野原滋のレビュー一覧

  • きまじめ男子のお嫁入り

    購入済み

    ちゃらんぽらん攻

    昭人くんがなぜこんなにきまじめなのか!その理由を知れば、健気さにぐっときます。
    結婚相談所の問題児の風見さんは、VIPゆえ二退会させるわけにいかないのです。
    昭人くんも手を焼きますが、なぜか相性がいいらしく週末にご飯を作りに通うことに。
    風見さんは顔と仕事が出来るのが取り柄だけど、他はほんっとにちゃらんぽらん。
    最後の最後まで煮え切らない人です。
    でもこれからは昭人くんを大事に大事にしていきそうなので、よしとしましょう。

    0
    2017年08月06日
  • 【電子限定おまけ付き】 百年の初恋 犬と花冠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったです。
    昔話風の設定で、長い年月を生きる半妖半人の夏生と妖怪の犬壱ノ護の純愛? 物語り。
    犬の方が日々成長中で、あらゆる感情を覚えていっている途中なので、なかなか純愛とはいえない、二人が噛み合わない笑えるところもあります。
    それでも、互いを想い合いいたわり合う様子は、私には「純愛」といえるのかなと感じました。
    少し惜しいなと思ったのは、時代設定です。
    「なんちゃって」時代モノだと作者も「あとがき」でおっしゃっておられましたが、やはり、時代モノとして描くならファンタジーだとしても、もう少し時代設定をきっちりと決めた方が良いような気がします。
    例えば、江戸時代とか、戦国時代とか。
    モデル

    0
    2017年03月08日
  • 【電子限定おまけ付き】 そらのだいじな旦那さま

    Posted by ブクログ

    不憫受のお手本のような話。よくある展開だけど、主人公やその周囲を取り巻く人々、それぞれの背景もきちんと書かれ不足がない。受の存在を認めさせるエピもちゃんとあり、最後まで上手くまとまっていた。途中じわっときて、読みやすいしおまけにイラストも綺麗だしで、万人に好かれる良い本だと思う。ただ最初の4分の1ぐらいで不幸描写は終わり、後は受の愛されターンが続くので、不憫が好きな人には全体的に平坦で物足りなく感じるかも。

    1
    2017年03月10日
  • 【電子限定おまけ付き】 そらのだいじな旦那さま

    Posted by ブクログ

    いい意味で時代物感が薄くて良かった。
    空良の不遇の幼少期から、双子の姉の身代わりに嫁がされて男だとバレて…。
    しかし、高虎の器の大きさ半端ない。
    頭空っぽにして難しく考えず読んだ方が楽しいです。
    時代背景とか緻密さを求めるなら歴史小説読めばいいのだし、2人の心情や空気をやさしい気持ちで読める小説です。
    空良が虐げられてきたバックボーンとか、次郎丸の身代わりになろうとしたところとか切なさややり切れない気持ちも、全て高虎や魁傑、次郎丸の優しさで補われる。
    誰もが生きる意味は平等だと、これから空良がたくさん心に幸せを積もらせる未来がか垣間見得る終わり方で良かったです。

    0
    2017年02月08日
  • 【電子限定おまけ付き】 そらのだいじな旦那さま

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    内容(「BOOK」データベースより)

    難産の末に母が亡くなったせいで父に疎まれ、双子の姉の身代わりに人質として新興の小国に嫁がされた捨。しいたげられた生活の中でも捻くれることなく無垢なままに育った捨は、強く優しい夫の高虎に「空良」という名前を与えられ初めて生きる意味を見つける。高虎の役に立ちたいとけなげに振る舞う空良だが夫婦の契りに関しては知識がなく…?

    甘々なお話で好き。
    受が無垢だとゆ~のは萌ます。
    重症の空良を看病する件は良いですね~。
    意識のない空良の心中も、高虎の声掛けも。

    0
    2017年01月29日
  • 犬、拾うオレ、噛まれる

    ネタバレ 購入済み

    そうきたか!

    面白い系のストーカーBLと信じて読んでいたので、
    パンチくらいました。
    作者さん買いだったので、私は好きな話でした。
    後半の話は、前半が良かったので、ワクワク感半減かな?

    0
    2016年11月23日
  • 【電子限定おまけ付き】 野獣なボスに誘惑されてます

    Posted by ブクログ

    独断専行で周囲を振り回す攻が苦手なので、読むのにちょっと苦戦した。受はクールビューティなのに可愛げもあって、仕事もできる男で読んでいて楽しかった。後半、攻のアクも薄くなってきていい感じに持ち直したが、根本は変わってないようなので受のこれからが思いやられる。でもまあ、受が幸せならそれでいいか。

    0
    2016年11月03日
  • 【電子限定おまけ付き】 野獣なボスに誘惑されてます

    Posted by ブクログ

    ★4.3
    面白かった!!ヘラヘラしてておちゃらけてふざけたこともするけど、ちゃんと仕事もできるっていうギャップもいいし、邪魔者は容赦無く切り捨てる一面とか樋口社長かっこよすぎ。入江の、仕事モードとプライベートモードの切り替えも最高!素の荒っぽい言動めっちゃ気持ちいい〜!

    0
    2016年09月02日
  • 溺愛紳士と恋するマカロン

    Posted by ブクログ

    ゲイナイトの出会いから始まって、犬を通して距離が近づいていくも、受には攻に知られたくない秘密があって…というお話。
    定番だけど、こういう話って安心感がある。受もいい子で攻もカッコよく、ついでに大型犬も可愛い。親友も思いやりのあるいい人で、薄倖受が幸せを手にする物語を楽しむには、充分すぎるほど。万人に好かれるような話だと思います。
    主人公が健気な可愛らしさを持っているので、男でなくても通用する話というのが難点といえば難点。あと個人的に、濡れ場の受のあえぎ声はそろそろどうにかして欲しいところ。
    イラストレーターさん、表紙はクラシカルな雰囲気だったけど、挿絵は綺麗に書きこまれていて想像よりずっと好印

    0
    2016年02月20日
  • 溺愛紳士と恋するマカロン

    Posted by ブクログ

    ピンクの髪のイラストがすごい気になってた本。何でこんな奇抜なのかと思ってたけど、理由がわかると、中々にヘビーでせつなくて納得…。ずっと頑張って耐えてきた光のいじらしさに泣けた;;わりと最初の方でもう、2人とも同じ想いなのがわかってたのに進展しなくてジレジレしてたから、正巳さんが諦めずに追いかけてきてくれたとこはもう…!;;本当良かった;;;;光の親友の源ちゃんがいい子すぎてまた泣ける〜〜!ボルゾイのブランもめちゃめちゃ可愛かったし、すごく素敵なお話でした!

    0
    2016年02月14日
  • 空の蒼

    Posted by ブクログ

    野原さん商業初読み。すいすいとテンポ良く物語が進んでいく中で、主人公の背景や葛藤などが要所要所に挟み込まれていて読みやすかった。徹底的に受視点を貫いていたのも感情移入しやすくて良かったし、一方の攻の個性もちゃんと出ていて楽しめた。読後もまだこの物語の続きを読んでいたいと思わせるものがあって、得した一冊でした。

    0
    2015年12月26日
  • 綾瀬課長のいけない尋問

    Posted by ブクログ

    シリアスとコメディのバランスが絶妙な、読ませる作家さんの認識が強かったので、まさかこんなエロ満載の作品ぶち込んでくるとは思いもよりませんでした。見直しましたw
    エロてんこ盛りですが、テンポの良い会話運びはいつもどおり素晴らしくて、思わずニヤついてしまいます。

    リーマンものです。
    憧れの存在である綾瀬課長からの頼まれ事で、彼の部屋に上がりこむという僥倖を得た悠大。でも、彼の部屋をあちこち探検してしまったばかりに、スパイ容疑をかけられた上、Hな拷問で責めまくられてしまう…というSMちっくな展開です。
    …SMちっくなんだけど、全然痛くないのがポイントです!
    悠大はマジメで仕事にも恋にも一生懸命な性

    0
    2014年10月15日
  • 狂犬は一途に恋をする

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一風変わった人材派遣会社で働く攻と、そこに依頼人として
    現れた受のお話。

    野原さんの作品は3冊目ですが、これってもうこの方の
    スタイルなんだね、っていうくらいのテンポの良さが特徴。
    ぽんぽんと進む台詞回しに、絶妙に混ぜてくるコント風の
    やりとり。
    時折、ぷっと吹き出してしまうようなシーンも多く、最後
    まで飽きずに一気読みできちゃいます。

    攻が人情に厚く涙もろいという性格に反し、受けは現実に
    いたらしばき倒したくなるくらいのネガティブ思考です。
    ネガティブ一周旅行に出かけたらなかなか帰ってこない
    というように、本当に鬱陶しいくらいネガです。
    人の言葉尻をひっつかまえて皮肉り当てこすり……。

    0
    2013年11月16日
  • 愛されたがりの嘘つき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリアスとコミカルが交差するいつもの独特な作風とは打って変わって、最初から最後まで驚くほどしっとり切ない話でした!
    記憶喪失物です。いろんな作家さんが競っているこのテーマ。読み比べるのも楽しみの一つです。

    椎名は辣腕社長の朝倉を支える、有能な秘書。仕事はもちろん社長の夜のケアも抜かりなく、そして自身もセフレとして関係を持っています。クールビューティの見かけによらず、実は密かに朝倉を心から想っているのですが、オトコの意地と過去の苦い経験からなのか、本心はいっさい見せません。
    そうやって、かけ引きめいた大人の関係を続けていた椎名ですが、突然朝倉がアクシデントで記憶をなくしてしまい、別人のようにひ

    0
    2013年10月07日
  • 狂犬は一途に恋をする

    Posted by ブクログ

    テンポがすごく良くって面白かったです! 超ネガティブ設定だからちょっと嫌だな~とか思っていたんだけれど、二人の掛け合いがとっても面白い! そして攻の浅海の心の声がめっちゃ楽しかったです。 ネガティブで見た目もイケてない浩がドンドン変身して洗礼された男になっていくのがいいですね。 恋愛面ではなかなかCpにはならないですけれど、ちょっとしたすれ違いなんかもあって、攻め視点とあまり相性が良くない私ですけれど、これは好き♪

    0
    2013年09月20日
  • 空の蒼

    Posted by ブクログ

    注目している作家さんなのに、未読だったデビュー作。
    明と暗、シリアスな面とコミカルな面、両極端を絶妙なバランスで織り交ぜてくる手腕の片鱗がすでに見えています。

    持病の喘息のせいで、様々なことに我慢を強いられ諦めながら生きてきた27歳の銀次。名前が男前ですが、見た目だけでは性格がまさか名前どおりにべらんめえの毒舌家だとは気付きにくい、かわいい系。
    医療事務の仕事の関係でこの下町にやって来て、二週間になります。その商店街にある焼き鳥屋で出会ったのが、明るくて騒がしくて天真爛漫すぎる年下男の千明。
    銀次がシリアス&毒舌担当なら、千明はお笑い&お騒がせ担当といった役割です。

    銀次は持病のせいでいつ

    0
    2013年08月21日
  • つま先にキスして

    Posted by ブクログ

    面白いし、ちょっぴりきゅ~んってなる所もあってとっても良かったです! 最後の方のあの痛い所はなくてもいいようなきがするんだけれど、ちょっと顔が歪んじゃいましたよ! でもそこを覗けば馬鹿だけれど健気ででも男前な所もある受けが気に入りました! ラストのベットシーンは笑わせていただきました!

    0
    2013年07月21日
  • 年上の男性【特典SS付き】

    Posted by ブクログ

    イケメンスパダリ社会人×美形モデル大学生の正統派歳の差もの。
    ぐいぐい連絡する知巳が最近の子の印象だったけれど、徐々に内面も成長していって良かった。
    どちらかの目線かによって過ごした時間の意味が異なって見えて面白い。
    家族に大事にされているかは分かりにくいけど、知巳目線だと思えばそういうものかもしれない。
    付き合ってからの畔上の独占欲が可愛いし、どんどん育て変化する知巳も可愛い。

    0
    2025年06月29日
  • 大好き同士【特典SS付き】

    Posted by ブクログ

    初読み作家さん。
    タイトルと帯から勝手に両片思い予想していたら、違った模様。
    友情に恋愛感情持ち込んで関係壊すよりは一生親友でいたい、というこれはこれで王道のこじらせ話。
    個人的に受も攻もあんまり好きなタイプではなかったんですが、くっついてからが非常に初々しくて良かったです。

    0
    2024年02月08日
  • 【電子限定おまけ付き】 身代わり花嫁は月下に愛を誓う 【イラスト付き】

    ネタバレ 購入済み

    中華風ファンタジー

    皇太子×姉の身代わりに妃選定にやってきた弟

    受けの家は織物が盛んな村にあり、毒草を工夫して使うことで極上品を作りだし、宮廷と取引してきました。しかし毒草を用いているからと皇帝暗殺疑惑をかけられてしまいます。なんとか疑いは晴らしたものの、村の織物は皇室御用達ではなくなってしまいました。なんとかまた使っていただきたいと折に触れ王都へ献上にいきますが、毎回あしらわれて終わり。ある日その帰り道で迷子になった受けは、年上の少年(攻め)に助けてもらいます。

    身代わりと言ってももともと当人同士が好感を抱いていたため気持ちの上では問題ありません。
    問題なのは宮廷の中でした。どちらかといえば宮廷内の陰謀や権

    0
    2022年07月01日