沖田円のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あえて、この作品をいちばん最初に読んだ三年前と同じレビューを載せます。
三年経っても、同じ想いを感じたし、同じことを願いました。
「若い世代に、広く読まれますように。」
本当はずっと前からスタートラインには立っている。
でもそこから一歩を踏み出すのは、誰だって不安で怖くて動けなくなる。
一度は閉ざしてしまった世界。
不本意で切ってしまったゴールテープ。
でも、まだ終わりじゃないから。
世界はこんなにも広いから。
空は広くて、真夜中にだって小さくとも光はあるでしょう。
走ってるだけでは見えなかった星空を見上げて、そこに広がる新しい世界を感じて。愛しい手を取り合って。
On yo -
Posted by ブクログ
晴ヶ丘の丘の上に立つ洋食屋オリオン。そこは若い女性シェフのくるみ、パティシエ兼ホールの真湖、高校生バイトの蒼の三人が働いている。
美味しい料理と居心地の良さで街の人気のお店だ。
その店に来るお客さんたちの人生の1ページと美味しい料理を描いた短編集。
一度も会ったことのない実の父の創業の為に晴ヶ丘を訪れた女性、高齢猫の最期を看取る若い夫婦、学校に行けなくなった男子高校生、晴ヶ丘に引っ越して来た昔の恋を忘れられずにいる女性。
それぞれの日々とオリオンで提供される料理が絡み合い、また明日へと踏み出していく。
どの作品も読みやすく気分良く終わっていて、もっと読みたくなる。シリーズ前作もあるようなのでそ -
Posted by ブクログ
丘の上にある可愛い洋食屋オリオンは、「どこにでもあるような、でも誰かにとって特別なお店」。両親を亡くして叔父さんと暮らしている女子高生が、第一志望の大学に合格して食べたのは、トマトソースオムライス。両親が死んだことも理解できず、悲しくて泣いてばかりいた自分を慰めるために叔父さんが初めてオリオンに連れてきてくれた時に食べたのと同じ。キャバクラでナンバーワンの女性は、体形維持のための食事管理しているが、時々無性にカリカリパンチェッタのカルボナーラが食べたくなってやってくる。食べているときの顔は子どもみたいに無邪気で…。優しく温かな気持ちになれる。
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