身近に見ながら自分も歌いたくなるのにやっぱり声が出ない。
アンネームドメモリーの作者の本だ、読んでみようかなと手に取った本だったけど、良い意味で期待を裏切られた。まず、完全現実社会の話だったこと。そして、それがとても良かったです。才能がある人だけが知る、自分は一流になれないことを知る壁…。すべてを -
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この4巻で、Babelは最終巻。
謎の題名のない本の謎と、雫が何故この世界に喚ばれてしまったのか、そして、何故言葉が通じるのか、その謎が解き明かされます。
しかし、いきなり第7番目の魔女が出てきたり、傭兵の皆さんが再登場したり、ちょっと展開が雑だなあと思いつつも、「言語」というものにここまで着目してストーリーを展開するのは、なかなか凄いなあ、と。
文庫版は2巻までだったということで、なるほど、ここまで来ないと何で「Babel」なのかはわかりませんね。言葉の話なのかな、くらいで。
ここで「unnamed memory」のお二人も再登場ですが、話の展開上致し方がないとはいえ、もうちょっと -
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面白かった。実は発売してすぐにはなんか触手が動かず、二週間ほど本屋の新刊棚にならんでいるのを、毎回ちらちら見てただけでした。で、ようやく数日前、ちょっと別のシュリンク多用書店に行った時に、回収しました。読んでよかった、面白かったです。前作の完結がとっても完結していたので、もういいかとおもったんですが、完結後の話も良いもんですねぇ。過去ログを見たら、「巻末アドになんか続編製作決定って書かれてる」って自分で書いてますね。そうか、決定事項だったのか、すっぱり忘れてました。魔女と王の純愛物語の続き、不滅の人々が転生しながらも愛を貫いていくという、その割に重くなくて、カジュアルでとてもいいリフレッシュメ
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Posted by ブクログ
面白かった。こういう、きっちり着地するラノベというかファンタジーは良いねぇ。4冊ぐらいというのもいい長さ。Unnamed memoryのずっと後の物語。とうとう、雫がなんなのかはっきりとわかってスッキリする。そして、悪者らしい悪者が居ないのも優しい設定。最後のバトルはそれなりに盛り上がり、そしてラストがやっぱりな、という感じ。言語学やら言語発生学とかそこらへん、学生の頃にあんましちゃんと勉強してなかったが、また新たに修学したくなるねぇ。こんな形で小説にいい感じにさらっと使われていると、大変刺さりますわ。
ラノベカテでなく、一般書籍で取り扱われると、もっと多くの人に読んでもらえそうな作品かと思 -