あらすじ
オスカーの呪いも解かれ、契約終了まであと三ヶ月。自分の心に迷うティナーシャの前に、新たな魔女の刺客が現れる。「呼ばれぬ魔女」レオノーラの狙いは、契約者であるオスカーの方で――。国を巻き込んでの魔女と魔女の苛烈な衝突、一つの時代が終わる激動の第三巻。
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大号泣して見終えたアニメ同様、涙なくして読めない第一章の結末…!!
こんなに緻密に練られたストーリーに、涙も切なさも笑いも愛しさも憧れもスリリングさも…とにかくめいっぱい詰め込まれていて、圧巻の読了感でした!
これから紡がれるストーリーも大切に追わせて頂きます!!
面白いです
表紙の絵がウエディングドレス風でしたのでこの巻で完結を迎えると思っていたのですが、まさかの展開でした。
ボリュームもあって読み応えありました。
Posted by ブクログ
このお話は1巻で止めようかと思ったけど読んで良かった!ただのチートカップルの話だと思っててゴメンナサイ。1巻で止められないように、最初っから吉川英治三国志上中下みたいな絶対読め装丁で出すか、3巻で分かる壮大な幕引きをもっとわかるように手前から匂わせてもいいのでは?巷の評価が高かったのもここまで読むと納得。これからがっかりしないのは長月達平が保証してくれたので、安心してあと3巻楽しみます。まだ6巻出てないけどね。
Posted by ブクログ
物語が“愛の物語”から“運命への挑戦”へと質を変える瞬間を描いた一冊。
甘やかな邂逅や軽やかな応酬の背後に潜んでいたもの――呪い、時間、選択の代償――が、ついに表舞台へと姿を現す。
二人の関係は決して偶然の奇跡ではなく、幾重にも折り重なった因果の上に立つ、あまりにも脆く、しかし尊い均衡であったのだと気づく。
オスカーとティナーシャの絆は、この巻において試練という名の坩堝に投げ込まれる。
だが本作が秀逸なのは、試練を“障害”として消費しない点にある。
困難は二人を引き裂くためではなく、互いの覚悟を映し出す鏡として機能する。
愛とは何か。
守るとは何か。
永遠を誓うとは、何を失う覚悟をすることなのか。
物語はその問いを、静かな筆致で、しかし容赦なく読者へ突きつける。
魔法と王権、過去と現在が交錯する世界観は、神話的な厚みを帯びながらも、人の心の揺らぎに寄り添う。
壮大であると同時に、きわめて私的だ。
運命という巨大な歯車の中で、それでもなお“あなたを選ぶ”という意思。
その選択の重みが、この巻を単なるロマンスから叙事詩へと押し上げている。
読み終えた後、胸に残るのは華やかな達成感ではない。
むしろ、静かに沈む余韻と、誓いの意味を反芻する時間だ。
幸福は刹那であり、だからこそ尊い。
永遠は約束ではなく、選び続ける行為なのだと、本作は教えてくれる。
物語はここで終わらない。しかし、この巻で交わされた誓いは、確かに記憶に刻まれる。
Posted by ブクログ
この巻で終わるのかと思うストーリーが続いていてどうなるのだろうと思っていたが、一度終わらせた後もう一度というようなストーリーになっていてとても続きがきになりました。主役の二人とも今回もカッコ良く楽しく読めました。