沖田円のレビュー一覧
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自殺しようとする女子と生きたいと思う男子。
空っぽだと思い込んでいた女子と本当に空っぽだった男子。
正反対の2人が出逢う。
その2人のココロの変化やお互いへの想い。
10代という経験値がまだ少ない2人のピュアな成長や感性で、空っぽだったココロにたくんのモノが満たされていく。
やってみるから、わかること感じることたくさんあると思う。
やりたいことがある、やろうと思えば挑戦できる。それはしあわせなことなんだ。
どんな結果になっても、失敗なんかじゃなくてそこから何かを感じたり得られたらいい。
いろんな経験や挫折が人生を豊かにココロを豊かにするから…
今は情報がたくさんあって、知りたいことも -
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街の片隅にある静かな喫茶店「喫茶とまり木」が舞台の連作短編。
仕事と家庭の両立ができず、母親になりきれなかった女性や、趣味のアクセサリー作りを友だちに素直に話せない男子高生など、自分らしく生きることに戸惑いを感じながら日々を送っている人たちが、待ち合わせ場所として「喫茶とまり木」を訪れます。
疲れた心をほぐしてくれるのは、身近にいる誰かの、ほんのささやかな一言なのかもしれません。
背伸びをせず、等身大の自分でいられるって、ほんとうに素敵なこと。
鳥がとまり木で羽を癒すように、心が温まります。
店のレジ横に置かれて売られているハンドメイドのブックカバーやアクセサリーがそれぞれの物語をさりげなく -
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静かな街の片隅にある「喫茶とまり木」
それは心の拠り所となる場所…
仕事と家庭を両立できず、母親に慣れない苦悩を抱えた女性…
「誰もがどこかで、折り合いをつけてやっていかなくてはいけない」
趣味のアクセサリー作りのことを友人に話せない男子高校生…
「あんたのやっていることを恥ずかしいだなんて思ってるのは、あんた自身だけよ」
美人で性格も自分とは正反対の友人に憧れる、平凡な日々を送る20代の女性…
「人と同じがつまらないとか、人と違うから駄目だなんてことはない。何がかっこいいとかかっこ悪いとかも決められない。それぞれ、自分の息のしやすい場所で、自分に合った生き方をしたらいいんだって知って -
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おばあちゃんから受け継いだ丘の上の『洋食屋オリオン』。
オーナーシェフのくるみは、ホール兼スイーツ担当の真湖ちゃん、高校生アルバイトの蒼くん、そして看板猫のネロといっしょに、絵本の中から出てきたような可愛らしい建物の洋食屋さんをのんびりと営んでいます。
『洋食屋オリオン』は何か特別なメニューがあるわけではなく、とっても素朴な洋食屋さんなのだけれど、特別な思いを持つ地元のお客さんたちに長く親しまれているのです。
両親を亡くして叔父さんと暮らしている潤、キャバクラでナンバーワンのカオル、お嫁さんになりたいという夢を叶えた専業主婦の由紀、母と二人きりの生活を送る小学生の美和。
この町に住む常連さんた -
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☆4
初めましての作家さん。
ほっこり心温まる作品が読みたくなり、手に取らせて頂きました❁⃘*.゚
街の片隅にある静かな喫茶店「喫茶とまり木」を舞台に描かれた物語。
「喫茶とまり木」は、SNS映えするような今時の洒落た店ではないし、他にもよくありそうと言えばありそうな店なのに…どうしてか訪れる人にとって、つい足を運んでしまう不思議な引力のある場所なのです。
きっとそれは、なんの理由もなくても、何か理由があっても、誰でも少しだけ羽を休められて、ゆっくり呼吸ができる場所だからだろうなぁと物語を読んでいて実感しました。
連作短編になっているので、「あ!この人はあの時の!」と気付きながら読み進め -
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桜子と、義母と、夫の前妻の娘。三世代の血のつながらない3人で暮らす花守家。
血縁という確かな繋がりがないが故に遠慮したり気負ったり、最初はぎくしゃくしながら始まる生活だけれども、徐々に家族という輪郭が作られていく。
家族は心休まる温かな居場所。
「おかえり」「ただいま」
毎日帰る場所があり、毎日迎えてくれる人がいる。そんな場所が家族というものなのだ。
季節めぐり様相を変えていく花守家のハナミズキと共に、穏やかな生活が営まれていくのだろうと感じられた。
「自分の中にほんの少しでも好きって思える部分があるだけで、ちゃんと背筋を伸ばせるようなきがするから」
このお守りのような素敵な言葉が心に残