古宮九時のレビュー一覧

  • 君に贈る15ページ

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    短いページ数の中でそれぞれの続きが読みたいと思わせる展開が多く、手軽さもありながら満足感があってよかった。

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    2025年09月01日
  • 君に贈る15ページ

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    今をときめく作家による、15ページずつの短編集。斜線堂有紀の作品で本文最後に「仕掛けが分かった?」と聞かれ、うむむわからん、一番気になりました。わかったことといえば前半の世界狭いうちは使う文字に制限かけてあること、だから、「私」はなくて、「I」。「難しいかもよ」じゃなくて、「むずいかもだよ」。彼の名前は「 」。これは10文字、または空白入れて9文字なのかなぁとかなり考えたけど、思いつかなかった。「しゅうとう」「ねんどう」「ごとう」「うとう」/「しゅうじ」「しゅうと」「しゅんご」「しゅうご」とか?でも適当な名前じゃ意味はないしなぁ…。
    されど世界の終わり 三秋

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    2025年08月31日
  • Unnamed Memory -after the end-V

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    ティナーシャを知らない人だからこそ感じる、見た目と中身とのアンバラスさや艶やかさを描写しつつも、それも一つの側面として違和感なくみれる魅力になっていたのが印象的だった。

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    2025年08月11日
  • Unnamed Memory -after the end-V

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    今回はティナーシャだけが生きていて、オスカーのいない世界。前半と後半で世界が変わります。
    前半はオスカーがいない、つまりアカーシアのない場面で人を絶望させながら殺すことを喜んでしまうような意思を持つ呪具を壊さないといけないこと。その際に用意したこちらの手駒がなんともゴージャス。
    後半はどうやらオスカーの転生者らしき人物が出てくるものの、その国自体がなかなかに謎めいていて、ティナーシャは表紙の通りなぜか囚われの籠の鳥状態ですごしている。
    残りの呪具もわずか。さあ、このお話の結末まで2人は一緒にいられるのか、どういう最後になるのか、とても楽しみです。

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    2025年08月11日
  • Unnamed Memory 1

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    コミカライズ版、ティナーシャの表情と挙動が原作より可愛くなってて良い。 それ以外は原作同様、原作がかなり読みやすい文章なのでコミカライズによる最大の恩恵が薄れちゃってる感じ。先も買うかどうか2巻による。

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    2025年03月04日
  • Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王

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    ネタバレ

    この、しっとりとした関係性の変化たまんねぇな。終盤の言動と裏腹に行動がクッソ甘えてるティナーシャ最高すぎる。 主人公?というより、ヒーロー役のオスカーが感情を隠そうともせず堂々としているのが気持ちよいよね。

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    2025年03月04日
  • 君に贈る15ページ

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    アンソロジー初めて読んだ。
    今年読みたい本1冊読破☆

    *息継ぎもできない夜に
    *十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    *いざ、さらば
    *超能力者じゃなくたって
    *星空に叫ぶラブソング
    *余白の隠れ家

    この作品達が良かったかな。
    村瀬健さんと綾崎隼さんは特に良かったので違う作品も読んでみたいなって思いました。

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    2025年01月12日
  • Unnamed Memory 1

    無料版購入済み

    キャラクターのデザインも良く、画も奇麗で物語に入りやすかった。
    魔女と魔女に求婚する王子のラブロマンス。
    謎解きのようなミステリーがあって物語としても面白い。
    現段階では☆4つ、今後の展開次第ですね。

    #ハッピー #カッコいい

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    2024年09月30日
  • Unnamed Memory -after the end-IV

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    大陸を移動したことによる、文化や言葉の違いなど今までとは異なったことが多いなかで、変わることなく自由に動く2人との対比が印象的だった。

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    2024年09月15日
  • Unnamed Memory -after the end-III【電子特別版】

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    今回も壊すべき呪具を探して大陸を彷徨う2人。そこで、ロツィとファラースという2人の孤児の面倒を見始めます。そのふたりと家族同然に暮らしていた遺跡探索を生業にしていて行方不明になった父と、父を探しに行って行方不明になった姉の行方がキーとなっていきます。
    精神操作の呪具(国)に対するオスカー・ティナーシャ組の反応が、こちらの望む答えをストレートに言い表してくれます。2人のぶれない正義感が読んでいて気持ちいいです。あと、めちゃめちゃ強くて戦いになると安心して読める。
    今回は呪具を作った世界の人とティナーシャの会話があり、今後の生まれ変わりに一つの方向性が示された後の転生人生(後半)。えー、どうなるの

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    2024年08月14日
  • Unnamed Memory -after the end-III【電子特別版】

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    精神操作の話のため、様々な考え方が出てくる中で互いの主張をぶつけて、自身の得意分野でたたかっていくところに登場人物一人一人の個性を感じ、印象に残った。

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    2024年08月10日
  • Unnamed Memory -after the end-II

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    表紙から予想されるがごとく、今回はティナーシャが生まれ変わります。
    どうやってやられてしまうのか、新しい体にどのように入って覚醒していき出会うのかなど、一冊で話が動いていくのでとても読みやすいです。
    今回は今まで行かなかった国なども出てきて、そちらの話も面白く読みました。
    忘れないうちに3巻を読みたいです。

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    2024年08月06日
  • Unnamed Memory -after the end-II

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    お互いに信頼しあっている様子が様々な部分から描写され、変化することがないのに対し、周りの人々は少しずつ変化しているところが2人が超越者であるを強く感じた。

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    2024年07月29日
  • Unnamed Memory 1

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    何気なく読み始めたら面白かった。
    他にない設定。
    謎解き要素があるのが個人的にツボ。

    キャラクターは平均的な造形で、特にこれといって感情移入できるキャラはいなかったけど、一人ひとりちゃんとしていて破綻していない。
    皆あまりにもいい子ちゃんなので…というのが理由だけど、もしかしたらこの先闇の部分も描かれるのかもね。そしたら面白いかも。


    コミックスは6まで読んだ。原作に手を出すかは悩み中。

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    2024年04月08日
  • 不可逆怪異をあなたと 床辻奇譚

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    面白かった!そもそも古宮本はとても好きだが、これは非常に好みだった。特にラストが良い。基本、よくあるタイプのアーバンレジェント的というか、口裂け女とか花子さんとか妙に流行る怪談やらオカルト噂が、実はほんものという世界設定で、妹の体を取り返すために、闘うスーパーお兄ちゃんの物語。ほかの登場人物もとても良い。いい感じに、昔からある民話と、今風な賢い電話を使った話などがミックスされている。
     これはシリーズで長く続いて欲しい。

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    2023年03月07日
  • 高崎グラフィティ。

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    5人それぞれが抱えている問題は共感できる点が多い。将来の進路とかは自分の胸にもささった。

    自分に正直に生きることは難しいけど、大切なんだって気付かされた。

    映画化されているそうなので観てみたい。

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    2023年02月20日
  • 純真を歌え、トラヴィアータ

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    声楽家を目指して音大に通っていた椿はコンクールでの失敗から歌えなくなり、音大を辞めて普通の大学に入学し直す。巻き込まれる形でオペラサークルに伴奏者として参加することになり、イケメン指揮者黒田と出会う。自由に音楽を楽しんでいるメンバーや、全員の能力を引き上げて素人集団をちゃんとオペラに形作っていく黒田を身近に見ながら自分も歌いたくなるのにやっぱり声が出ない。
    アンネームドメモリーの作者の本だ、読んでみようかなと手に取った本だったけど、良い意味で期待を裏切られた。まず、完全現実社会の話だったこと。そして、それがとても良かったです。才能がある人だけが知る、自分は一流になれないことを知る壁…。すべてを

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    2023年01月10日
  • 不可逆怪異をあなたと 床辻奇譚

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    これは面白い!
    数々の怪異が蔓延る床辻で発生した、校内の生徒が消失した血汐事件。生首で生き残った妹・花乃の体を取り戻す為、蒼汰は謎の少女・一妃と共に奔走する。
    所々に散りばめられた伏線。そして、結末に向けて明らかにされる歪な真実に圧倒されました。
    花乃の体の在り処や、血汐事件の真実、神様の存在などの要素が複雑に絡む一方、変わらぬ妹や一妃との関係性も良かったです。
    作中に色々な怪異が登場するのですが、全て創作だそうで、正直良くこんなに沢山作ったな、と思いました。
    ただ、終盤に一気に盛り上がるため、序盤が平板になっている点は残念。

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    2023年01月09日
  • Babel IV 言葉を乱せし旅の終わり

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     この4巻で、Babelは最終巻。
     謎の題名のない本の謎と、雫が何故この世界に喚ばれてしまったのか、そして、何故言葉が通じるのか、その謎が解き明かされます。
     しかし、いきなり第7番目の魔女が出てきたり、傭兵の皆さんが再登場したり、ちょっと展開が雑だなあと思いつつも、「言語」というものにここまで着目してストーリーを展開するのは、なかなか凄いなあ、と。
     文庫版は2巻までだったということで、なるほど、ここまで来ないと何で「Babel」なのかはわかりませんね。言葉の話なのかな、くらいで。
     ここで「unnamed memory」のお二人も再登場ですが、話の展開上致し方がないとはいえ、もうちょっと

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    2022年08月06日
  • Unnamed Memory -after the end-I

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    今回は同じ歴史の中で話が進んでいき、登場人物も少なめなので読みやすく、心情がはいってきやすかっので良かった。

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    2022年07月24日