沖田円のレビュー一覧
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一日しか記憶が持たないって、どういうことだろう?本人にとっても、とても怖いことだろうけど、周りにいる人も怖いな。って思った。
ある意味、その人だけ、成長しないってことだから。
この小説の主人公は、とてもピュアで、育ちの良い男の子で、中学生くらいの時に事故で、記憶が持たなくなったという設定。そこまでの記憶しかないから、他人を疑ったりしないんだろうし、素直な物言いも、可愛らしい。だけど、そのまま、成長したら?成人して、中年になって、、、どうやったって、外見は変わっていく。それが、自分と認識できるのかしら?周囲の人は、外見と内面のギャップを寛容に受け入れられるかしら?
お話の筋とは、全く違うところに -
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ネタバレ春夏秋冬の各国の長もしくは近い人たちが主人公に割と好意的というか友達感覚でいたので油断していたら、ラスボスはそこにいたという。
そこは個人的には意外だった。
その他は割と予想通りだったので、ある意味安心して読めた。
気になったのはヒーローの影の薄さ。
主人公のためとはいえ避けていたこともあって、主人公との絡みがそもそも少ない。
しかも途中で結婚を無かったことにして物理的に離れ離れになる、最終的に主人公がそんな彼を助けに行くというヒロインポジションという立場逆転まで起きている。
絡みはお姉さんとの方が多かったのではなかろうか。
ラスボスの方が目立ってたし。
前世からの恋がやっと報われる話ではあ -
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とまり木にとまるようにホッと一息ついて休憩できるような場所。
そんな喫茶店の名前が素敵。
待ち合わせをして過ごすお客様の中で、「コーリング・ミー」の歳の離れたハンドメイド友達の話が素敵でした。
男子なのにという最近の小説でありがちな設定は関係なく、好きなことを追求することで繋がれる縁みたいなものに惹かれます。
5話目は展開が想像できてしまったけど、最後にある人が泣いた場面がいいんです。
そんな気持ちになれたことにこちらも胸がポカっと温まり、「そっか、泣いちゃったんだね」って言いたくなりました。
でもちょっと、そこで終わりなの?というラストかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ普通の人とは違う時間の流れ、理の中で生きる魔女が現実世界で「そういうもの」として受け入れられているという設定が優しくも素敵な世界だった。
寿命も長く、魔法で何でもできるから(但しデメリットが全くないわけではない)妬まれたり、迫害されたりしないのかと思ったら、上記の通り「そういうもの」として受け入れられているから、所謂魔女狩りはなさそうな雰囲気。
それでいて、魔女と人間との時間の流れが違うので、同じくらいの時間軸だと思って読んでいたら、最後の最後でしてやられるという。
最後の話は、ベタといえばベタなお約束の展開ではあったが、素敵な「再会」話だった。
冒頭の話の少年が知りたかった答え、そして今作の -
Posted by ブクログ
丘の上の一番見晴らしのいい晴ヶ丘五丁目に『洋食屋オリオン」は建っている。濃いオレンジの瓦屋根と薄いオレンジの塗り壁、木枠の出窓に木製のドア。南欧の建築を参考にしたらしいオリオンの外観は、絵本の中の建物みたいだ。
最初のお話は、ちょうどこの時季にピッタリなお話。
6歳のときに、交通事故で両親を亡くした女の子が、18歳の春、大学に合格して晴ヶ丘を離れることになりました。
12年間、彼女を育ててくれたのは、父親の弟、叔父さんです。
彼女が最初に外食に連れてきてもらったのが、この洋食屋オリオンでした。そのとき食べたオムライスが、彼女にとって世界一のオムライスとなりました。
彼女は、家を出