フィリップ・K・ディックのレビュー一覧

  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    人間になりたいアンドロイド、記憶改ざんで人間だと思い込んでるアンドロイドが自分がそうじゃないと気付いた時の絶望、はたまた自分がアンドロイド以上に冷酷になる瞬間とかアンドロイドごときに同情心が芽生える瞬間にハッとする人間側の気持ち…

    敵対する双方との違いが実はすごく曖昧だという事に戸惑う姿を描く人間らしいSF小説でした!

    人間とアンドロイドだけじゃなくて、世界で起こるあらゆる亀裂や戦争に言えることなんじゃないかなぁ

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    2026年05月18日
  • 去年を待ちながら〔新訳版〕

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    30年ほど前に読み終わらず、出張の途中でどこかに行ってしまった「去年を待ちながら」やっと読破しました。
    歳をとったせいか、ディックの複雑な心理、夫婦間の微妙な関係、わかりすぎるぐらいに分かった。これは30年前にはわからないことだった。

    内容は妻にだまされ軍用兵器のドラッグを飲まされ、未来に行く男の話。

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    2026年05月10日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    正直、分からない部分が多かった。エンパシーボックスやマーサー教等、最後まで掴みきれず、雰囲気で読んだ。それでも、読後に残る違和感だけはやけに生々しい。
    リックがレイチェルに惹かれ、関係を持つ場面も印象的だった。相手はアンドロイドなのに、見た目や振る舞いに心が動く。その時点で、人間とアンドロイドの境界はもう機能していないように見える。
    AIが身近になった今読むと、この物語は未来の話というより、人間そのものの曖昧さを暴いているように感じた。

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    2026年05月05日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    ネタバレ

    哲学に近い事を問われる作品だった、人間とアンドロイドの違いは?アンドロイドに生命はないのか?と。
    当初の主人公はアンドロイドは無機物であり処理するのが普通と考えていたが様々なアンドロイドと出会い"それ"が本当に生きていないのか?という疑問と共に仕事を実行する事となるがその時の主人公の心境等かなり読者に委ねられている様に感じます。
    正直かなり難しい作品ではあるので一概にこうでした!と感想を言えない書籍でした。

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    2026年04月30日
  • 偶然世界

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    相変わらず、頓珍漢な世界観が面白いけど
    SFって、好き嫌いが本当に分かれると思うけど、僕は好きなんだけどね。
    外れが他のジャンルと比べると多いと思うのは、結局SFの世界に僕がどっぷりはまれるほどの知識が無いからだろうなと、思うんあだよね。
    それでも、時々大当たりの特大ホームラが有るから止められないんだ。

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    2026年04月28日
  • 高い城の男

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    ネタバレ

    第二次世界大戦において枢軸国側が勝利しアメリカが敗北したIF歴史SF群像劇。ディックの他の著作は好きだがこれはどうにも肌に合わず、読み進めるのに苦労してしまった。世界観設定は魅力的な反面、ストーリー性が乏しい上に群像劇で視点が入れ替わるため、ダイナミズムなストーリー展開を期待すると少しアテが外れてしまう。基本的には内省と不穏のまま視点が切り替わる物語であり、これを受け入れるか否かで作品の評価はガラリと変わるとだろう。

    しかしながら第二次世界大戦の勝者の敗者が逆転している設定は非常に面白く、ドイツはある程度穏健派になるかと思いきや、歯止めの効かなくなったナチは暴走の懸念があり、日本vsドイツの

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    2026年04月24日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    DBHやCyberpunk2077など色々な作品に影響を与えた要素を探すのは面白かったが、作品自体面白かったかと言うと微妙…同テーマが散々念入りに擦られた後で読んだからかも。元祖名乗ってる店のとんかつが抜きん出て美味しいわけではないみたいな。

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    2026年04月23日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    ネタバレ

    文体のせいか難しくてあまりのめり込めなかった。心理描写が少ないので突飛に感じられる展開が多く、リックってなんでレイチェルに入れ込んでるんだっけ?等、釈然としない部分が多々あった。2周目読んだらもう少し理解できるかも。

    ただ60年前の視点で書かれたとは思えないほど、アンドロイドらしさの表現が的を得ていてすごいなと思った。
    アンドロイドの特異点について
    『自分の言葉が現実に意味していることについて、なんの感情も、なんの思いやりもない。ただ、ばらばらな用語を並べた、空虚で型どおりの知的な定義があるだけだ。』
    と述べられているが、まさに生成AIのことだと思った。本人の意思から出た言葉のように見えるが

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    2026年04月22日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    個人的にはあまり好みではなかった。
    中盤とかはちょこちょこ面白いポイントはあるが。
    60年ほど前に発表されたと考えれば相当に凄いのだけれど、今更読む必要はあまり無いかなと思ってしまった。

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    2026年04月17日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    独特の世界観ではあるが描写も上手く理解はしやすい。しかし哲学的な部分が強くわかるようなわからないような気持ちになった。

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    2026年04月13日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    最近テスラのオプティマスなどのヒューマノイドに興味があるので手にとりました。
    人間とアンドロイドの境界線とは?
    有機物と無機物とハッキリ切り分けができるか?
    正直これから先我々が直面するであろう問題…
    とても考えさせられるテーマでした。
    物語は中盤くらいから誰が人間で誰がアンドロイドか分からなくなるので目が離せない展開で面白いです。

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    2026年04月04日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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     SFだが、テクノロジーものというより、人間の精神とか心理とかもしかしたら脳科学とか性衝動とかそっちのほうに興味のある作家なのかなあと思った。といいつつ、テクノロジーを突き詰めるといつしか人間探究とつながって哲学の領域に入っていく流れはなじみ深い。
     マーサーに関する終盤の展開は難しくてよくわからなかった。
     しかし男が自分の悩みの原因を女のせいにして女によしよしされて終わる話だった、とも読める。

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    2026年04月04日
  • 火星のタイム・スリップ

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    現実と虚構が入り乱れた混沌とした世界が描かれていてディックワールドが色濃く展開されている。パラレルワールドへは分裂症が引き金となって導かれるようになっていて、健常人ー障害者という点も重要テーマ。これまでの作品よりも読んでいて複雑な印象を受けたので、好みはハッキリ別れそうです。
    複数の登場人物それぞれの目線から描かれていて、少しずつリンクしていくような構成になっている。
    それぞれの思惑が交差していくので、その点は引き込まれました。
    ただ、話が分かりづらいこと、展開としても期待を超えるような大きな山場もなかったので、やや物足りなさを感じました。
    ディックの世界観は十二分に味わえる作品です。

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    2026年04月01日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    あぁ、それにしても羊がほしい、、、

    壮絶な核戦争の余波により、ほとんどの生物が死滅ひてしまった世界。その世界では電気仕かけの猫、馬や羊といった模造品のペットが溢れていた。

    主人公のリックはアンドロイド(通称アンディ)のバウンティハンター。彼は火星から逃げてきた8体のアンディのニュースを奇貨とし、闇の摩天楼を彷徨い歩く。

    という感じのあらすじかなぁ。


    SFあるあるの独自の用語が難しくなかなか、難解な印象。「共感ボックス」はまぁ、なんとなくわかる。
    「感情オルガン」もわかる。
    しかし、「マーサー教」がわからん!
    宗教だとは思うが、空のくだりや月のくだりがなんのことやら!

    色々と飲み込み

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    2026年03月26日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    人間とアンドロイドの境界線は一体何なのか。親切に振る舞えるかどうかなのか。生成AIは優しく振る舞ってるポーズをすることは難しいことではない。自分から見た他人とアンドロイドには違いがあるだろうか。どちらも外部の入力に反応して、出力を行っている。機械であるかどうかなのか。それならば人間も脳からの電気信号を使って情報伝達を行っている。
    2030年前後にはAGI(汎用人工知能)の実現が予測されている。敢行当初のアンドロイドに対する考えと2026年現在の考えは違っているだろうし、5年後もきっと変わっているんだろう。

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    2026年03月15日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    導入は読みづらくて進まなかったけど、ストーリーが進むにつれて、誰がアンドロイドで、誰が人間がわからなくなってくるため目が離せない展開になる。デストピアは個人的に好物だったゲド、今まで読んだことのない世界観が展開されていてさすが名作だなぁと思った。
    私の想像力では、理解できないところもあり、(マーサーが結局なんなのかよくわからない)映画を観てみようかと思う。

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    2026年02月26日
  • 偶然世界

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    久々のフィリップ・K・ディックです。
    確か、今から30年ほど前に「去年を待ちながら」を読破できず挫折してから読んでませんでした。
    ハヤカワからかっこいいカバーの新訳が出ているので購入。
    歳とったせいか、あれから読書レベルが上がったのか、フィリップ・K・ディックいいじゃん。
    登場人物が多くて、かなり混乱しましたが、SFの要素を詰め込みました!というごちゃごちゃ感がとてもよかった。
    処女長編作ということで作者の若さもあるんだろうけど、強いエネルギーを感じました。

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    2026年02月05日
  • 人間以前 ディック短篇傑作選

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    他の短編集もいくつか読んだが今回はファンタジー色が強めかな?
    つまらないとは言わないがどこか盛り上がりに欠けた

    ただ 宇宙の死者 に出てくる「重大問題を真夜中に解決しようなんて思わないこと」というセリフは気に入った

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    2026年01月27日
  • 高い城の男

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    ネタバレ

    独日がWW2に勝った世界線という事、アマプラのドラマ版のPVでちらっと見た事があるくらいなので、読んだ感想としては思ったより地味
    易経に何度もメインキャラクター達が頼っているが、日本人が易経をやるというイメージはどこから来たのだろうか笑
    易経の難しい漢字とか読み方にはルビが欲しい、、笑
    章の中で登場人物が行ったり来たりするので少しだけ分かりにくい
    田上とチルダンが個人的にはお気に入り
    たんぽぽ計画は結局どうなるんだろう?
    結構大事な所なのに、曖昧にされちゃってそこは残念でした

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    2026年01月26日
  • 偶然世界

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    公共的偶然発生装置ボトルのランダムな動きによって60億人の中から新たな最高権力者が決定された。そして、その生命を狙う暗殺者が合法的に指名されようとしていた…

    このあらすじだけみると面白そうなんですが、メインプロットがもう一つあって、何だかまとまりのないお話になっています。

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    2026年01月21日