Posted by ブクログ
2020年06月16日
魔法とそれを使う魔法士が当たり前のものとして存在する世界。大陸では、永い時を生き強大な力を操る五人の魔女が存在し、人々に畏れられていた。幼い時に魔女の一人によって、子が為せない呪詛をかけられた王太子オスカーは、20歳になった時、最強の魔女と呼ばれるティナーシャの元に解呪を願いに訪れる。それを切っ掛け...続きを読むに彼女を守護者として連れ帰ったオスカーは、契約が切れるまでの1年間、ティナーシャの過去に関わる因縁に、そしてもっと大きな運命に巻き込まれて行くこととなる。
ラノベ界隈で絶賛されていたので是非とも読まねば!と手に取りました。うーんちょっと期待しすぎたかも。面白くないわけじゃない。スケールは大きいし展開も早くて読みやすいけど、大事なところが全部魔法の描写になってしまうからあっけなく感じる、のかな?ティナーシャのいいところもオスカーの目を通じて多々描かれるけど、どっちつかず(オスカーの優しさを受け入れるか、完全に拒絶するか)の態度にもやっとすることもあり感情移入しきれなかった。ただ、序盤でありこれから盛り上がってくるんじゃないかなと思っているので続編に期待です。魔女の成長すごいな。